じだんだ!

ゆきだるま

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第一章 〜尾行から始まるバイオレンス〜

その4 時速80キロの乳房

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「却下」
「却下ってなんだよ却下って!」

 ここはDQN共が喧嘩するのに使ってるらしい決闘場と呼ばれる廃ビルの一室。
 隅っこに置いてある本棚にこないだなかった血糊がついてる。…あれにぶつけられたら痛そー。…というか毎回毎回なんでこんな物騒なとこにわざわざ呼び出すんだよ。

「そんなの嘘に決まってんじゃない」
「けどよー」
「けどよーもクソもないのよ。あんたらは由美のあの悲しそうな怯えた顔を見てないからそんなこと言えるんだっての」

 俺達は今車塚晶に呼び出され、由美ちゃんのストーカー、ゆーくんの弱みを握る大作戦の経過報告をさせられていた。
 俺たちの調査の結果、ゆーくんは悪い奴じゃなさそうだし、そもそもストーカーしてたのが誤解だってことを報告したら全く信じない晶さん。

「そりゃあ見てないけどさ、そーいう晶さんだって見てないだろ? ゆーくんの素の状態。…あれは完全に善良な市民の目だよ? 彼、晶さんにビビってるからオドオドしていかにもストーカーしそうな男に見えただろけどさ」

「見えたじゃなくてそうなのよ。何?私の人を見る目を疑ってるっての?」

 俺は必死に弁明するも目を細めて威圧してくる晶さん。…イチャモンの付け方がまるっとチンピラだよ。

「いや、そうは言わなけ…、言うよ! アンタ節穴だよ! もっと自分の怖さ自覚して?」

「は?」
「あだだ!あだ、あだ…」

 晶さんにアイアンクローをキメられ悶え苦しむ俺。

「いやいや、マジなんだって! エロのプロフェッショナルである俺にはわかんだよ。あいつの目は変態のそれとはちげーよ」
「…はっ。何がプロフェッショナルよ? アホなの?」

 ヤレヤレと両手を振る晶さん。こいつ一回思い込んだら中々意見覆さないタイプだな? …鬱陶しすぎる。

「とにかく! 早くあいつの弱みを見つけて来いっつってんのよ。早くしないと尿道に針金入れてやる」

 …やだなー。

2

 しかし最近どうにも忙しいというか疲れるというか…、ゆーくん問題はなんとかしないといけないし、刀根山さんの前で赤っ恥はかくし、ホントろくでもないな。

 ゆーくんの件は雅人に任せてしばらく引き篭もってやろーか…。

 しかしこいつらは呑気なもんだ。昼休みの教室を見回すと、各々が雑談に華を咲かせたり、勉強したり、スマホを何やら一生懸命見つめていたり。お前らにはわかんないだろうな、俺の苦労が。学校にバイトにストーカー問題に気になるあの子の前での大恥、社畜もびっくりの忙しさだなこれは。やれやれ、みんなより早く大人になっちまったようだな。

「…あの、江坂くん」

 俺が1人無意味に悦に入っていると声がかけられる。声の主は刀根山穂波ちゃん、俺は彼女が少し気になっている。この展開は普段なら心の中で盛大なガッツポーズをキメて頭の中の天使と悪魔が手と手を取り合ってオクラホマミキサーな感じになるが、どうせ昨日のアレの話だろう。…気まずい。

「あ、刀根山さん、どしたの?」

 俺は努めて普通な感じを装いながら顔を上げる。装えているよね? 普通。…自分じゃわからんから不安だ。

「あの、ちょっと、…いいかな?」

 少し小さな声で遠慮がちに尋ねられる。…うん、99%昨日の話だな。こんなとこじゃしにくいだろうし。

「あ、うん、いいよ」

 1パーくらいはドキドキ展開だと思いたい自分を恥じながら俺も普段より小さな声で答えながら立ち上がる。

「ありがとう。…ごめん、ちょっとこっちに」

 ーーー刀根山さんについて行った先は階段を上がった屋上の踊り場。昔の学園ものみたいに屋上の鍵のコピーが出回っているなんてことはなく鍵は閉められたまま、ご丁寧にドアノブにはチェーンがぐるぐる巻き。

