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最終幕 本当の夫婦になるまで
最終話 大好きな旦那様
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ここは乙女ゲーム本編を終えて、真実の終わりを迎えた世界。
ヒロインのアイリス、悪役令嬢のベアトリーチェ、モブ令嬢に転生した私も幸せな未来を勝ち取って、思い人と結婚。毎日が華やいで充実している。
魔法学院を卒業して、三年イコール嫁いだ年数。王都郊外にある屋敷で、私と旦那様は悠々自適な生活を送っている。
(旦那様、今日帰るって言っていたけれど……何時ぐらいに戻られるかしら?)
今日は隣国から旦那様が帰ってくる日。
最近は忙しくて寝る前にしか会えなかったけれど、今日は夕食を食べる時間ぐらいには戻ってくるは──。
ふと一周目の記憶が浮かび上がり、旦那様が見えなくなった次期だったことを思い出す。今回こそ旦那様が帰ってきたら出迎えて、それから──。
「戻ったぞ、シャル!」
「だ、旦那様!? え、あ、え!?」
時計を見ればまだ四時過ぎ。予想以上の早いご帰宅に自室で編み物をしていた私は困惑してしまう。ベルナルド様──旦那様は歳を重ねてさらに逞しく素敵な殿方に成長していて、今日も黒のジャケットがよく似合っている。眼福。
(──って、見とれている場合じゃ、え、お出迎え、あ、ドレスの着替え、いえ、旦那様に挨拶を!)
「もしかして知らせが着ていなかったのか?」
「は、はい」
「まあ、馬車で帰る予定だったが、移動用魔導具を使ったのだから知らせより早いのはしょうがないか」
「ま、魔導具を使ったのですか? 貴重なのに!」
未だ編み物を手にしたままの私を見て、ベルナルド様はずかずかと大股で歩み寄り私を抱きしめる。
(ふぁああああ!?)
「俺が帰ったのに、何か言うことはないのか?(一人で寂しい思いをしてなかっただろうか。アルバートがサプライズは喜ぶと言っていたが、これは失敗なのでは? シャルが固まったままなのが怖い!)」
大好きな旦那様の温もりが心地よい。ギュッと抱きしめられる感覚も好きだ。
一周目とは、全く違う。旦那様の背中に手を回してグリグリと胸元に頭を押しつける。
「シャル!?(甘え方がかわいぃい。可愛すぎる!)」
(好き……)
温かい。大好きな旦那様の温もりに安堵して、それをようやく実感した。
「お帰りなさいませ、旦那様」
私は旦那様の唇にキスをする。一瞬で頬が赤くなり、次いで口元が緩んだ。
「(あああああああああああああ! 好き可愛すぎる……!!!)……ただいま、シャル」
蒼黒の長い髪、黒檀の瞳に整った顔立ち、一周目との大きな違い。
とびきりの笑顔で、キスを返す。啄むものから、濃厚なキスになっていく。
氷の貴公子と学院時代は呼ばれていることもあったが、今では終始笑顔で私に接してくる。仕事以外の時間はできるだけ私と一緒に居てくれて、旅行やデートに頻繁に誘ってくれるのだ。
今でもお忍びでクレープ屋に行くこともある。
「ああ、シャルに会えない時間は苦痛の何ものでも無かったよ。隣国に行っている間、ルディーが押しかけてこなかったか?」
「ふふ、いいえ。それに隣国に出発したのは昨日じゃないですか。本来なら一週間ほどかかるスケジュールじゃなかったのですか?」
「頑張って終わらせてきた。……それに前回は足止めが酷かったけれど、今回は大丈夫だ。ジェフ」
「はい」
旦那様が視線を向けると、執事長のジェフが部屋にいたことに気づく。
(いつの間に!?)
「無粋な連中は屋敷に入ることなく、お引き取り頂いております」
(ん? あ、一周目で屋敷にいた女性の方のことね。そう言えば隣国の使者だったとか……)
色々考えていると、旦那様は私の頬や額にキスを落とす。
「だ、旦那様」
「今、俺以外の事を考えていただろう?」
「そ、そんなことは……」
「ルディーじゃないだろうな」
「違いますよ。それにルディー様は仕事が忙しいって、手紙に書いてありましたよ」
「チッ、やっぱり文通を許すんじゃ無かった。五年も続くなんて……」
手紙の内容はお互いに家族のことについてで、私はベルナルド様、ルディー様は妹君のこと。あれから立派なシスコンになってしまっているのをベルナルド様は知らないのだろうか。
「そう言えば明日はお茶会だったか」
「はい。私が主催するのですが、お義母様も手伝いに来て下さるんです」
「そうか(あー、明日は一日シャルを独り占めできると思ったんだが……。嵐とか来て中止にならないだろうか)」
「ベルナルド様?」
「んん、せっかくだ。夕食前にお茶をしないか?」
「はい」
幸せいっぱいな気持ちで私は頷く。大好きな旦那様と会えて浮かれていた。浮かれすぎていたのだ。
旦那様に手を引かれて場所を変えようと歩き出した瞬間、視界が傾いた。
「──え」
膝に力が入らずに崩れ落ちる。
僅かな浮遊感を覚えた後、私の意識はブラックアウトした。
***
懸念点があった。
一周目のあの日、旦那様が見えなくなった原因。
いろんな要因があったけれど、それだけではなく《疑似種子》が強制的に負荷と掛けよう動いたとしたら?
