お化けの花子さんは、普通の女の子でした。

漫点

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帰還

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そして、僕は数週間。

素振り‥‥‥稽古を続けると!!!

豪炎一閃ごうえんいっせん】を習得した。

そして、何故か!?ほぼ素振りをしていただけなのに

剣術が、上達した。

不思議だー‥‥‥!!!

こらは、師匠の魔法なのか? そう思った。

そして、師匠との稽古は

とりあえず、一段落‥‥‥

まだ技一つ!!!素振りだけしかしてない。

まぁ‥‥‥終わるはずもない!!!

しかし、師匠は僕を学校の授業に戻した。

僕が皆んなに会うのは、久しぶりだ!!!

皆んなどれだけ!強くなったのだろう!!!

僕は、期待に胸を躍らせながら教室に向かうと‥‥‥

教室が、何やら騒がしい!!!

急いで行くと‥‥‥

ポン太が、釣り糸の先の大きな火の玉をぶん回していた!!!

「な‥‥‥なにしてるんだ!!!ポン太!」

「あ‥‥‥アニキーーー!!!止めて‥‥‥
止めて下さいーー!!!」

何がどうして、こうなったのかは分からないが‥‥‥

とりあえず、ポン太を助ける事にした。

そして、僕はタマギツネの剣を構えると‥‥‥

イッポウ無しで‥‥‥その炎を受け止めた。

そして、吸収!!!

タマギツネの剣が、緑色の炎が灯る。

僕は、それを【|豪炎一閃《ごうえんいっせん】で、外に放出した。

「アニキーー!!!助かりました!!!」

「‥‥‥どうして、こうなったの?」

すると‥‥‥

教室に居た!花子さんが、教えてくれた。

「おお!花子さん‥‥‥久しぶり!!!
とても、会いたかったよ!!!」

「うん。私も‥‥‥」

花子さんは、相変わらず!!!恥ずかしがり屋さんだな‥‥‥

で!本題に入ろう。

花子さんの説明によると‥‥‥

ポン太は、強くなろうと‥‥‥この数ヶ月!
学校の近くの森で、1人特訓をしていたらしい。

そして、それを終え!!!

今日、戻って来た!!!

そして、自身に満ち溢れた顔をしていると‥‥‥

サスケくんに、絡まれたらしい‥‥‥

ポン太は、そこで自分が強くなった事を話すと‥‥‥
サスケくんとイズナちゃんに馬鹿にされ!

ポン太は‥‥‥

それを証明するために、強大な狸火を作り出し!!!振り回すと止まらなくなったらしい‥‥‥

なんて、馬鹿な事をしているのだ‥‥‥。

「サスケくんもイズナちゃんも‥‥‥面倒くさいから‥‥‥ポン太を虐めないで。」

「ああ‥‥分かった。」
「‥‥申し訳ございません。」

いいよ‥‥いいよ‥‥次は、気おつけてね。

などと話していると‥‥‥

教室の扉が‥‥‥

ガラガラ‥‥‥と開くと!!!

クラマが、入って来た。

「‥‥えっ!クラマ‥‥‥!?
いつ戻ったの‥‥‥???」

「今朝戻って来た!!!」

「・・・」

一難去ってまた一難‥‥‥とは、
こう言う事か‥‥‥

「どうやって戻って来たの?
ミラ迎えに行ったの!?」

「私は、行っていません!!!」

「だよね。今朝、一緒に居たもんね。」

「自分で、戻って来たのじゃ!!!」

「えっ!自分で!? 新しい能力?
凄く気になる!!!」

「まぁ‥‥そう、慌てるな!主人。
いずれ!お披露目しよう。」

「えぇー!!!勿体振るなよ!!!」

そんな事を話しながら皆んなが、クラマに挨拶をすると‥‥‥

ポン太が‥‥‥

「何じゃ!!!コヤツは!!!
我が兄貴に、馴れ馴れしい!!!」

「あ"あ!?なんじゃコイツは‥‥‥」

「ああ、コイツはポン太! 野良の妖さ。」

「アニキー!!!わっしは、野良ではありません!!!
アニキの下僕です‥‥‥。」

「‥‥‥えっ!違うよ!!!」

「違くありません‥‥‥。」

「えぇー!!!普通に嫌だよ。」

「で‥‥でも‥‥‥名前を付けてもらったし‥‥‥。」

「・・・」

僕は、周りを見渡すと‥‥‥
皆んな無言。

「えっー!!!マジ!!!だから、お前森に帰らないの!?」

「はい。」

「あれ!ミラ‥‥‥」

「はい。」

「妖を配下にする時って、どうするんだっけ‥‥‥」

「納得した妖に、主人が名前を付けるのです。」

「‥‥‥って、事は」

「はい!わっしは、兄貴に名前を付けてもらってます。
ので、配下です。」

「‥‥‥あれは、適当に呼び方が分からないから付けた名前で‥‥‥
それが、本当の名前になるとは思ってなかったんだよ!!!」

「しかし、名前は名前です!!!」

すると、クラマが‥‥‥

「まぁ、いいじゃないか‥‥‥主人。」

「えっ!いいの?本当に、いいの?」

「ああ、何を気にしている?」

「いや‥‥‥クラマ!狸は、嫌いかと思って‥‥‥。」

「‥‥別に好きでは無いが‥‥‥
別に、主人の配下となった者は別じゃよ!」

「おおー!クラマ‥‥‥大人になったね。」

「‥‥‥では、わっしも兄貴の配下になったて事で、宜しいのですね。
やったーーー!!!」

「まぁ‥‥クラマが、良いなら!別にいいか‥‥‥!?」

「小狐達の弟分だと思えば、可愛い物です」

「はぁ!何を言っておる!!!
わっしがアニキの1番の配下じゃ!!!
後から来たお前は、黙っておれ!!!」

「何言ってんだコイツ!!!」

「後から来た奴が、しゃしゃってんじゃねーって事だよ!!!」

「‥‥‥主人。コイツ、殺していいか?」

「うん。ダメ‥‥‥仲良くやってね。」
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