私に子供を預け遊びに行く妹は死んでざまぁ(笑)甥を引き取るわけもなく追い出したら何故か夫が怒って離婚を告げられました。何故怒ってるのでしょう

甘いからあげ

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7話  あのー。私一度も「いいわよ」なんて言ってませんよね。

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 「闘技よキラスク。私が勝ったら、無理矢理にでも虐待を止めさせるわよ」
 馬鹿に何を言っても無駄なんでしょう。
何を言っても理解もできない馬鹿には力づくで行くしかありません。
 「いいぜ。お前とは闘技した事なかったからな」
 キラスク、貴方は歩むのですね。
 キラスクと闘技、これが初めてですね。
私達は2人ともいつまでも逃げているわけには行きません。
私達2人に単語が一つ足りなくても、この闘技が語ってくれるでしょう。
いえ、そんな逃げはいけません。
ちゃんと言葉でも語ります。
 貴方が歩んでくれる以上、私も歩むしかありません。
 少し期待していた自分が情けないんです。
キラスクが闘技を断ってくれる事を。
恐れが私の弱さがそうさせました。
しかし、それより強く何より望む事は貴方が恐れず歩んでくれる事です。

---今まで一度もモモネスと闘技しなかったのは、モモネスと闘技すれば口にしなくても認めてしまうから。

俺は、認めるのが怖かった。分かっていても、誤魔化していた---
 モモネスと闘技か。今までずっと逃げていた。
でもいつかこうなる事は分かっていた。
ずっと予想して考えていた時が来た。
準備はしてきた。気持ちもデッキも技術も。
お前の方から誘ってくれたなら、乗るしかないだろう。
闘技だモモスク。
この闘技で俺は逃げる事を辞め歩み続ける。
--- 

---あのー。私一度も「いいわよ」なんて言ってませんよね。
なんでかってに先攻で始めてるんですか。馬鹿だからルールも分からないんですか---

 「闘技」
 「闘技」
 「先攻を貰うぜ。手札を1枚捨てHPを50消費し1エネルギーで"森林伐採"を詠唱。
このターンのみ4エネルギー発生するんだぜ。ひゅー!4エネルギーでがんがん行くぜ」
 私は何も言ってませんが、かってに先攻を取られました。
まぁ私は後攻の方が良いので良いんですが。
 「まず貴方がHP50消費する恐怖に耐えられればね」
 自分で自分のHPを50消費するというのは、恐ろしい事です。
まず勇気が試されます。
HPの10%を失うのです。
貴方に耐えられますかねぇ。その喪失に。
HP50消費する勇気が無ければ、その詠唱は無効になりカードを1枚無駄に消費する事になります。
その方が私には有利になるのですが、勇気を示して欲しいです。
そして4エネルギーを得なさい。
そして私にも、父親にも立ち向かいなさい。
この闘技は単に闘技の勝ち負けを競うだけではありません。
キラスク、貴方を見せて下さい。
私に貴方の強さも弱さも見せてください。
本当の貴方を。
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