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競輪編②
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頭数が多い競馬と7から9の自転車が走る競技での賭け方を同じにしては勝てない。
しかも売上の問題もあってワイドで勝負する事は無謀だと判断した。
競馬と同じように穴は狙わない。
なぜなら穴を買うにはある程度点数を買わなくてはまず当たらない。
大穴の場合、一度当たれば少し暗い負けが混んでいたとしても、勝ち組になれる可能性が高い。
だが、果たして大穴など狙って取れるのだろうか…?
スポーツ新聞等で当たった人たちを見ても1年間の収支が100%を毎回超えている人などほとんど存在しない。
大穴ばかり狙うのには少し無理があるのだ。
かと言って競輪のワイドは買えない。
あまりにも売上が少ないし、買えばすぐにでも配当はダダ下がりだ。
そんなものに命の次に大事な金を入れるわけにはいかないのだ。
当たり前のことだが、ワイドや複勝以外の当たりは一点だから出来るだけ少ない点数で当たらないことには期待値が100%を越える事は難しい。
ではどのようにして車単や3連単を狙うのか?
競輪には点数制度がある。
例をあげると一番下のクラスチャレンジなら65点から78点くらいだ。
年をとってA級からチャレンジ戦に落ちた選手よりもやはり若い伸び盛りの選手の方が強いし人気も高い。
そして競輪はあまりに成績の悪い選手は協会からの斡旋も少なくなり、やがて引退しなくてはならなくなる。
そんなことを考えると生活の為に勝てるレースはなんとしてでも勝たなくてはならない。
それでも力が違えばやはり1番人気のかで決まるレースも何レースかは出てくる。
もちろんチャレンジ以外でもこのことは言える。
何が言いたいのかといえば、力の接近している選手のレースは見(けん)すれば良いのだ。
やらないレースを作るのだ、
一つ例を出そう。
7車立てのレースで1人だけ点数が飛び抜けており、しかもその選手にはラインが自分を入れて4車出来ている。
後の3車はもう一つのラインである。
人気の4車の先頭は先行タイプである。
この時には普通ならば鐘が鳴り出すころからピッチを上げていくのだが、若くて力がある選手の場合、鐘が鳴る前から先行し続けて最後のゴールまでそのままで行くことが多々ある。
それが行った行ったのレース…と言われるレースである。
ただ、他のラインも見ているだけ…のレースをしたのでは行った行ったのレースになるのがわかっていて、誰かがレースを動かすことも考えられる。
そこは選手のコメントを見て自分で判断するしか無い。
私の場合はラインを分断しようとする人がいない…またはいたとしても分断は出来ない…と考えることにしている。
何故なら見ていると分かることで粗利が、分断を試みる人がいた場合にその人は他の人より余分に力を使わなくてはならなくなり失速する可能性が高くなる。
普通に戦っても着を取れそうにないので絡んでいく…て考える人もいるが、絡んでいくという事は自分が失格になるケースもある…何重ものリスクを背負わなくてはならないのだ。
そうまでして絡んでいくか…?
と考えて…からんで行かない…と判断するのだ。
もし絡まれたら仕方がない。
次のレースで取り戻せば良い。
別のケースん考えてみる。
先行タイプの強いグループが3人、捲りグループが4人、または2人と2人に分かれている場合だ。
強い先行タイプは打金より前に先行すれば、後の捲りタイプのグループは逃げを許す前に仕掛けることがある。
先頭誘導員を早めに退かせてラインの分断を狙う。
この時先行車の番手の選手の位置を狙いに行ったり、掻き回してペースを乱そうとするのだ。
番手の位置は先行選手が壁となって足を使わないので先行選手が頑張ればゴール前でのちょい差し…という芸当ができるのだ。
故にその位置は絶好の狙われ位置になるのである。
そうなると荒れる要素が出てくる。
番手の位置を狙われた選手はなんとか番手を死守しようとする。
狙った選手と競り合って負けたり、勝ったとしてもその時に足を使い(力を使う事)、すんなりと本命では決まらない事態になる。
一体何が言いたいのかと言えば、本命で決まるレースを読み切ることが出来ればまず負けることは無いはずだ。
ただ、本命と言っても1番人気だけが本命では無い。
かと言って何通りも車券を買っていたのでは取ってちょい勝ち、またはガミる可能性さえある。
本末転倒であるとともに、100%以上の収支を得ることなどできるわけがない。
やはり車券は一点が理想…というか、一点でなければ期待値の100%以上は無理だと実感している。
やはり寺銭の25%はあまりにも重くのしかかる。
その一点とはやはり1番人気を買わなくてはならないのだろうか…?
