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第1章 お誕生日と王様
第2話 突然、襲撃された?問題
しおりを挟む遥か昔。この地は人間が支配していた。しかし人間たちの身勝手な振る舞いに愛想を尽かした神様は、とうとう彼らに罰を与えることになった。
神様は信仰心厚い人間の一族を選び、星の箱舟という大きな船を造り、地上の生き物すべてのつがいを一組ずつ乗せるように命じた。人間の一族は、神の言いつけ通りの船を造り、そして地上の生き物を船に乗せた。
準備が出来たことを見届けた神は、地上の全てを押し流すような大洪水を起こした。箱舟に乗った者たちは難を逃れることができ、流れ着いたその場所に新しい世界を築いた。それが天地創造の物語だ。
明日は、星の箱舟で救われた命が、地上に再び降り立った記念日。神への感謝と、平和への祈りを込めて、猫の町では毎年、その日に合わせて典礼祭を催していた。
「大丈夫か? 凛空。居残りだって?」
大聖堂から学校まで戻る道すがら。おれは幼馴染の風馬と並んで歩いていた。大聖堂を出た時、先生から居残りを言い渡された。楽譜をさらい直して、合格したら帰宅していいというのだ。
「あ~あ。ついてないの」
「ぼんやりしているからだぞ。また夜更かしをしただろう? 早く寝ろって言われているくせに」
「だって。図書館で面白い本があったんだもん」
風馬は愉快そうに笑った。
「そういう熱心さを勉強にも向けたほうがいいぞ」
「どうせ、卒業したら聖歌隊に入らないかって、司教様から誘われているし。勉強できなくても平気だし」
「聖歌隊に入ったって、勉強は続けなくちゃいけないんだけど。まあ、お前には歌があるもんな。まったく。お前が羨ましいぜ」
風馬の茶虎柄の耳がぴこぴこと動いた。
(羨ましい? おれにとったら、風馬のほうが羨ましいんですけど!)
風馬とは小さい頃からずっと一緒だった。じいさんの屋敷は北の森の中。隔絶したような場所まで、わざわざ遊びに来てくれるのは、風馬くらいのものだった。
こんな変り者のおれと仲良くしてくれるというだけで、彼の人柄の良さが伺えるのに、成績はいつも主席で、蹴球倶楽部の中心的役割も担っていた。
町中の大人たちが、彼に期待していた。神様っていうのは不公平だと思う。おれなんて、頭も悪いし、ドジだし、夢見がちだし、いいところと言ったら、歌うことくらいしかないのだから。
「なあ、凛空」
「なに?」
「あのさ。明日の典礼祭の儀式が終わったら——おれ……お前とつがいになりたい」
「え?」
瞬きをして風馬を見上げると、彼は真面目な色を浮かべる瞳でおれを見ていた。
「風馬? え——それって……」
「お前、明日で十八になるだろう。おれは一足先に十八になっているし……。つがいを持ってもいいってことになるだろう」
「そう、だけど……」
風馬の手が、おれの頬に触れる。
「おれはお前が好きだ。凛空。おれとつがいになって欲しい」
(風馬が——おれのこと?)
頬が熱くなる。こんなこと。考えたこともなかった。風馬は好きだ。でもそれは、それは幼馴染として、友人として、だ。だから、風馬がおれのことを、そんな風に思っていてくれていたこと。ちっとも気がつかなかった。
「あの。おれ——」
「いい。返事しなくて。ちゃんと考えて。お前、頭悪いから。時間が必要だろう?」
「そ、そうだけど。って! なに軽く悪口言っているんだよ!」
「はは。ごめん。でも本気だから。お前がちゃんと答え出すの。待っているよ」
彼は爽やかに光る笑みを見せると、「蹴球の練習終わったら教室寄ってやるから。がんばれ」と言って立ち去って行った。
(風馬が——おれを好き?)
