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候お兄様はjtアイドルが好き。アイドルじゃなくてもjtが好き。家族の中で一番ましと思ってたがそうでも思えなくなってきた。こいつもクソだったわ
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「この時を待っていた」
クソお兄様が仁王立ち腕組みで恰好つけて言っている。
「人を馬鹿にして見下して相手を過小評価するのはお前の悪い癖だ。前からお兄ちゃん言ってるだろう」
500kgを超える巨漢兵の面積は広大で避けれるわけもなく私の顔面に落下してきた。
流石の私でも凄い衝撃だ。
伯お兄様は兵を消して続けて上空に巨漢兵を作成する。
衝撃でまだ私が逃げられないであろうと判断したのだろう。今度は広範囲ではなく私の上空に積み重ねられている。
「この時を待っていたわ」嘘だけど。
一体目の巨漢兵を受け止める。
「投げるより早く次の兵が落ちてくるぞ」
馬鹿が何か言っている。
2体目3体目4体目と巨漢兵を全部受け止める。
「ふ、お前はやはり人間ではない。俺達の家族水守一族だ」
まだ馬鹿が仁王立ち腕組みで何か言っている。
「っせぇんだよクソお兄様が。私は人間よ」
巨漢兵をクソお兄様に全て投げつける。今更避けたとしてもどうせ遅いしね。
衝撃で動けない伯お兄様の元に行きこめかみを殴る。
「俺の負けだよ」
「降参するの早すぎるわよ」
「真姫は諦めが悪すぎるけど、伯お兄様はみっともないぐらい諦めが早いわね」
「勝てない勝負続ける性分じゃないんだよ」
「私の勝ちよ」
一馬にも兵達にも聞こえるよう叫ぶ。
「桜さんTUEEE」「桜さんぱねぇよ」「人型種族最強桜さんだ」
兵達が私を賞賛するが人型種族と呼ばれるのは良い気がしない。
人型種族と言った兵はあまり見覚えがない。最近来た人間だろう。
確か真姫が連れてきた一人だったか。真姫は本当に殿方に媚を売り連れ込むのが上手い。
「人型種族と言ったそこの貴方。私は人間よ」
「すみません。ごめんなさい。許して。もう言わないよ。俺達みたいな人間なんかと同じ扱いをしちゃ失礼かと思って言ったんだ」
兵が土下座して許しを請う。
「許してやってくれ。皆俺の大切な兵達だ」
「んー。でもねぇ」
「人間だと言うならこのぐらいで怒るなよ」
「私は人間よ」
土下座している兵に近づき掴み上げる。
「止めろ桜。そいつはこっちに来たばかりなんだ。今後同じような事がないよう兵にも使用人にも教育しておく。
まだこっちに来たばかりのそいつはお前に軽く殴られただけで死んでしまう」
「一回でも人型種族なんて言われた少女は傷ついちゃうのよ。その傷は言った方は簡単に忘れても言われた方はずっと
消えないんだから」
他の兵は怯えて私を止める事すらできない。兵達が水守一族に命令するなぞできるわけがない。制止することもできないだろう。
「俺を死なない程度に殴れ。それでいいだろう」
「伯お兄様がそこまでする必要ないわよ」
「俺には単騎でお前や真姫のような戦闘能力はない。兵が必要なんだ」
「止めなさい、桜。お前はまだ罪を犯していない。人間社会で生きていく事もできるんだ。罪を犯すのは止めなさい」
候お兄様がやって来て私を止める。家族の中では一番ましだと思えるのが候お兄様だ。
「誘拐一家の長女よ。罪を犯していないだなんて今更遅いわよ」
外の世界に遊びに行きたいとは常々思っているが、外の世界で暮らしたいかというとまた違う。
私は誘拐一家の長女なのだ。知らなかったなんて通じるわけがない。
「お前はまだ13歳だ。外の世界なら中学2年生のjtだ。お兄ちゃんが好きなjtアイドル達と同年齢の無力な少女だ。
jtアイドルなら一人で生きていく事もできるだろうが、普通の13歳の少女は家族に逆らい一人で生きていく事はできない。
家族に間違った事を強要されても従うしかないんだ。そう言えばいい」
「jtアイドル好きだなぁ候お兄様は」
「jtアイドルが好きなだけじゃない。jtが好きなんだ。あの肌の弾力や肌触り。家出jtというシュチュも好きだ。
家出して体を売って生活していくjtというのは好きなんだ。夢見ているシュチュだ。僕も家出jtを囲いたいと思っている」
「なんでjtの肌触り知ってるの」
「こっちに来たjtを触っただけだから」
「誘拐したjtに手ぇ出すとか罪重いよ」
伯お兄様が候お兄様を殴る。
