婚約破棄され短小婚約者は玉無し竿無し菊門名器男娼に。妹はサンドバッグに入れられ殴られ続けます。ざまぁ(笑)私は辺境伯に愛されハッピーエンド

甘いからあげ

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2話 ガイエンダ王国では王族であろうと法で罰せられますし、むしろ王族は平民より罪が重いんですが。 馬鹿王太子様は知らないんでしょうか

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  「私、なんの罪も犯していませんし、拷問処刑されるのは貴方の方なんですがそんな
当たり前の事も分からないんですか。馬鹿なんですか。馬鹿なんでしょうね。
ば~か」
 まったくもう、この馬鹿婚約者は自分が悪くて拷問処刑されるような事をしているのは自分だという事さえ
分からないようです。
なんでそんな簡単なことも分からないんでしょうか。
普通分かりますよね、それぐらい。
まぁその普通分かる事が分からないから馬鹿なんですが。
しかし馬鹿なら馬鹿で勉強や訓練でもして少しはましにすればいいのにそれをしないのです。
最低ですね。
能力が低いのは私はそこまで何かと言うつもりはありませんが、
この馬鹿婚約者のように能力が低いという事を自覚もせず向上する意思もなく努力も嫌がって
遊んで暮らしている事が私は嫌いなのです。
 「俺様はガイエンダ王国王太子アントマ様だぞ。その俺様が拷問処刑されるなんてありえん」
はぁぁ、馬鹿なうえにクズですね。
ガイエンダ王国では王族であろうと法で罰せられますし、むしろ王族は平民より罪が重いんですよ。
 「あの~、アントマは馬鹿なうえに怠け者でかつ法律を自分の都合のいいように思いこむ最低のカス殿方だから
知っていても違うと思い込むんでしょうけど、聖女としてなんの落ち度もない私に正当な理由なく婚約破棄を
要求するなんて、拷問処刑が正しい法律よ」
 流石にこの馬鹿婚約者でもそれぐらいは分かっていると思うんですが。
ガイエンダ王国は己を中心に動いてるとでも思っているのでしょうか。
思っているんでしょうね。
よくまぁここまで自己中心的になれますね。
ガイエンダ王国は貴方を中心に回っているわけではありませんよ。
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