おれの心は嵐みたいに荒れていた。
星の箱舟以前の世界、生き物たちは雄と雌に分かれていたらしい。ところが、今のこの世界には、雄しか存在しない。
星の箱舟以降、生き残った生き物たちは、たった一組のつがいしかいなかった。そこから子孫を増やすため、彼らはさまざまな試行錯誤を繰り返したという。
その結果、この世界の生き物たちの性別は、一つに淘汰された。子孫を残すために効率性が優先されたためだ。昔は雄と雌は別々の個体で、生まれた時から、生涯にわたって、その役割を果たしていたと教えてもらったけれど、今はそれぞれが、雄にもなり得るし、雌にもなり得る。
つまり、雄と雌の均衡を考慮する必要がなくなったため、どちらかが不足して子孫を残せないという課題がなくなったというわけだ。
十八歳になったら、おれだってつがいを持ってもいい年ごろになる。風馬とつがいになったら、おれは雄と雌、どちらになるのだろうか?
今まで一つも考えたことがなかったから。どうしたらいいのかわからない。
世間一般の人たちは、こうして近しい人の中から、好ましい相手をつがいにするのだそうだ。しかし、この世界には『真のつがい』と呼ばれる運命の相手がいると言う。この世界のどこかに、運命で定められた相手がいるのだそうだ。ただ、運命の人に出会うことはかなり稀で、大半の人は出会わずに一生を終えるという。
(真のつがいって、どんな感じなんだろう……? 風馬のことが好きって気持ちとは違うのかな?)
そこでふと大聖堂で見かけた王子様を思い出した。
(あの人——誰だったんだろう。じいさんだったら、あの人が何者か、知っているんじゃないかな。典礼祭の取り仕切りもじいさんがするって言っていたもの。招かれたお客さんなのかな)
帰ったら確かめなくてはならない。大聖堂で見かけてから、おれの思考の大半は、あの人のことで占められている。なぜこんなにも気になるのだろうか。理由はわからない。物珍しかったからではない。曇りのない、澄んだ碧眼は熱を帯びて見えた。
(うう。おれ、どうしちゃったんだろう……)
耳まで熱くなる。両手で耳を抑え込んでも、ドキンドキンという拍動の音は止まない。この行き場のない興奮をどうしたらいいのかわからくなってしまい、廊下をウロウロと歩き回った。しっぽの辺りがもぞもぞと落ち着かなくなる。
おれだってお年頃だ。猫族の発情期は春と秋。まだちょっと先なはずなのに。
(ああ、困った!)
『凛空。おれはお前に会いたかったぞ』
まだ耳にしたこともない彼の声を想像し。おれに会いにきたのではないかと想像し。おれは一人で勝手に耳の先っぽまで熱くなった。
(ばかばかばかー! な、な、なにを想像しているんだ。おれは——。ただ見かけただけの人じゃないか!)
一人で悶絶しながら、教室の扉を開ける。
(なんて恥ずかしい奴! 本当、おれって馬鹿だー!)
自分のことを責めながら、誰もいない教室にたった一人で座り込んだ。
「それどころじゃない。居残りが問題だよ。どうしよう……」
(ああ。じいさんの耳に入ったら……。いや、それよりなにより、雄聖の耳に入ったら。大目玉だよなぁ)
雄聖というのは、おれたちの暮らしを手伝ってくれている人だ。からだが大きくて、まるで熊みたいな大型猫の獣人だけど、ごはんもお菓子も美味しく作ってくれるし、おれの寝ぐせを直したり、準備を手伝ってくれたりする器用な人だった。
じいさんがこの町に引っ越してきた時からの付き合いで、じいさんからの信頼が厚い人だった。そう、おれたち三人はまるで家族みたいな関係だった。
(うう……せっかくの誕生日なのに。ケーキお預けかもしれないな……)
前掛けが不似合いな雄聖が、玄関先で仁王立ちして待ち構えているのが目に浮かぶようだ。そう考えると、胃がキリキリとしてくるようだった。
全然集中ができるはずもなく。楽譜を投げ出すと、頬杖をついてため息を吐いた。
風馬からの告白。大聖堂の王子様。それから、この居残り。もう頭の中がごちゃごちゃになっている。どうにか気を紛らわせないといけない。おれは窓の外に視線を向けた。すると、雀がたくさん飛んでいくのが見えた。今度は別の意味で腰がもぞもぞと疼いた。
おれたち獣人は、獣の特徴のみならず、その性質も受け継いでいる。獣の部分と人間の部分との割合は人によって、大なり小なりがあるようだが、獣の血が入っていることには違いはない。
(ああ、追いかけて行って捕まえたい!)
