クズ妹殺しました。叔父様に溺愛されて幸せな日々を過ごしています。今更謝られても私を虐げてきた毒両親を許すわけがありません。ざまぁしてあげます

甘いからあげ

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2話  料理人見習い風情のする事ですから、きっと下衆な事でも考えているのでしょう。 はぁ、仕方ありませんね。

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 ---過去--- 
 両親は私に食事を与えてくれませんでした。
両親はキャロリアを溺愛していて甘やかし可愛がっているので、私が邪魔なのでしょう。
私がいらないのでしょう。
私が自然に衰弱死する事を望んでいるのでしょう。
サリンジャー男爵家家督をキャロリアに継がせたいのでしょう。
このままでは私は死んでしまうでしょう。
このまま死にたくありません。
私は叔父様にしか愛されていません。
叔父様だけが私を愛してくれています。
私も叔父様しか愛していません。
叔父様の所に早く逃げたいです。
叔父様、叔父様は今どこにいるのですか。
早く私を助けて下さい。
まぁ、いくらそんな事を考えても叔父様とはそう簡単に会えないでしょう。
それまでは生きなければなりません。
しかし、栄養失調衰弱虐待でもう満足に動く事もできません。
 「いやだ、死にたくないわ。何か食べる物を、なんでもいいので食べる物を」
 そんな願いを声にしましたが、誰もそんな願いに答えてくれるわけがありません。
当然です。なんの利益があってそんな事をするのでしょうか。
人は利益で動くのです。
利益もなく人を助けるわけがありません。
 「なんでもいいってんなら、これ食います?」
料理人見習いのガストマが野菜や果物の皮や種切り落として捨てるような部分を出してくれました。
 「食べるわ」
私は野菜や果物の皮やへたを食べ漁りました。
野菜も果物も皮や種に栄養があるのです。
無様でも惨めでも、とにかく食べました。
 「ありがとう。ところで見返りは何かしら」
 利益も目的も見返りも要求もなく、恩を売るためでもなくこんな事をするはずがありません。
私に食事を与えないのはガストマの主ポートマ・サリンジャーとナカリラ・サリンジャーの意思なのです。
それに反することをしてはガストマも何もなく済むはずがありません。
料理人見習い風情のする事ですから、きっと下衆な事でも考えているのでしょう。
はぁ、仕方ありませんね。
望む物を与えられたのですから、どんな下卑た要求でも答えるしかありません。

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