また旦那様が見えなくなったら?
ふと結婚して三年目のあの日が近づくにつれてどこか不安な気持ちはあった。旦那様との関係が良好でも、同じようなことが起こったら耐えられるだろうか、と。
でも、三年目の今日、旦那様と会って私は──。
「旦那様っ……」
「呼んだか」
「!?」
すぐ傍の耳元で旦那様の声が聞こえ、振り返った瞬間、超至近距離に目鼻立ちが整ったご尊顔が視界一杯に飛びこんできた。
あまりのイケメンっぷりに硬直。次の瞬間、全身の体が一気に熱を帯びた。
「べ、べ、ベルナルド様!?」
「ああ、名前呼びもいいな」
(ああ、色香たっぷりで心臓がぁあああああ!)
「でも、倒れたんだ安静にしてないとダメな」
「あ。私、倒れたのって《疑似種子》の影響だったんじゃ?」
「いや、……貧血というか、おめでたというか」
「おめでた?」
珍しくごにょごにょ言う旦那様の姿に「可愛い」と思ってしまった。髪も前髪が垂れてワンコっぽい。頭の中が「可愛い」でいっぱいになっていたので、旦那様の言葉をスルーしていたのだが「おめでた」という言葉がようやく私の脳みそに伝わる。
「……おめでた?」
「ああ、俺とシャルの子だ、主治医の見立てでは三カ月だとか」
「!!?」
喜びと戸惑いと驚愕と嬉しさが入り交じって、旦那様の両頬に触れた。少しだけ頬が冷たい。でもちゃんと旦那様が見えているし、声も聞こえている。
夢じゃない。
なんだか不思議な気持ちと嬉しさで涙が滲む。
「ベルナルド様ぁ」
「なんだ、シャル?」
「大好きです、私を好きになって下さってありがとうございます」
「それは俺のセリフだ。俺を愛してくれてありがとう」
こつん、と額が触れ合い唇を重ねる。
今までのキスの中で甘くて幸せな味がした。
大好きな旦那様が見えなくなってから、いろんなことが起こって空回って、すれ違っていた思いが結び合って、紡いできた。
楽しいことも、苦しいことも、嬉しいことも、悲しいことも、喧嘩も、言い合いも、積み重ねて、夫婦の形を作っていく。
「旦那様、これからもよろしくお願いしますね」
「ああ、こちらこそ。よろしく頼む」
ヒロインのアイリス、悪役令嬢のベアトリーチェ、モブ令嬢に転生した私も幸せな未来を勝ち取って、思い人と結婚。毎日が華やいで充実している。
魔法学院を卒業して、三年イコール嫁いだ年数。王都郊外にある屋敷で、私と旦那様は悠々自適な生活を送っている。
(旦那様、今日帰るって言っていたけれど……何時ぐらいに戻られるかしら?)
今日は隣国から旦那様が帰ってくる日。
最近は忙しくて寝る前にしか会えなかったけれど、今日は夕食を食べる時間ぐらいには戻ってくるは──。
ふと一周目の記憶が浮かび上がり、旦那様が見えなくなった次期だったことを思い出す。今回こそ旦那様が帰ってきたら出迎えて、それから──。
「戻ったぞ、シャル!」
「だ、旦那様!? え、あ、え!?」
時計を見ればまだ四時過ぎ。予想以上の早いご帰宅に自室で編み物をしていた私は困惑してしまう。ベルナルド様──旦那様は歳を重ねてさらに逞しく素敵な殿方に成長していて、今日も黒のジャケットがよく似合っている。眼福。
(──って、見とれている場合じゃ、え、お出迎え、あ、ドレスの着替え、いえ、旦那様に挨拶を!)
「もしかして知らせが着ていなかったのか?」
「は、はい」
「まあ、馬車で帰る予定だったが、移動用魔導具を使ったのだから知らせより早いのはしょうがないか」
「ま、魔導具を使ったのですか? 貴重なのに!」
未だ編み物を手にしたままの私を見て、ベルナルド様はずかずかと大股で歩み寄り私を抱きしめる。
(ふぁああああ!?)
