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必殺技をつくろうぜ⭐︎
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ぬおおおおおー!!
もぐもぐもぐ!!
チクショー!!まだまだだ!
昨日の朝と変わらず、メラメラ燃えるヒヨリ。
くそ!レベル95には勝てぬ!しかもデコピンで!なんて屈辱!
「アルケイド!風魔法で、その依頼は無理よ!」
「大丈夫だ!俺には弓もある!受理しておいて!」
「アルケイド!」
受付でアリアナさんとアルケイドが揉めている…。アルケイド…1週間後、本当にウランと?
「アリアナさん、どうしたの?」
長い髪を掻き上げてため息をつくアリアナさんに、俺は話かけた。
「ヒヨリくん…アルケイドが討伐に行ったんだけど、風魔法では厳しい依頼なの。エバコングっていう、力が強く、皮膚が硬いから風魔法では捕縛は出来たとしても、倒すのは難しいのよ。なのにあのこ…」
エバコング!!確かB級だが、力と鋼鉄の様な皮膚はかなり苦戦するとダイナから聞いた。ダイナは水魔法で溺死させたらしい。
「アル…。」
そして、事件は起きた。
午前のシスとのバリアの練習をガルが見つめる中行い、昼休憩しようと室内に入ると、騒ぎが起きていた。
床に倒れているのは血だらけのアル。俺はすぐさま駆け寄った。全身血だらけで….俺は涙が出そうになった。
「今、町で倒れていたのを町の人が運んでくれたの!ヒヨリくん!治せる!?」
俺は涙を堪えて、スキャンを行った。右上腕骨骨折、左手骨折、肋骨11.12番目骨折、頬骨ヒビ、右足首ヒビ。
スキャン後、手をかざして一つずつ治療していく。
スキャンで見た状態をイメージしながら、治癒を行うので、集中が必要だ。額から出る汗をガルが拭いてくれる。
よし!両腕、頬骨オッケー!!
「…アルめ!起きたらお仕置きだ!」
俺の呟きにアリアナさんが笑う。
「そうね!たっぷりお仕置きしましょう!」
フーッ!よし、全てOKだ。
「ヒヨリくん!ありがとう!うちのバカ息子を!」
うへへ!ぎゅーってしてもらっちゃった!
「怪我は治したけど、一応安静に!寝かしときましょう!」
アルの体力は無理して欲しくなく、あえて戻さなかった。
その日の夜、せっかくガルが盗賊の件で留守をしているのに、俺は眠れなかった。夜風に当たろうと裏庭に出た。
すると、アルが風魔法の練習を行なっていた。
「アル?」
俺の声に振り向くアルは、なんだか、切なそうに笑う。
「怪我、治してくれたんだって?ありがとう。…みっともないとこ、見せたな。」
「アル…アルのみっともないところってどこ?」
「えっ?」
俺の質問にアルが戸惑う。
「風魔法じゃ無理だと言われたが、無理して行ったこと?怪我したこと?俺に治されたこと?」
「………。」
アルは、俺から視線を逸らした。
「俺ね、この間ある人に言われたんだ.…。中途半端に手を出して、本当に相手がお前に助けを求めて頼った時、お前は助けられる程の力があるのか?責任が取れるのか?お前はお前自身も守れないのに、他人を心配できるのか?…てね。」
「ヒヨリ…。」
アルは、もう一度、俺に視線を戻した。そのアルの瞳から目を離さないようにした。
「俺さ、今日の一件で気づいたんだけど、俺が必要とされるのって、誰かが傷ついた時なんだよな。必ず、誰かが何かに必死になったり、懸命に戦ったり、危ない橋渡って傷ついたら、俺の登場。最初はあんな事言われて、チクショー!!って思ったけど、俺は皆の隣で戦う力も、守る力も無いんだ。大事な人が傷つくまで…待たなきゃいけない!傷つかないように祈るしかないんだ!!!」
あれ、俺なんで、こんなに叫んでるんだろ、泣いてる?
