お飾りの側妃ですね?わかりました。どうぞ私のことは放っといてください!

クオーツ伯爵家の長女アクアは17歳のとき、王宮に側妃として迎えられる。
シルバークリス王国の新しい王シエルは戦闘能力がずば抜けており、戦の神(野蛮な王)と呼ばれている男。

緊張しながら迎えた謁見の日。
シエルから言われた。

「俺がお前を愛することはない」

ああ、そうですか。
結構です。
白い結婚大歓迎!

私もあなたを愛するつもりなど毛頭ありません。
私はただ王宮でひっそり楽しく過ごしたいだけなのです。
24h.ポイント 269pt
73
小説 4,612 位 / 183,923件 恋愛 2,124 位 / 55,993件