<3ヶ月の宝物>

yoshi

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第三話 新しい日々の始まり

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デートしてからしばらくは、また忙しい毎日をお互い過ごし、相変わらず毎日メールのやり取りで日々を過ごして行った。
でも、以前と少し違う所がある。連絡の回数や、時間の会う時に電話したりと距離は見るからに縮まっていた。

でも、内心はまた会いたいと思う気持ちが強くなっている。
その気持ちを我慢出来るのも、電話やメールで必ず、

「明日も元気に頑張ってね♪また絶対日作るから!!」

そう必ず言ってくれる彼女の優しさに心は完全に持っていかれていた。だからあまり会えなくても我慢出来る!と、思ったがその後やり取りを続ける中で、一ついい事を思いついた。彼女がバイト終わる頃に迎えに行けばいいんだと。そこで提案してみると

「悪いからいいよ。」

と遠慮されたが、

「俺が会いたくて行くんやから大丈夫。」

この一言で快諾してもらえた。

それ以降、彼女のバイト先から自宅までの少しの時間だけ会って話すのが日課になった。勿論一切触れる事はしないけど、会って話せて笑いあえる事が本当に俺にとって幸せだった。

ある日、奇跡的に俺の仕事の休みと瑞希ちゃんの休みが合ったので2回目のデートが決まった。
初デートから一ヶ月近く経っているけど、全然問題なし。お互いの日々の疲れも考慮して今回は遠出せず近場で遊ぼうとなった。

今回はボーリングに行こうとなったから、折角なので岳カップルも誘って4人で行く事に。

当日、俺は瑞希ちゃんの家に迎えに行き、現地で合流。少し遅れて岳達カップルも到着。
久しぶり~と少し話しいざボーリングへ!俺はボーリングそんなに上手く無いけど今回はいいところ見せようと張り切る。

早速ゲームを開始。勿論カップル対決となった。岳はボーリングが上手いから少し不安。
1フレーム、2フレームと球を投げストライクが出るたびにハイタッチしていちゃつく岳達。それを横目に羨ましく思う俺。とはいえ、こちらはストライク0。瑞希ちゃんにはまだ触れちゃいけないから、、、と心に強く思いながらゲームを続ける。

すると、次のフレームで何と俺はストライクを出した。感極まって喜びながら戻り反射的に瑞希ちゃんにハイタッチ。

あ、やっちまった、、、

すぐにハッとして彼女の方を見ると、満面の笑みで楽しそう。
恐る恐る彼女に聞く。

「ゴメンね。今触っちゃった。約束したのに、、、」

申し訳無さそうに俺が言うと、

「ホントだね笑 なんか吉哉君だと大丈夫みたい笑 こっちこそゴメンね、気を使わせて。」

俺は驚きすぐに嬉しさに代わり、

「もう一回いい??」

と聞くと

「うん。大丈夫。」

勇気を振り絞り手を握ってみる。ギュッと。
大丈夫!避けられないし、ギュッと握り返してくれた!もう舞い上がりそうになるくらい嬉しかった俺はなぜか顔が真っ赤だった。それと共に彼女も真っ赤だった。
そんな2人の空間を向かいに座る岳カップルがニヤニヤしながら見ていたからより一層顔が赤くなった。

そんな大きな出来事があったから正直ボーリングは二の次で自分のスコアすら覚えていないという展開に。

その後みんなで楽しくご飯を食べて楽しい1日は終わりに近づいた。

帰り道、今日一日が相当嬉しかったから車の中でずっと手を繋いでいた。またその進歩について2人でこれからの事や楽しい会話をしながら自宅前に送り帰路についた。

そんな時、お互いの呼び方についての話になった。

「どうしよっか?何て呼べばいい?俺は瑞希って呼び捨てがいいな!いい?」

俺が問いかける。

「全然いいよ。私は何て呼べばいいかな?いつも吉哉くんは元カノ達に何て呼ばれてたの?」

瑞希ちゃんに聞かれた。

「う~ん、色々あったけど、吉くん(ヨシくん)が一番多いかな?それでいいよ!」

すると、彼女から驚く発言

「いや!他の女とおんなじ呼び方は絶対イヤ!」

凄い剣幕で言う彼女。そんな姿に唖然としている俺をよそに、

「よし、よっちゃんって呼ぶ!うんそうしよう♪」

満面の笑みで言われ、

「う、うん、、分かった」

としか答えられない俺。でもその満面の笑みがたまらなく可愛い。
呼び名も決まり、その日はお別れした。

帰宅途中、彼女からメールの着信。

「今日もほんまに楽しかった♪よっちゃんと一緒にいると落ち着くし、安心出来る!普通に手も繋げたし 照 もっともっと仲良くなろーね!おやすみ」

メールを読んだ後、泣きそうになるぐらい嬉しかった。本当に毎日が楽しくて楽しくてたまらなかった。
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