そしてその買い方で期待値の100%以上は現実に可能なのだろうか…?
しかも売上の問題もあってワイドで勝負する事は無謀だと判断した。
競馬と同じように穴は狙わない。
なぜなら穴を買うにはある程度点数を買わなくてはまず当たらない。
大穴の場合、一度当たれば少し暗い負けが混んでいたとしても、勝ち組になれる可能性が高い。
だが、果たして大穴など狙って取れるのだろうか…?
スポーツ新聞等で当たった人たちを見ても1年間の収支が100%を毎回超えている人などほとんど存在しない。
大穴ばかり狙うのには少し無理があるのだ。
かと言って競輪のワイドは買えない。
あまりにも売上が少ないし、買えばすぐにでも配当はダダ下がりだ。
そんなものに命の次に大事な金を入れるわけにはいかないのだ。
当たり前のことだが、ワイドや複勝以外の当たりは一点だから出来るだけ少ない点数で当たらないことには期待値が100%を越える事は難しい。
ではどのようにして車単や3連単を狙うのか?
競輪には点数制度がある。
例をあげると一番下のクラスチャレンジなら65点から78点くらいだ。
年をとってA級からチャレンジ戦に落ちた選手よりもやはり若い伸び盛りの選手の方が強いし人気も高い。
そして競輪はあまりに成績の悪い選手は協会からの斡旋も少なくなり、やがて引退しなくてはならなくなる。
そんなことを考えると生活の為に勝てるレースはなんとしてでも勝たなくてはならない。
それでも力が違えばやはり1番人気のかで決まるレースも何レースかは出てくる。
もちろんチャレンジ以外でもこのことは言える。
何が言いたいのかといえば、力の接近している選手のレースは見(けん)すれば良いのだ。
やらないレースを作るのだ、
一つ例を出そう。
7車立てのレースで1人だけ点数が飛び抜けており、しかもその選手にはラインが自分を入れて4車出来ている。
後の3車はもう一つのラインである。
人気の4車の先頭は先行タイプである。
この時には普通ならば鐘が鳴り出すころからピッチを上げていくのだが、若くて力がある選手の場合、鐘が鳴る前から先行し続けて最後のゴールまでそのままで行くことが多々ある。
それが行った行ったのレース…と言われるレースである。
ただ、他のラインも見ているだけ…のレースをしたのでは行った行ったのレースになるのがわかっていて、誰かがレースを動かすことも考えられる。
そこは選手のコメントを見て自分で判断するしか無い。
私の場合はラインを分断しようとする人がいない…またはいたとしても分断は出来ない…と考えることにしている。
何故なら見ていると分かることで粗利が、分断を試みる人がいた場合にその人は他の人より余分に力を使わなくてはならなくなり失速する可能性が高くなる。
普通に戦っても着を取れそうにないので絡んでいく…て考える人もいるが、絡んでいくという事は自分が失格になるケースもある…何重ものリスクを背負わなくてはならないのだ。
そうまでして絡んでいくか…?
と考えて…からんで行かない…と判断するのだ。
もし絡まれたら仕方がない。
次のレースで取り戻せば良い。
別のケースん考えてみる。
先行タイプの強いグループが3人、捲りグループが4人、または2人と2人に分かれている場合だ。
強い先行タイプは打金より前に先行すれば、後の捲りタイプのグループは逃げを許す前に仕掛けることがある。
先頭誘導員を早めに退かせてラインの分断を狙う。
この時先行車の番手の選手の位置を狙いに行ったり、掻き回してペースを乱そうとするのだ。
番手の位置は先行選手が壁となって足を使わないので先行選手が頑張ればゴール前でのちょい差し…という芸当ができるのだ。
故にその位置は絶好の狙われ位置になるのである。
そうなると荒れる要素が出てくる。
番手の位置を狙われた選手はなんとか番手を死守しようとする。
狙った選手と競り合って負けたり、勝ったとしてもその時に足を使い(力を使う事)、すんなりと本命では決まらない事態になる。
一体何が言いたいのかと言えば、本命で決まるレースを読み切ることが出来ればまず負けることは無いはずだ。
ただ、本命と言っても1番人気だけが本命では無い。
かと言って何通りも車券を買っていたのでは取ってちょい勝ち、またはガミる可能性さえある。
本末転倒であるとともに、100%以上の収支を得ることなどできるわけがない。
やはり車券は一点が理想…というか、一点でなければ期待値の100%以上は無理だと実感している。
やはり寺銭の25%はあまりにも重くのしかかる。
その一点とはやはり1番人気を買わなくてはならないのだろうか…?
そしてその買い方で期待値の100%以上は現実に可能なのだろうか…?
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