窓枠に両手をかけて、外に身を乗り出した。しかし——はったとして息を飲んだ。昼間は晴れていたはずなのに、辺りが薄暗い。まだ日が落ちるには時間があるはずなのに——。
窓から身を乗り出した態勢のまま、そっと空を仰ぎ見た。真っ黒だった。空一面が。雲が厚く覆っているのはない。まるで夜の闇みたいに黒いのだ。鳥が飛んで行ったのは、その『なにか』から逃れようとしていたのだろう。
おれは頭上に目を凝らす。暗い原因は——鳥だった。大きな黒鳥が群れを成して飛んでいた。黒鳥たちは羽を広げると、おれよりもずっと大きいようだった。奴らはその場で旋回しながら、まるで地上にいる獲物を狙っているようだった。
驚きと恐れで、からだが動かない。その場で固まってしまっていると、集団の中の一羽がおれを見た。
『クロネコ クロネコ クロネコ ダヨ』
「言葉!?」
動物が、言葉を話す様を、おれは見たことがなかった。
黒鳥の金糸雀色の瞳はおれを見つけると、大きく旋回をしてから真っ逆さまに落ちてきた。
慌てて、からだを引いてから、窓を力任せに閉じる。間一髪のところで、黒鳥が窓に激突したおかげで、木製の白く塗られている窓枠が大きく震えた。その衝撃で、おれは後ろに倒れて尻餅をついた。
(これは、一体……!?)
ほっとしたのも束の間、黒鳥はくちばしで窓を叩き壊すと、木製の窓枠の間にその大きな光る目玉を押しつけてきた。その目玉は非対称性左右に動き回っておれを探しているようだった。おれは怖くなって思わず後ろに下がった。
『カギシッポ カイギシッポ ノ クロネコ ガ イタヨ』
ぎこちない声に引っ張られて、他の鳥たちも窓に群がってきた。
『クロネコ』
『カギシッポ』
『イタヨ』
『クロネコ』
『カギシッポ ガ イタヨ』
それぞれが硝子にくちばしを突き立てて中に入り込もうとしている。
(逃げなくちゃ。逃げなくちゃ! 動け! 足! 動け!)
しかし先の曲がったしっぽは、いつもよりも倍以上に膨れ上がり、耳は後ろに倒れて、からだが動かない。
(もうダメだ——)
そう思った瞬間。教室の扉が開いて、風馬が駆け込んできた。
「凛空! こっちだ!」
風馬に腕を掴まれて廊下に駆け出す。あちらこちらから硝子が割れる音が聞こえてきた。しかし木製の窓枠に阻まれて学校内に侵入するには、時間がかかりそうだった。
「外にいた奴らが襲われている。特に黒猫を狙っているようだ」
彼に引っ張られて階段を下りる。
あちこちから悲鳴が響いてくる。
「地下の避難所にみんな向かっている。閉じられる前に、おれたちも行こう!」
避難所は地下200mのところに設置されている。地震などの災害時にも耐えられるようにと、頑丈に作られていると聞いている。しかし、今まで避難所に足を踏み入れたことなど一度もない。
まさか、こんなことが起きるなんて、一体誰が想像しただろうか。これは想定外の事件だった。平和慣れしているおれたちにとったら、こんなことはまるで夢のようで、どうしたらいいのかわからなかった。
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