ぽろぽろと涙がこぼれ落ちる。
「ヒヨリ…。」
アルは、涙を流す俺を抱きしめた。
「馬鹿やろう…アルのあんな姿見たくなかった…。」
「ごめん…。」
ぎゅっと力を込めて抱きしめ、頭にキスを落とすアル。
「何がみっともない姿だ…あんな姿になるまで、俺を必要としなかったくせに!!悩んでんのわかってたのに!俺、、癒し以外頼りない、俺の方が…うっ!」
「ごめん、ヒヨリ…俺がバカだ。ヒヨリが俺は俺で良いって言ってくれたのに…兄貴にムキになってた。確かに兄貴の言う通りだ…俺は弱い…こんな風に追い詰められて、好きな子に心配させ、見せちゃいけない姿見せた。怖かったよな?」
アルはヒヨリの頬を優しく両手で包み、上を向かせた。
綺麗な黒曜石の瞳を覗き込む。
「本当だよ!バカ!あんな血だらけで!誰にも見つけてもらえなかったら、どうんすだよ!」
アルはゆっくりと、ヒヨリの唇に重ねた。
「ごめん…。もう、無茶はしない。」
もう一度キスをする。
「や、約束だかんな!」
ヒヨリも答える様にアルの唇を迎え入れた。
いやらしさのない、優しいキスは温かく、心に温もりが浸透するようだった。
「1週間後、ウランと勝負するんだろ?」
唇を離すと、ヒヨリから予期せぬ言葉を聞いて、驚くアル。
「何故?それを?」
ヒヨリは涙を拭い、ニヤッと笑った。
「俺も、他の属性強化したほうがいいと、思うが…悔しいから、アッと言わせようぜ?」
「??」
アルはキョトンと瞳を丸くした。
「名付けて!どちら様もビックリ!風魔法の必殺技!某人気マンガちょいパク作戦!!いえーい!!」
俺は空に拳を掲げた。
「ヒヨリ、何言っているか…全くわからん。」
ゴホンッ!ノリが悪いですな!
「いいから、明日から秘密の特訓だ!俺にいい考えがあるんだよ!!だから、討伐行くなよ!?」
ビシッと俺は指差した。
「わ、わかった。もうヒヨリに心配かけないよ。」
フゥッと大きく息を吐き、困ったような笑顔をアルは見せた。
「よーし!!皆んなをギャフンと言わせよう!!」
ぐふふふ!見てろよティーン、ウラン、ガル!!
メラメラメラ!
もぐもぐもぐ!!
チクショー!!まだまだだ!
昨日の朝と変わらず、メラメラ燃えるヒヨリ。
くそ!レベル95には勝てぬ!しかもデコピンで!なんて屈辱!
「アルケイド!風魔法で、その依頼は無理よ!」
「大丈夫だ!俺には弓もある!受理しておいて!」
「アルケイド!」
受付でアリアナさんとアルケイドが揉めている…。アルケイド…1週間後、本当にウランと?
「アリアナさん、どうしたの?」
長い髪を掻き上げてため息をつくアリアナさんに、俺は話かけた。
「ヒヨリくん…アルケイドが討伐に行ったんだけど、風魔法では厳しい依頼なの。エバコングっていう、力が強く、皮膚が硬いから風魔法では捕縛は出来たとしても、倒すのは難しいのよ。なのにあのこ…」
エバコング!!確かB級だが、力と鋼鉄の様な皮膚はかなり苦戦するとダイナから聞いた。ダイナは水魔法で溺死させたらしい。
「アル…。」
そして、事件は起きた。
午前のシスとのバリアの練習をガルが見つめる中行い、昼休憩しようと室内に入ると、騒ぎが起きていた。
床に倒れているのは血だらけのアル。俺はすぐさま駆け寄った。全身血だらけで….俺は涙が出そうになった。
「今、町で倒れていたのを町の人が運んでくれたの!ヒヨリくん!治せる!?」
俺は涙を堪えて、スキャンを行った。右上腕骨骨折、左手骨折、肋骨11.12番目骨折、頬骨ヒビ、右足首ヒビ。
スキャン後、手をかざして一つずつ治療していく。
スキャンで見た状態をイメージしながら、治癒を行うので、集中が必要だ。額から出る汗をガルが拭いてくれる。
よし!両腕、頬骨オッケー!!
「…アルめ!起きたらお仕置きだ!」
俺の呟きにアリアナさんが笑う。
「そうね!たっぷりお仕置きしましょう!」
フーッ!よし、全てOKだ。
「ヒヨリくん!ありがとう!うちのバカ息子を!」
うへへ!ぎゅーってしてもらっちゃった!
