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涙
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次の日。
「姫乃ちゃん」
「ねぇってば、姫乃ちゃん」
あー、ウザい。
凌とひろかが頬杖をついてその場を動かない姫乃の肩を揺らす。
昨日一回お弁当を一緒に食べたくらいで、二人はもうすっかり友達気分だ。
「だから、昨日はお弁当がなかったから『仕方なく』で、なんで今日まで一緒しなきゃいけないのよ!?」
うん、我ながら調子のいいひどいこと言ってるな。
「えー、だって友達は普通一緒にお弁当を食べるものだよ?」
「そうそう」
言ってるこっちまで少し罪の意識で胸が痛むのに、この二人には全く効かないみたいだ。
ある意味、最強…。
「ほら、早くしないと時間なくなっちゃう」
凌は姫乃のカバンを持とうと掴んだ。
それを阻止しようと、姫乃はカバンに力を込めて引っ張った。
すると凌は顔を赤くしてさらに力を込める。
いや、そんなに力いれてないんですけど。
そんないっぱいいっぱいの凌の顔を見て、姫乃は盛大にため息をついた。
うん、確かに会いたかったよ?
そんなに変わるはずもないって分かってた。
でも…
まっったく変わってないってどうなのよ!?
大好きな優しいところは変わってないけど、それじゃ私の近くにはいられない。
今度は凌も標的にされてしまう。
せめて、自分の身を守れるくらいだったなら…
「わっ」
姫乃が観念してカバンを離すと、力を入れていた凌は大きな音を立てて後ろへ倒れた。
「イタタ…姫乃ちゃん、いきなり離さないでよぅ」
「……」
姫乃はお尻をさする凌を心底呆れた顔で見つめる。
ダメだ、こりゃ。
「姫乃ちゃん」
「ねぇってば、姫乃ちゃん」
あー、ウザい。
凌とひろかが頬杖をついてその場を動かない姫乃の肩を揺らす。
昨日一回お弁当を一緒に食べたくらいで、二人はもうすっかり友達気分だ。
「だから、昨日はお弁当がなかったから『仕方なく』で、なんで今日まで一緒しなきゃいけないのよ!?」
うん、我ながら調子のいいひどいこと言ってるな。
「えー、だって友達は普通一緒にお弁当を食べるものだよ?」
「そうそう」
言ってるこっちまで少し罪の意識で胸が痛むのに、この二人には全く効かないみたいだ。
ある意味、最強…。
「ほら、早くしないと時間なくなっちゃう」
凌は姫乃のカバンを持とうと掴んだ。
それを阻止しようと、姫乃はカバンに力を込めて引っ張った。
すると凌は顔を赤くしてさらに力を込める。
いや、そんなに力いれてないんですけど。
そんないっぱいいっぱいの凌の顔を見て、姫乃は盛大にため息をついた。
うん、確かに会いたかったよ?
そんなに変わるはずもないって分かってた。
でも…
まっったく変わってないってどうなのよ!?
大好きな優しいところは変わってないけど、それじゃ私の近くにはいられない。
今度は凌も標的にされてしまう。
せめて、自分の身を守れるくらいだったなら…
「わっ」
姫乃が観念してカバンを離すと、力を入れていた凌は大きな音を立てて後ろへ倒れた。
「イタタ…姫乃ちゃん、いきなり離さないでよぅ」
「……」
姫乃はお尻をさする凌を心底呆れた顔で見つめる。
ダメだ、こりゃ。
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