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3.すっぽんぽんな少女。
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光も禄に届かない森の奥に少女が蹲る。
ようやく吐き気が治まった。
立ち上がると私が裸である事を思い出した。
森の中ですっぽんぽんだ。
私は布1つも羽織っていない。
薄暗い森の中をすっぽんぽんな少女が裸足で途方に暮れる光景は美しいからほど遠い。
『帰る家を失って、森に取り残された少女』
哀れさも通り超して、見る者が要れば、悲惨な感動ポルノだ。
しかも私は透き通るような白い肌の幼い少女だ。
被写体としては最高だろう。
そんなタイトルの写真があれば、ピュリツァー賞が受賞できるかもしれない。
だがしかし、勘違いして貰っては困る。
憤怒。
念の為に言っておくが、私は裸ではない。
魔力をボディースーツのように這わせているので、全身の透明の水着を着ている感じだ。
もう一度言っておこう。
決して裸ではない。
裸足に見えるかもしれないが、魔力のブーツを履いており、足の裏がチクチクするような事もない。
安全と体温の保持も完璧だ。
私は悲しい知らせをせねばならない。
ポーションは薬であって、食事の代わりにならない。
歩き出すと、すぐにぎゅるるるるるるるるるるるるるるうるるるるる~~~~~とお腹が鳴った。
純度の高いポーションは吸収されると綺麗さっぱり無くなってしまう。
体力と魔力は回復して行くのは感じるが、それ以上に空腹感で目が回った。
また、ポーションを作って飲む。
今度は歩く度にとぷりとぷりと胃の辺りから音がして、胃が揺れて気分が悪くなると座り込んだ。
少し魔力が戻ってきたので必要なモノを作ってゆく。
土魔法で水桶を作り、水魔法で水を張った。
その桶に薬草を浸した。
今度は魔力に神力を混ぜた感じて繊維に分解し、再構成して一枚の布を作る。
う~~~~ん、可笑しい。
完成した布を触った感触は緑色の紙だった。
私の想像では薄い緑と濃い緑が合わさった美しいグラデーションになるハズだったのだが、どうも同じ組織が集まって、迷彩服のようなデザインになっている。
解せぬ。
作り直すのも面倒なので、そのままワンピースの形に切って二枚を合わせて接合すると完成だ。
迷彩柄のワンピースは可愛いからかなり遠い気がした。
誰が見る訳もないので無視しよう。
下のパンツはかぼちゃパンツにした。
布を何枚も重ねて靴底を造って布の靴も完成だ。
最後に肩掛けポーチも作っておく。
ポーチには、闇収納の魔法を付加してマジックアイテムにしておくと、影収納のカモフラージュになる。
マジックアイテムには収納力に限りがあるが、影の亜空間には制限がない。
どこからも取り出しができる影収納は便利なのだ。
完成した服とパンツと靴とポーチに対物理耐久、対魔法耐久、結合強化、防水、換気、汚れ防止の付加魔術を加える。
残念ながら完全対物理、完全対魔法にしたいが、今の魔力量では厳しい。
ポーションが消化されたようなので移動を再開すると、30分で体力の限界に達する。
今度は筋肉痛だ。
体力の目減りが激しくなる。
休憩して、体力回復ポーションを飲んでおく。
そのまま木にもたれて休息を取る。
30分後、ぎゅるるるるるるるるるるるるるるうるるるるる~~~~~とお腹が鳴った。
空腹で目を覚ました。
薬草が多いが食べ物らしいモノは魔の森にはない。
ポーションを飲んでは寝るを繰り返し、3時間ほどで全快した。
歩きながら薬草を回収し、疲れては休憩を入れる。
休憩時にポーションを作成し、その他の道具も作ってゆく。
生まれた領地に戻るのは危険なので、私は森の奥に進んで行った。
ようやく吐き気が治まった。
立ち上がると私が裸である事を思い出した。
森の中ですっぽんぽんだ。
私は布1つも羽織っていない。
薄暗い森の中をすっぽんぽんな少女が裸足で途方に暮れる光景は美しいからほど遠い。
『帰る家を失って、森に取り残された少女』
哀れさも通り超して、見る者が要れば、悲惨な感動ポルノだ。
しかも私は透き通るような白い肌の幼い少女だ。
被写体としては最高だろう。
そんなタイトルの写真があれば、ピュリツァー賞が受賞できるかもしれない。
だがしかし、勘違いして貰っては困る。
憤怒。
念の為に言っておくが、私は裸ではない。
魔力をボディースーツのように這わせているので、全身の透明の水着を着ている感じだ。
もう一度言っておこう。
決して裸ではない。
裸足に見えるかもしれないが、魔力のブーツを履いており、足の裏がチクチクするような事もない。
安全と体温の保持も完璧だ。
私は悲しい知らせをせねばならない。
ポーションは薬であって、食事の代わりにならない。
歩き出すと、すぐにぎゅるるるるるるるるるるるるるるうるるるるる~~~~~とお腹が鳴った。
純度の高いポーションは吸収されると綺麗さっぱり無くなってしまう。
体力と魔力は回復して行くのは感じるが、それ以上に空腹感で目が回った。
また、ポーションを作って飲む。
今度は歩く度にとぷりとぷりと胃の辺りから音がして、胃が揺れて気分が悪くなると座り込んだ。
少し魔力が戻ってきたので必要なモノを作ってゆく。
土魔法で水桶を作り、水魔法で水を張った。
その桶に薬草を浸した。
今度は魔力に神力を混ぜた感じて繊維に分解し、再構成して一枚の布を作る。
う~~~~ん、可笑しい。
完成した布を触った感触は緑色の紙だった。
私の想像では薄い緑と濃い緑が合わさった美しいグラデーションになるハズだったのだが、どうも同じ組織が集まって、迷彩服のようなデザインになっている。
解せぬ。
作り直すのも面倒なので、そのままワンピースの形に切って二枚を合わせて接合すると完成だ。
迷彩柄のワンピースは可愛いからかなり遠い気がした。
誰が見る訳もないので無視しよう。
下のパンツはかぼちゃパンツにした。
布を何枚も重ねて靴底を造って布の靴も完成だ。
最後に肩掛けポーチも作っておく。
ポーチには、闇収納の魔法を付加してマジックアイテムにしておくと、影収納のカモフラージュになる。
マジックアイテムには収納力に限りがあるが、影の亜空間には制限がない。
どこからも取り出しができる影収納は便利なのだ。
完成した服とパンツと靴とポーチに対物理耐久、対魔法耐久、結合強化、防水、換気、汚れ防止の付加魔術を加える。
残念ながら完全対物理、完全対魔法にしたいが、今の魔力量では厳しい。
ポーションが消化されたようなので移動を再開すると、30分で体力の限界に達する。
今度は筋肉痛だ。
体力の目減りが激しくなる。
休憩して、体力回復ポーションを飲んでおく。
そのまま木にもたれて休息を取る。
30分後、ぎゅるるるるるるるるるるるるるるうるるるるる~~~~~とお腹が鳴った。
空腹で目を覚ました。
薬草が多いが食べ物らしいモノは魔の森にはない。
ポーションを飲んでは寝るを繰り返し、3時間ほどで全快した。
歩きながら薬草を回収し、疲れては休憩を入れる。
休憩時にポーションを作成し、その他の道具も作ってゆく。
生まれた領地に戻るのは危険なので、私は森の奥に進んで行った。
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