「お前何やってるんだ。写真集で我慢しておけって言ってただろ」
「うわぁ。候お兄ちゃんきつい」
手当を終えた真姫が愛とやってくる。
クソお兄様が仁王立ち腕組みで恰好つけて言っている。
「人を馬鹿にして見下して相手を過小評価するのはお前の悪い癖だ。前からお兄ちゃん言ってるだろう」
500kgを超える巨漢兵の面積は広大で避けれるわけもなく私の顔面に落下してきた。
流石の私でも凄い衝撃だ。
伯お兄様は兵を消して続けて上空に巨漢兵を作成する。
衝撃でまだ私が逃げられないであろうと判断したのだろう。今度は広範囲ではなく私の上空に積み重ねられている。
「この時を待っていたわ」嘘だけど。
一体目の巨漢兵を受け止める。
「投げるより早く次の兵が落ちてくるぞ」
馬鹿が何か言っている。
2体目3体目4体目と巨漢兵を全部受け止める。
「ふ、お前はやはり人間ではない。俺達の家族水守一族だ」
まだ馬鹿が仁王立ち腕組みで何か言っている。
「っせぇんだよクソお兄様が。私は人間よ」
巨漢兵をクソお兄様に全て投げつける。今更避けたとしてもどうせ遅いしね。
衝撃で動けない伯お兄様の元に行きこめかみを殴る。
「俺の負けだよ」
「降参するの早すぎるわよ」
「真姫は諦めが悪すぎるけど、伯お兄様はみっともないぐらい諦めが早いわね」
「勝てない勝負続ける性分じゃないんだよ」
「私の勝ちよ」
一馬にも兵達にも聞こえるよう叫ぶ。
「桜さんTUEEE」「桜さんぱねぇよ」「人型種族最強桜さんだ」
兵達が私を賞賛するが人型種族と呼ばれるのは良い気がしない。
人型種族と言った兵はあまり見覚えがない。最近来た人間だろう。
確か真姫が連れてきた一人だったか。真姫は本当に殿方に媚を売り連れ込むのが上手い。
「人型種族と言ったそこの貴方。私は人間よ」
「すみません。ごめんなさい。許して。もう言わないよ。俺達みたいな人間なんかと同じ扱いをしちゃ失礼かと思って言ったんだ」
兵が土下座して許しを請う。
「許してやってくれ。皆俺の大切な兵達だ」
「んー。でもねぇ」
「人間だと言うならこのぐらいで怒るなよ」
「私は人間よ」
土下座している兵に近づき掴み上げる。
「止めろ桜。そいつはこっちに来たばかりなんだ。今後同じような事がないよう兵にも使用人にも教育しておく。
まだこっちに来たばかりのそいつはお前に軽く殴られただけで死んでしまう」
「一回でも人型種族なんて言われた少女は傷ついちゃうのよ。その傷は言った方は簡単に忘れても言われた方はずっと
消えないんだから」
他の兵は怯えて私を止める事すらできない。兵達が水守一族に命令するなぞできるわけがない。制止することもできないだろう。
「俺を死なない程度に殴れ。それでいいだろう」
「伯お兄様がそこまでする必要ないわよ」
「俺には単騎でお前や真姫のような戦闘能力はない。兵が必要なんだ」
「止めなさい、桜。お前はまだ罪を犯していない。人間社会で生きていく事もできるんだ。罪を犯すのは止めなさい」
候お兄様がやって来て私を止める。家族の中では一番ましだと思えるのが候お兄様だ。
「誘拐一家の長女よ。罪を犯していないだなんて今更遅いわよ」
外の世界に遊びに行きたいとは常々思っているが、外の世界で暮らしたいかというとまた違う。
私は誘拐一家の長女なのだ。知らなかったなんて通じるわけがない。
「お前はまだ13歳だ。外の世界なら中学2年生のjtだ。お兄ちゃんが好きなjtアイドル達と同年齢の無力な少女だ。
jtアイドルなら一人で生きていく事もできるだろうが、普通の13歳の少女は家族に逆らい一人で生きていく事はできない。
家族に間違った事を強要されても従うしかないんだ。そう言えばいい」
「jtアイドル好きだなぁ候お兄様は」
「jtアイドルが好きなだけじゃない。jtが好きなんだ。あの肌の弾力や肌触り。家出jtというシュチュも好きだ。
家出して体を売って生活していくjtというのは好きなんだ。夢見ているシュチュだ。僕も家出jtを囲いたいと思っている」
「なんでjtの肌触り知ってるの」
「こっちに来たjtを触っただけだから」
「誘拐したjtに手ぇ出すとか罪重いよ」
伯お兄様が候お兄様を殴る。
「お前何やってるんだ。写真集で我慢しておけって言ってただろ」
「うわぁ。候お兄ちゃんきつい」
手当を終えた真姫が愛とやってくる。
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