こんなはずじゃなかった

B介

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眠れる獅子ども5

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あー!いい風呂や~!

適温ですな☆

極楽極楽と鼻歌を歌っていると、圭介がいつの間にか隣に来ていた。

ニヤニヤ顔が気持ち悪いが、まあ風呂の気持ちよさに免じて良しとしよう。

「睡蓮たん、本当にいい筋肉だね。あっ!でも肩張ってるよ。疲れてる?」

小倉に言われ、肩を揉んでみる。

確かに張ってるかも。

「こっちに背中向けて、僕うまいよ?」

小倉が俺の肩を揉み始めた。


おお!気持ちいい!!

「あっ!いい…。」


「実家で大型犬飼っててさ。実家に帰った時、ドッグマッサージセミナーに行ったら、上手いって言われたんだ。」


俺は犬か!?


いやでも気持ちいい…


「んっ!ハア…気持ちいい…」

やばい、気持ち良すぎる。


睡蓮はトロンとし出し、少し焼けた肌をピンクに染め出した。

漏れる吐息と、微かな喘ぎ。


圭介は必死に股間を押さえつつ凝視する。


「ど、どけ!俺がやる!」

我慢出来ず、小倉を退けて、背後に回る圭介。


肩をゆっくりと揉むと、睡蓮は振り向き、ピンクの頬で微笑んだ。

「圭介も上手いな…んっ!気持ちいいよ。」

ドキーン!!

心臓の音と同調する様に、ギチギチと硬くなる男の象徴。

「こ、ここはどうだ?」

圭介は我慢できる胸に手を回し、柔らかく大胸筋も揉み始めた。

「圭介!?」

背後から抱きしめる形で揉まれ、睡蓮は動けず身動ぐ。

しかし、圭介の揉み方がいやらしく、くすぐったさと、よくわかない感じに、自然と声が漏れた。

「んっ!あっ!や、やめろよ。」

艶のある喘ぎに圭介は勿論、周りにいた男達の興奮も高まる。

小倉はこの光景に歓喜し、カメラがあれば!!と身悶えた。


広い風呂に浸かり、皆の視線に侵される睡蓮たん!!最高です!!


圭介は調子に乗り、ピンクの睡蓮の突起を指で挟んだ。

「ひゃあ!ンン!」

耳をくすぐる喘ぎに、自然と皆は己の股間に手を伸ばした。

「やばい…俺、風呂から出たいが出れない。」

田島の呟きに小川も頷いた。

いつもあまり喋らない2人の嘆きに、後輩の林、安田も頷く。


「崎原睡蓮ってやばい色気だったな。学園でも有名だから嫌な奴かと思えばいい奴だし…。」

「こんな状況にいれるなんて感謝しかないです!お近付きになれて良かったス!」


股間をもぞもぞしながら、合宿に参加出来た事を喜ぶ4人を、二階堂は溜息混じりでみた。


あまり大きい声で言うと鬼に聞こえますよ。全く。


だが、たしかに最高だ。

自分色に染めてみたいと思うのは貴方だけですよ睡蓮。

圭介のいたずらに必死に耐える姿にブルッと興奮に震えた。



「睡蓮ちゃん、乳首気持ちいの?」

マリマリ先輩がニヤニヤと俺の顔を覗き込む。


「う、るさ!!やめろ!け、すけ!」

振り向き、睨むが、気にせずに耳を噛んでくる。

「ああっ!お、い!コラ!」

圭介は息を荒くしながらギチギチのモノを睡蓮の腰に押し付けた。

「ひっ!圭介!」

流石にびっくりして身体を強張らせた瞬間、兵藤が圭介を殴り、西園寺が俺を圭介から離した。

「イテッ!」

「やり過ぎだ馬鹿!」


た、助かった!!

「皆、勃ち過ぎて立てないだろ!?のぼせるわ!!」


「僕もやばいー!熱いよラキ!」

「僕もだよキラー!!」


真っ赤な顔でヘナヘナしている双子に洋一郎は股間を抑えて必死に水をかけてあげた。


「あーやり過ぎた!すまん!睡蓮可愛すぎて!」


あちゃー!と、頭を掻く圭介に、内心皆は親指を立ててグッジョブ。

だが、睡蓮からはゲンコツを食らっていた。
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