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02.お兄様
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現在アンジェリカの年齢は14才になったばかり
前世の彰の記憶が戻って上書きされたような感じになっていて、記憶を思い出す前のアンジェリカの記憶がほとんど無い。
だが読み書きや、家族は何となくだが分かる。
貴族令嬢としての立ち振舞いは体が覚えてるのか難なくこなせた。
記憶喪失になったけど自分や人の名前とかはわからないけど日常生活する分には常識などは分かったり、覚えてないけど体が覚えてるから動けるとか、ご都合主義みたいな感じ
家は辺境の領土だし、学院(この世界は貴族は14歳で学院に入学。それまでは家庭教師に習うのが基本のようだ)は入学前だったし、社交界デビュー(前世の世界で言う成人式みたいなもの)も学校を卒業した17歳だそうだ。
だから有り難いことに、まだ家族以外の親しき者はいないとの事…
しかも幸いな事に王都にある学院入学の為に両親と離れ王都のコンラード家所有の屋敷に行く手前だったのだ。
向こうの使用人は殆ど面識がないから、何とか誤魔化せるだろう。
記憶が戻って1週間後…王都ティムエントに向かって出発した。
ティムエントまでは馬車で片道10日ほどかかる。
現代技術の自動車とは違ってスピードも遅いのだから致し方ない。
車なら半分ほど…飛ばせば3日で行けるだろうか…等と考えながら、暇潰しにこの世界の事を頭に叩き込むべく、予習するという建前で持たせてもらった歴史書や現在位置を知りたいと地図を見せてもらう。
そしてこの世界の一年は前世の世界の一年と殆ど同じだと分かった。
一年は12ヶ月、1ヶ月は30日で5週間。
1週間は7日ではなく6日だったけどな。
一年は、白、青、緑、黄、赤、黒の順でそれぞれ表と裏がある。白の表と白の裏、それで12ヶ月。
1週間は火、水、風、地、闇、光で1の週、2の週、3の週、4の週、5の週。
それに当てはめて日々の日にちを呼ぶそうだ。
つまり前世の元旦に当てはまるのが、白の表の火の1となる。
大晦日は黒の裏の光の5になるわけだ。
うん、ややこしい!!!火が月曜とか!水が火曜とか引っかけ問題じゃねーんだから!
馴れるまで間違えそうだなー…暫く表にした紙持ち歩こう…
あんまり頭良くない俺では10日では大まかしか覚えられなかったが、後はゆっくり覚えていくことにしよう。
そして無事王都の屋敷に着いた。
馬車に乗りっぱなしで体はカチコチだしお尻は痛いしで体力の限界を感じ早く部屋で休みたいと思ってると、開いた馬車の扉の向こうに出迎えの複数の使用人と美男子が立っていて固まった。
「やあ、アンジェ。久し振りだね」
忘れてた!アンジェリカには二つ上の兄がいたことを!屋敷は俺だけではなく兄も先に住んでいたんだった!
顔がひきつりそうになりながら、笑顔で挨拶をする。
「エリックお兄様、わざわざお迎え感謝致します」
兄の差し出した手に手を重ね馬車を降りる。
「可愛い妹の為だ。来て出迎えないわけにはいかないよ。長旅で疲れたろう?夕食まで部屋で休むといい。アンジェの部屋まで案内するよ」
「有難うございます。お言葉に甘えて休ませて頂きますね」
部屋に向かいながら兄を横目に観察する。
兄、エリックは父譲りのアッシュグレーの髪をショートカットにしてるけど、母親の遺伝か俺と同じように髪はクセがありホワホワしてる。アーモンド型の俺と同じ青みがかった緑の瞳、背も高い。180㎝はあるだろうか…
確か16歳だよな。前世の俺と同い年なのに大人っぽ過ぎやしませんかね?
日本人は外人よりか幼く見えるらしいと言うから、欧米人ぽいこの国の人からすればこれが普通なのかな。
因みに、前世の俺は169㎝日本人男子平均です!低くなんてないからな!
今は160㎝前後だろうか…
前世の妹が15歳で155㎝ほどだったからやっぱ外国人は身長高いんだなって思う。14歳って分かるまで16、7歳ぐらいと思ってたしな!
そうこう考えてる内に自室にたどり着いた。
ヤバい道覚えてねぇ!