「えっと…、昨日のことだよね?」

 うつむき気味な刀根山さんに俺から話を切り出す。

「うん、…昨日、ホントごめんね、わたし、マルくんとかに強く言えなくて、江坂くん知り合いなのに、その…」

「大丈夫だよ、わかってるって! あんなん誰だってとめにくいじゃん?」
 
 "知り合い"と形容されたことが胸に突き刺さるのを無視して笑いかける。刀根山さんは絞り出すように、

「あの、ありがとう、ホント、今更こんなの言う資格ないっていうか、変なんだけど、江坂くんがどうでもよかったからとかじゃなくて、その…知り合いだってバレたらマルくんとか江坂くんにすっごく酷いことしそうだったから、その…」

「そっか、ありがとね。なんか俺もっとかっこ悪いじゃん。情けない姿見せたうえに庇ってもらっちゃったよ」

 申し訳なさそうに一生懸命話す刀根山さんが可愛いのと、自分が思ってた以上にかっこ悪いことになってるのとで顔が引きっってしまう。

「そ、そんなことないよ! マルくんも、ヤスくんも、逆らってきた人めちゃくちゃにするから、江坂くんが喧嘩しないでくれてちょっと安心したっていうか…、あ、ごめんね、わたしがこんなこと思っちゃだめだよね?」

 少し語気を荒げてフォローされる。…そうか、めちゃめちゃにされるのか、うん、俺の態度正解だな。

「いやいやいや、心配してくれてちょっと嬉しいよ、情けないけどね。俺は大丈夫だから気にしないで欲しいな」

「うん、ありがとう。…でね? わたしと知り合いだってマルくんたちの耳に入ったらいけないから、もしわたしを見かけたら知らんぷりしたほうがいいと思うから…」

 そういう刀根山さんの顔が少し残念そうに見えたのは俺の願望だろうか。

「ん、わかった、気ぃつけるよ」

 ここでゴネて困るのは多分彼女だろうからそのまま頷く。
 …ホントはモヤモヤしまくりだけど。
 …どうせもうビビっちゃってるから外で話しかけるの無理だけど。
 …度胸欲しいなぁ。…いや、まだ遅くはないたろ。

「だ、だったらさ」

「…どうしたの?」

 俺の上擦った呼びかけにほんの少しだけ首を傾げる刀根山さん。控えめな動きと、申し訳なさそうだがそれでも少しだけ合わされた視線にドキッとさせられる。

「が、学校でだったら話してもいい…かな? あ、いや、お、俺さ、なんつーか、…その、嫌じゃん? そんな理由で刀根山さんと話せないの…」

 うわー! く、苦しすぎるじゃないか! なんだそのどもり方は! 惚れてると宣言してる感じだろこれ…、いや、惚れてるかはわかんないけど完全にそうとられるだろ? しかも惚れ方女々しすぎるだろキモいだろ…

 えーっと、刀根山さんの、反応は…。

「…うん、それは、大丈夫…かな」

「そ、そっか…、ありがとう」

 俯いてそう答えてくれる彼女がほんの少しだけ照れているように見えたのは俺の願望が投影されただけなのだろうか? それとも、俺の態度が寒すぎて聞いてるだけで恥ずかしくて耐え難いという感情が溢れ出ているのだろうか? …どうか前者でありますようにと祈る俺がいかに未熟で自分勝手かを、この時は全く気づけなかった。 


3

「おい! 知ってるか? 時速80キロで走る車の窓から手ぇ出してモミモミしたらおっぱい揉んでるのと同じ感触らしいぜ?」

「ホント? ゆーくん80キロ出してみてよ」

 俺達ははゆーくんの車でドライブしていた。

 親と旅行に行かなくなってから車なんて乗るの久しぶりだから若干テンションも高くなるというものだ。
 いつもは違った速度で流れていく大通りの街灯に、いつもは通らない道路の真ん中。
 カーステから流れる『気まぐれロマンティック』が普段より俺のロマンチックに訴えかけてくる。

「…しょーがないなぁ」

 ゆうくんが少しアクセルを踏み込み、車が加速する。車高を低くしているせいか道路の段差を超えるたびガタンと腰に振動が来るのが少し楽しい。

「80キロ出たよー」

「どれどれ?」

 言いながら俺と雅人は手を伸ばしモミモミと動かす。しかし、5月の夜の少し冷えた風が手のひらの水分を奪うばかりでおっぱいっぽいぬくもりやニヤニヤ感は全く感じられない…、気がする、だって本物知らんもん。え? こんなんなの?