「怪我は治したけど、一応安静に!寝かしときましょう!」
アルの体力は無理して欲しくなく、あえて戻さなかった。
その日の夜、せっかくガルが盗賊の件で留守をしているのに、俺は眠れなかった。夜風に当たろうと裏庭に出た。
すると、アルが風魔法の練習を行なっていた。
「アル?」
俺の声に振り向くアルは、なんだか、切なそうに笑う。
「怪我、治してくれたんだって?ありがとう。…みっともないとこ、見せたな。」
「アル…アルのみっともないところってどこ?」
「えっ?」
俺の質問にアルが戸惑う。
「風魔法じゃ無理だと言われたが、無理して行ったこと?怪我したこと?俺に治されたこと?」
「………。」
アルは、俺から視線を逸らした。
「俺ね、この間ある人に言われたんだ.…。中途半端に手を出して、本当に相手がお前に助けを求めて頼った時、お前は助けられる程の力があるのか?責任が取れるのか?お前はお前自身も守れないのに、他人を心配できるのか?…てね。」
「ヒヨリ…。」
アルは、もう一度、俺に視線を戻した。そのアルの瞳から目を離さないようにした。
「俺さ、今日の一件で気づいたんだけど、俺が必要とされるのって、誰かが傷ついた時なんだよな。必ず、誰かが何かに必死になったり、懸命に戦ったり、危ない橋渡って傷ついたら、俺の登場。最初はあんな事言われて、チクショー!!って思ったけど、俺は皆の隣で戦う力も、守る力も無いんだ。大事な人が傷つくまで…待たなきゃいけない!傷つかないように祈るしかないんだ!!!」
あれ、俺なんで、こんなに叫んでるんだろ、泣いてる?
ぽろぽろと涙がこぼれ落ちる。
「ヒヨリ…。」
アルは、涙を流す俺を抱きしめた。
「馬鹿やろう…アルのあんな姿見たくなかった…。」
「ごめん…。」
ぎゅっと力を込めて抱きしめ、頭にキスを落とすアル。
「何がみっともない姿だ…あんな姿になるまで、俺を必要としなかったくせに!!悩んでんのわかってたのに!俺、、癒し以外頼りない、俺の方が…うっ!」
「ごめん、ヒヨリ…俺がバカだ。ヒヨリが俺は俺で良いって言ってくれたのに…兄貴にムキになってた。確かに兄貴の言う通りだ…俺は弱い…こんな風に追い詰められて、好きな子に心配させ、見せちゃいけない姿見せた。怖かったよな?」
アルはヒヨリの頬を優しく両手で包み、上を向かせた。
綺麗な黒曜石の瞳を覗き込む。
「本当だよ!バカ!あんな血だらけで!誰にも見つけてもらえなかったら、どうんすだよ!」
アルはゆっくりと、ヒヨリの唇に重ねた。
「ごめん…。もう、無茶はしない。」
もう一度キスをする。
「や、約束だかんな!」
ヒヨリも答える様にアルの唇を迎え入れた。
いやらしさのない、優しいキスは温かく、心に温もりが浸透するようだった。
「1週間後、ウランと勝負するんだろ?」
唇を離すと、ヒヨリから予期せぬ言葉を聞いて、驚くアル。
「何故?それを?」
ヒヨリは涙を拭い、ニヤッと笑った。
「俺も、他の属性強化したほうがいいと、思うが…悔しいから、アッと言わせようぜ?」
「??」
アルはキョトンと瞳を丸くした。
「名付けて!どちら様もビックリ!風魔法の必殺技!某人気マンガちょいパク作戦!!いえーい!!」
俺は空に拳を掲げた。
「ヒヨリ、何言っているか…全くわからん。」
ゴホンッ!ノリが悪いですな!
「いいから、明日から秘密の特訓だ!俺にいい考えがあるんだよ!!だから、討伐行くなよ!?」
ビシッと俺は指差した。
「わ、わかった。もうヒヨリに心配かけないよ。」
フゥッと大きく息を吐き、困ったような笑顔をアルは見せた。
「よーし!!皆んなをギャフンと言わせよう!!」
ぐふふふ!見てろよティーン、ウラン、ガル!!
メラメラメラ!
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