「じゃあ夕飯の時間にね」
微笑んで頭を撫で兄は向かいの部屋に入っていった。
成る程…お兄様の部屋は、お向かいですか。
何にしても夕飯まで休めるのなら有難い。
一眠りさせてもらおうと、部屋に入るであった。
前世の彰の記憶が戻って上書きされたような感じになっていて、記憶を思い出す前のアンジェリカの記憶がほとんど無い。
だが読み書きや、家族は何となくだが分かる。
貴族令嬢としての立ち振舞いは体が覚えてるのか難なくこなせた。
記憶喪失になったけど自分や人の名前とかはわからないけど日常生活する分には常識などは分かったり、覚えてないけど体が覚えてるから動けるとか、ご都合主義みたいな感じ
家は辺境の領土だし、学院(この世界は貴族は14歳で学院に入学。それまでは家庭教師に習うのが基本のようだ)は入学前だったし、社交界デビュー(前世の世界で言う成人式みたいなもの)も学校を卒業した17歳だそうだ。
だから有り難いことに、まだ家族以外の親しき者はいないとの事…
しかも幸いな事に王都にある学院入学の為に両親と離れ王都のコンラード家所有の屋敷に行く手前だったのだ。
向こうの使用人は殆ど面識がないから、何とか誤魔化せるだろう。
記憶が戻って1週間後…王都ティムエントに向かって出発した。
ティムエントまでは馬車で片道10日ほどかかる。
現代技術の自動車とは違ってスピードも遅いのだから致し方ない。
車なら半分ほど…飛ばせば3日で行けるだろうか…等と考えながら、暇潰しにこの世界の事を頭に叩き込むべく、予習するという建前で持たせてもらった歴史書や現在位置を知りたいと地図を見せてもらう。
そしてこの世界の一年は前世の世界の一年と殆ど同じだと分かった。
一年は12ヶ月、1ヶ月は30日で5週間。
1週間は7日ではなく6日だったけどな。
一年は、白、青、緑、黄、赤、黒の順でそれぞれ表と裏がある。白の表と白の裏、それで12ヶ月。
1週間は火、水、風、地、闇、光で1の週、2の週、3の週、4の週、5の週。
それに当てはめて日々の日にちを呼ぶそうだ。
つまり前世の元旦に当てはまるのが、白の表の火の1となる。
大晦日は黒の裏の光の5になるわけだ。
うん、ややこしい!!!火が月曜とか!水が火曜とか引っかけ問題じゃねーんだから!
馴れるまで間違えそうだなー…暫く表にした紙持ち歩こう…
あんまり頭良くない俺では10日では大まかしか覚えられなかったが、後はゆっくり覚えていくことにしよう。
そして無事王都の屋敷に着いた。
馬車に乗りっぱなしで体はカチコチだしお尻は痛いしで体力の限界を感じ早く部屋で休みたいと思ってると、開いた馬車の扉の向こうに出迎えの複数の使用人と美男子が立っていて固まった。
「やあ、アンジェ。久し振りだね」
忘れてた!アンジェリカには二つ上の兄がいたことを!屋敷は俺だけではなく兄も先に住んでいたんだった!
顔がひきつりそうになりながら、笑顔で挨拶をする。
「エリックお兄様、わざわざお迎え感謝致します」
兄の差し出した手に手を重ね馬車を降りる。
「可愛い妹の為だ。来て出迎えないわけにはいかないよ。長旅で疲れたろう?夕食まで部屋で休むといい。アンジェの部屋まで案内するよ」
「有難うございます。お言葉に甘えて休ませて頂きますね」
部屋に向かいながら兄を横目に観察する。
兄、エリックは父譲りのアッシュグレーの髪をショートカットにしてるけど、母親の遺伝か俺と同じように髪はクセがありホワホワしてる。アーモンド型の俺と同じ青みがかった緑の瞳、背も高い。180㎝はあるだろうか…
確か16歳だよな。前世の俺と同い年なのに大人っぽ過ぎやしませんかね?
日本人は外人よりか幼く見えるらしいと言うから、欧米人ぽいこの国の人からすればこれが普通なのかな。
因みに、前世の俺は169㎝日本人男子平均です!低くなんてないからな!
今は160㎝前後だろうか…
前世の妹が15歳で155㎝ほどだったからやっぱ外国人は身長高いんだなって思う。14歳って分かるまで16、7歳ぐらいと思ってたしな!
そうこう考えてる内に自室にたどり着いた。
ヤバい道覚えてねぇ!
「じゃあ夕飯の時間にね」
微笑んで頭を撫で兄は向かいの部屋に入っていった。
成る程…お兄様の部屋は、お向かいですか。
何にしても夕飯まで休めるのなら有難い。
一眠りさせてもらおうと、部屋に入るであった。
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