「おい、ホントにこんなんなの? 雅人よー」

「んー、押し当てられた事はあるが揉んだことはまだねーからなぁ…、あ、ゆーくんもやってみてくれよ?」

 雅人に言われたゆーくんは、運転席の窓を少し開け、遠慮がちに指を閉じたり開いたり。

「ゆーくん! そんな揉み方じゃわかんなくない?」

「いや、…だってこれなんか馬鹿みたいじゃない?」

 確かに車の運転中に窓から片腕を出しているだけならちょっとガラ悪いみたいなイメージで済むが、その手をモミモミさせているとなるともはや変質者の領域だ。

「いーじゃんか、俺たちじゃわかんねーんだから」

「…い、いやー、これは違うんじゃないかな? なんか硬いし! もっとこう、本物はプニプニしてるよ、なんかこう…」

 意を決したように指をワキワキと動かしながら答えてくれる。

「え、そーなん? 硬さも違うの?」

「あ、あー、硬さ、硬さね! えー、と、も、もうちょっと硬いかな?」

 声を引きつらせながら答えるゆーくん。きっと本当はおっぱいなど触った事がないのだろう。彼、意外と意地っ張りである。

「そうなんだねー、やっぱゆーくんはすげーな! さすが大学生じゃん? そーかー、もっと硬いのかー…、これより硬いんだったら3組の山崎と同じくらいか…」

「おー、あのデブな! おっぱいがアイツの脂肪と同じ硬さだと思うとちょっと萎えるな…、やべー、風切り音が山崎の叫びに聞こえてきた!」

「…俺もだ、こういうトラウマで男はEDになってくのかもしれないな…」

「あ、いや、その、あくまでぼ、僕の主観だから、硬いっていってもやっぱりや、柔らかいし、その…」

 と、ひとしきりゆーくんを焦らせた後、本題に入る。
 俺達は、晶さんが早くゆーくんと由美ちゃんが二度と会わないように、晶さんのことも訴えないように話をつけろと急かしていること、それからゆーくんが本当はストーカーなんかじゃないということを話しても全く信じなかったことをゆーくんに伝える。

「…そっかー、やっぱりそうだよね」

「バカなんだよあの女! 自分の感じ方が絶対的に正しいと思ってやがんだぜ? 『由美を傷つける奴を許しちゃおかないんだからー』とか思ってんだろうけど脅して俺らに言うこと聞かしてる自分のがよっぽどワルだっての!」

「ほんとそーだよ。アイツ絶対的知らないよな? ゆーくんがいかにお人好しかとか、ホントはおっぱいなんか揉んだことないくせに見え張って知ったかぶるとことかさ。…あいつ自分が見てないものは存在しないと思ってるよ絶対」

 脅され付き合わされている俺達はここぞとばかりに不満を言う、それを見たゆーくんはやれやれとばかりに言う。

「いやー、困ったね…、別にあの子を本当に訴えるつもりなんてないんだけど、このままほっとくと由美ちゃんがどんどん馬鹿になっちゃうよ…、小学校の頃はあんなに勉強できたのに…、今じゃあの子、後醍醐天皇のこと、銀河鉄道999歌ってる人だと思ってるよ」

 …逆にすげーだろ。

「…ま、結局さ、あのアイアンクロー女はゆーくんの弱み見つけないと気が済まないんじゃないの? なんか負けず嫌いっぽいし」


「だろーな、いつも脅す側だから脅されたのが我慢できねーってのは絶対あるよ。もういっそ弱み教えよーぜ?」

 奴が納得しない限り俺達は詰められるし、このままほっとくとゆーくんはあの女に殴られたり針金入れられたりするだろう。

 逆に言うと彼女は弱みを握ってギャフンと言わせることに執着しているから、嘘でもなんでも『これが弱みだ!』とばかりに見せてやれば勝った気分になってこの話は終わるんじゃないのか?

「えー…、でも弱みなんてないけどなぁ」

「なんかあんだろ? オナニーする時に自分の体縛ってるとか、近所のおばさんに劣情を抱いてるとか、女装趣味があるとかよ」

「ないよそんなの」

「えー? ないの? 面白くねーなー」

 ふむ、あるかないかは別にせよそんな弱みがあったとしてそんなの俺達にだって普通言いたくないだろう。となると、ん?

