泥棒冒険者!恵まれなスキルですが勇者目指して頑張ります。

漫点

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第二章【仲間】

【40】フェル

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紅姫と僕の戦闘が、終わると! 炎の恩恵を付与できる者を調べると!

勿論! フェルが該当する。

フェルに炎のダンジョンの恩恵を与えると……

フェルの炎が強化され! 

炎武装【豪炎の王】が習得された。

僕達はフェルに【豪炎の王】を見せて欲しいと頼むと……

フェルは力を溜めると【豪炎の王】を発動する。

炎がフェルの全身を包むと、尻尾や足元を炎で覆い! 首元には炎のタテガミを纏っていて、まるで炎のライオンの様な姿へと変わった。

フェルは、口から炎を吐き出すと!!!

その炎は、凄まじい爆発を起こし! ダンジョンの地面に大きな風穴を開けた。

彼は、もう少し成長をして大人になったら間違いなく! Sランクの魔物に成長するだろう……そう思った。
(もしかしら、もうSランクの域にいるのかも知れない……そうとも思った。)

それから、僕はフェルに極力全力で戦わない様にと注意をしておいた。

そして、色々と試した後に
僕達は一階のダンジョンルームに戻る事にした。

実は、僕の新しい魔法を試している時に……
水魔法と闇魔法を融合して、真っ黒いスライムを作る事に成功した。

これは、とても便利な能力で黒スライムを増殖して使うと、かなり広範囲の探索が出来る上に黒スライムを通して自分の目で見る事ができる為に、今まで以上に探索が楽になる。

しかも、黒スライムを集めて人の形にすると! 真っ黒な僕の分身が出来上がった。

さすがに言葉を話す事は出来ないが、僕の命令を聞いてくれるし! 何より僕の魔力で作っている為に、彼がいる場所になら転送魔法が使える為に今後は、ダンジョン内に居ても僕もダンジョンルームに戻る事ができる様になった。
これで、毎日お風呂に入れる!

僕は、この技を【シャドウ】と呼ぶ事にした。

そう喜んでいると……アルが……

「なら、ライムはもういらないね。」

そう言ったので、僕はアルを叱る……

その後! ライムが落ち込んでしまったのではないかと、慰めようとすると……

ライムの姿がなく! 僕達は、ダンジョンルームの一階にライムを置いて来てしまった事に気づき! 急いで迎えに行く事にした。

僕は、心の中で……
(ごめんよ。 ライム~……)

そう唱えた。

ダンジョンルームの一階に戻ると、普通にライムが居たので安心すると……

いきなりアクアの悲鳴が上がった!!!

何かと思い。尋ねると、何でも! ダンジョンルーム内に置いてあった。
魔素濃度の高い薬草と普通の薬草、他にも色々な野草や毒消し草などをライムが食べてしまったらしく。

アクアはライムにカンカンに怒っていた!

僕は、これはマズイと思い。

「また、取ってくればいいから」

そう言ってアクアを宥めた落ち着かせる。

すると、ライムが状況を察したのか恐る恐る
ゆっくりと近づいて来ると……

僕と紅姫を水魔法をかけて来た!

_______________________________________________
あとがき

申し訳ございません!
昨日投稿したと思ったら保存しただけで終わっていました。

ですので、もう1話投稿させて頂きます!!!

今後は、この様な事が無い様に気をつけます。
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