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お誘い
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「姫乃ちゃんも、ごちゃごちゃ余計なことばっかり考えていらない心配してないで、一番先にくる気持ちを大事にしたらいいと思う」
「?」
一番先にくる気持ち?
ひろかはたまに難しいことを言う。
「会いたいでしょ?友達に」
「…うん」
「だったら素直に嬉しがって楽しめばいいじゃない」
「うん、そっか!そうだよね!!
会うの久しぶりだからすっごく楽しみ!
何着ていこうかな~?」
「相川ー!ちょっと来い」
「ゲッ!そういえば私今日日直なんだった。日誌出しに行かなきゃ。
あ、今日帰り買い物いかない!?
服見たい!
クレープおごるから」
「やったぁ!」
「じゃあちょっと待っててねー」
教室には凌とひろかの二人きりになり、一瞬の静寂が訪れる。
「…だって、凌くん」
ひろかはにんまりとした笑顔を横にいる凌のほうへ向けた。
「なんで僕に言うの?」
「気にならない?
万が一ってこともありえるし」
「僕にどうしろって?大体何かあったとして僕がいてもどうにもならないよ?」
「そう?そんなことないと思うけどなぁ」
「……」
ひろかはにんまりとした笑顔を崩さない。
「…ひろかちゃん、君、何を知ってるの?」
クイッとひろかの顎を上げそう言った凌の顔は、いつもの気弱な雰囲気をどこにも感じさせなかった。
「…意外と顔が広いもんで」
ひろかはそう言うのが精一杯だった。
「ふーん。
まあご希望には添えるよ。本当に何かあったらシャレになんないしね」
凌はパッと手を離し、
「買い物行くんでしょ?
僕は帰るから。じゃー楽しんできて」
不敵な笑みを浮かべてそう言うと、背中越しに手をヒラヒラ振りながら教室を出て行った。
「あー!本当にあれが凌くん!?心臓に悪いっっ!」
ひろかはドクドクと騒ぐ胸に手を当てた。
「吸い込まれるかと思った…」
芦屋 凌…か…。
「?」
一番先にくる気持ち?
ひろかはたまに難しいことを言う。
「会いたいでしょ?友達に」
「…うん」
「だったら素直に嬉しがって楽しめばいいじゃない」
「うん、そっか!そうだよね!!
会うの久しぶりだからすっごく楽しみ!
何着ていこうかな~?」
「相川ー!ちょっと来い」
「ゲッ!そういえば私今日日直なんだった。日誌出しに行かなきゃ。
あ、今日帰り買い物いかない!?
服見たい!
クレープおごるから」
「やったぁ!」
「じゃあちょっと待っててねー」
教室には凌とひろかの二人きりになり、一瞬の静寂が訪れる。
「…だって、凌くん」
ひろかはにんまりとした笑顔を横にいる凌のほうへ向けた。
「なんで僕に言うの?」
「気にならない?
万が一ってこともありえるし」
「僕にどうしろって?大体何かあったとして僕がいてもどうにもならないよ?」
「そう?そんなことないと思うけどなぁ」
「……」
ひろかはにんまりとした笑顔を崩さない。
「…ひろかちゃん、君、何を知ってるの?」
クイッとひろかの顎を上げそう言った凌の顔は、いつもの気弱な雰囲気をどこにも感じさせなかった。
「…意外と顔が広いもんで」
ひろかはそう言うのが精一杯だった。
「ふーん。
まあご希望には添えるよ。本当に何かあったらシャレになんないしね」
凌はパッと手を離し、
「買い物行くんでしょ?
僕は帰るから。じゃー楽しんできて」
不敵な笑みを浮かべてそう言うと、背中越しに手をヒラヒラ振りながら教室を出て行った。
「あー!本当にあれが凌くん!?心臓に悪いっっ!」
ひろかはドクドクと騒ぐ胸に手を当てた。
「吸い込まれるかと思った…」
芦屋 凌…か…。
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