「なあ、ゆーくん、女装してみない?」

「え?」

4

「んー、なんかおかしいんだよね…、眉毛かなー?」

「いやいやオメー、ファンデーション塗り過ぎなんだよ! それじゃオカマバーだべ?」
 
「んー、確かに…、なんか老けたな、一回落とすか」

 俺達はゆーくんの家に戻り、彼を女装させるべくまずは化粧を施していた。化粧品は雅人の姉(ギャル)の物をパチってきて使っていて、化粧の方法はスマホで調べながら手探りだ。現在ゆーくんの顔は、異様なまでにツヤのない肌色で、瞼にはダークグレーのアイシャドウ、チェリーピンクの口紅が合わさってスナックのママのような顔になってる。

「あの、そんなこだわらなくてもいいんじゃ…」

 もちろんゆーくん自身は楽しいわけもなく、帰ってきてからというもののずっと困惑の表情を浮かべながらされるがままとなっている。

「いやいや、やんなら完璧にやらねーとマジの弱みだとは思ってくんねーだろ?」

「そうかな…、どちらかというと中途半端にやってる方がそれっぽいんじゃ…」

「んなことないって! 完全にこなしてる方が、『コイツ何年女装してんのよ! あたしがアレ切り落としたげよかww』とか思われてリアルじゃんか」

 もちろんそれは建前で俺達は半分以上は面白がってるだけだが、化粧というものはやってみると意外と奥が深い。俺は今まで顔ってのは目や鼻といった顔のパーツがついてるバランスで良し悪しが決まると思っていたが、思った以上に色合いのバランスってのは顔の印象を変化させる。 
 今にしたって本来ゆーくんはわりと整った顔立ちをしちゃいるが、少し青白い肌に色の薄い唇がどこか気弱そうな雰囲気を醸し出している。しかし、今の濃ゆい色に塗られた顔面からは、『あら~ん、また来てくれたのね~ん』とでも言い出しそうな勢いを感じる。
 せっかくだからゆーくんを美少女にしてやろうという目的を考えればそれはこの顔のまま女の服着た方がマシなんじゃねーのってくらいには失敗しちゃいるが、色合いの変化がぱっと見のキャラクター性まで変化させているのもまた事実。

「よーし、じゃ、いっぺん落として今度はちょっとずつ様子を見ながら塗ろう。あとこの口紅あんま似合わないからもっとナチュラル系で攻めてみよーよ」

「だな! ゆーくん元の顔つきが大人しめだから派手なの使うと変に老けちまうんだよな。ファンデももっと美白系のやつに変えたほーがいーな。…あ、これこれ」

 …3時間後。

「うおー! こいつぁやべぇ、ゆーくんって知らなきゃ勃っちまうべ?」
「うんうん、いいよいいよ! 派手すぎず、しかし華やかさも蔑ろにはしていない配色がうまい具合にあどけなさと妖艶さをミクスチャーだよ!」

「…顔が痛いんだけど」

 俺達はあれから化粧しては落としてやり直すという作業を5回ほど繰り返し、最高の美少女を作り上げることに成功した。

 アイドルほどキラキラとさせるのではなく、少し意地悪そうな感じを残すことで清楚と小悪魔のハイブリッド感(雅人の希望)と、無表情の時は少し攻撃的だが、微笑むと一転、大抵のことは笑って許してくれそうな素朴さ(俺の希望)の両方を演出することに成功した。
 最終的な仕様は、オークル系の中でも少し色の薄いものを更に薄く塗り、頬の周りだけピンク味のあるものをスポンジで少しだけ乗せてほんのりとチークをつけることで、気取らない素朴な感じと清潔感を演出。
 アイシャドウはライトグレーのものを薄く狭く引き、さり気なく目つきに華やかさをプラスし、強すぎない小悪魔な印象を付与。
 口紅は塗らずに色付きリップで派手さを抑えた街角感を抱え込ませることに成功した。
 更に雅人の姉の部屋からパチってきたライトグレーで膝丈のフレアスカートと薄手のカーキのミリタリーシャツを合わせることで女の子らしい柔らかさとカジュアルな人懐っこさを、同じくパチってきたウイッグ(ちょっと茶髪のストレート)をつけることで程よいお姉さん感を手に入れ、今やゆーくんは俺たちの理想の美少女と化した。

「完璧だよこれ金取れるレベルじゃん!」

「ホントホント! 街歩いてんだけでも男共が金渡して来そう! …あ! そうだ、せっかくだからナンパされに行こうぜ!」

「いいねー! んで男が骨抜きになったところで『はい残念でしたー!』っつってチ○コみせたりなんかして! よし、それで行こう!」

「…もう外誰も歩いてないよ、…もう1時だよ、…ていうかなんの為に僕女装したんだっけ?」




 

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