婚約破棄され馬鹿婚約者の首を落としざまぁwwww戦闘訓練学校にに入学したら素晴らしい日々が待っていました。 今更戻れと言われてももう遅い

甘いからあげ

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2話 お父様は惨めで恥知らずでこれが父だと思うと情けなくて恥ずかしい。何故私はこんな家に生まれてきたのでしょうか。 私何か悪い事しました?

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 「よく頑張ったよお前は」
 「まだまだこれからよ。子爵夫人なんて務まるか今だに自信がないもの」
 「貴女ならやれるわ」
 「チェルシーが嫁いでいったらパイセン語の翻訳が困るわ」
 「お前はまだパイセン語の勉強してないのか」
 お父様が怒鳴る。
 「コルベール家長女がパイセン語もできないなんて恥ずかしい事なのよ」
 本当の事だ。男爵令嬢がパイセン語をできないなんてあってはならない。
 「お姉様、今からパイセン語の勉強をしましょう」 
 「嫌よ」
 嫌だ。パイセン語の勉強なんてしたくない。
 「ルル語ができるもん」
 「この馬鹿が」
 叫び声を上げるお父様に頬を殴られた。
 神聖魔法で守る事はできたが、しなかった。
 「ルル語の勉強なんてしてる事が帝国に知られたらどうなるかぐらい分かるだろう」
 「何度も言ってるわよ。帝国に逆らうような事はするなって」
 お母様が左手で髪を掴み、右手で私の喉を握りながら言う。
 「私はトレリンス王国の人間よ。ユミルス帝国が持ってきた言葉なんて使いたくないわ」
 「お姉様、ルル語なんてできても何の役にも立たないし、知っていると危険なだけよ」
 「ルル魔法だって使えるのよ私は」
 「お前の魔力が高いのは知ってるさ。それで、ルル魔法を使ってユミルス帝国が倒せるとでもいうのか」
 無理だよね。
 「私1人じゃ無理ね」
 「せめて余計な事はしないで頂戴」
 お母様が私のお腹を殴る。
 「うっ」
 4人分の御馳走を食べたばかりのお腹には効く。
 虐待よ。私は虐待されてます。
 「平和ボケかしら」
 「ああ?親父も兄貴も殺されてるんだぞ。平和ボケなんてできるわけないだろうがボケが」
 お父様が怒りをあらわにする。
 「じゃあ、帝国に尻尾ふるなんて真似-」
 お父様が私の顎を掴み力を入れる。
 「尻尾振って生きれるなら尻尾もふるわボケが」
 「惨めね」
 「領民領土守るためならケツ穴でも出してやるし玉の裏まで見せたるわ。それが男爵やろう。
お前も領土領民守るためならなんでも捧げぇ。
それが出来ないなら勘当してコルベール家のメイドにでもしたるぞ。
領民領土より恰好が大切な奴なんざ男爵令嬢としておいとけん」
 「私はごめんだわ。そんな真似するぐらいなら帝国と戦うわ」
 「そんで、勇敢に戦って死んで、来世に行くってか」
 「死なずに勝てるならその方がいいわ」
 「口だけ立派でもな、男爵が領土領民守れんかったら恥なんや。
 家族守れんかったら夫としても父としても恥なんや。
それに比べたら、何言われても辛くない」

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