「俺が帰ったのに、何か言うことはないのか?(一人で寂しい思いをしてなかっただろうか。アルバートがサプライズは喜ぶと言っていたが、これは失敗なのでは? シャルが固まったままなのが怖い!)」
大好きな旦那様の温もりが心地よい。ギュッと抱きしめられる感覚も好きだ。
一周目とは、全く違う。旦那様の背中に手を回してグリグリと胸元に頭を押しつける。
「シャル!?(甘え方がかわいぃい。可愛すぎる!)」
(好き……)
温かい。大好きな旦那様の温もりに安堵して、それをようやく実感した。
「お帰りなさいませ、旦那様」
私は旦那様の唇にキスをする。一瞬で頬が赤くなり、次いで口元が緩んだ。
「(あああああああああああああ! 好き可愛すぎる……!!!)……ただいま、シャル」
蒼黒の長い髪、黒檀の瞳に整った顔立ち、一周目との大きな違い。
とびきりの笑顔で、キスを返す。啄むものから、濃厚なキスになっていく。
氷の貴公子と学院時代は呼ばれていることもあったが、今では終始笑顔で私に接してくる。仕事以外の時間はできるだけ私と一緒に居てくれて、旅行やデートに頻繁に誘ってくれるのだ。
今でもお忍びでクレープ屋に行くこともある。
「ああ、シャルに会えない時間は苦痛の何ものでも無かったよ。隣国に行っている間、ルディーが押しかけてこなかったか?」
「ふふ、いいえ。それに隣国に出発したのは昨日じゃないですか。本来なら一週間ほどかかるスケジュールじゃなかったのですか?」
「頑張って終わらせてきた。……それに前回は足止めが酷かったけれど、今回は大丈夫だ。ジェフ」
「はい」
旦那様が視線を向けると、執事長のジェフが部屋にいたことに気づく。
(いつの間に!?)
「無粋な連中は屋敷に入ることなく、お引き取り頂いております」
(ん? あ、一周目で屋敷にいた女性の方のことね。そう言えば隣国の使者だったとか……)
色々考えていると、旦那様は私の頬や額にキスを落とす。
「だ、旦那様」
「今、俺以外の事を考えていただろう?」
「そ、そんなことは……」
「ルディーじゃないだろうな」
「違いますよ。それにルディー様は仕事が忙しいって、手紙に書いてありましたよ」
「チッ、やっぱり文通を許すんじゃ無かった。五年も続くなんて……」
手紙の内容はお互いに家族のことについてで、私はベルナルド様、ルディー様は妹君のこと。あれから立派なシスコンになってしまっているのをベルナルド様は知らないのだろうか。
「そう言えば明日はお茶会だったか」
「はい。私が主催するのですが、お義母様も手伝いに来て下さるんです」
「そうか(あー、明日は一日シャルを独り占めできると思ったんだが……。嵐とか来て中止にならないだろうか)」
「ベルナルド様?」
「んん、せっかくだ。夕食前にお茶をしないか?」
「はい」
幸せいっぱいな気持ちで私は頷く。大好きな旦那様と会えて浮かれていた。浮かれすぎていたのだ。
旦那様に手を引かれて場所を変えようと歩き出した瞬間、視界が傾いた。
「──え」
膝に力が入らずに崩れ落ちる。
僅かな浮遊感を覚えた後、私の意識はブラックアウトした。
***
懸念点があった。
一周目のあの日、旦那様が見えなくなった原因。
いろんな要因があったけれど、それだけではなく《疑似種子》が強制的に負荷と掛けよう動いたとしたら?
また旦那様が見えなくなったら?
ふと結婚して三年目のあの日が近づくにつれてどこか不安な気持ちはあった。旦那様との関係が良好でも、同じようなことが起こったら耐えられるだろうか、と。
でも、三年目の今日、旦那様と会って私は──。
「旦那様っ……」
「呼んだか」
「!?」
すぐ傍の耳元で旦那様の声が聞こえ、振り返った瞬間、超至近距離に目鼻立ちが整ったご尊顔が視界一杯に飛びこんできた。
あまりのイケメンっぷりに硬直。次の瞬間、全身の体が一気に熱を帯びた。
「べ、べ、ベルナルド様!?」
「ああ、名前呼びもいいな」
(ああ、色香たっぷりで心臓がぁあああああ!)
「でも、倒れたんだ安静にしてないとダメな」
「あ。私、倒れたのって《疑似種子》の影響だったんじゃ?」
「いや、……貧血というか、おめでたというか」
「おめでた?」
珍しくごにょごにょ言う旦那様の姿に「可愛い」と思ってしまった。髪も前髪が垂れてワンコっぽい。頭の中が「可愛い」でいっぱいになっていたので、旦那様の言葉をスルーしていたのだが「おめでた」という言葉がようやく私の脳みそに伝わる。
「……おめでた?」
「ああ、俺とシャルの子だ、主治医の見立てでは三カ月だとか」
「!!?」
喜びと戸惑いと驚愕と嬉しさが入り交じって、旦那様の両頬に触れた。少しだけ頬が冷たい。でもちゃんと旦那様が見えているし、声も聞こえている。
夢じゃない。
なんだか不思議な気持ちと嬉しさで涙が滲む。
「ベルナルド様ぁ」
「なんだ、シャル?」
「大好きです、私を好きになって下さってありがとうございます」
「それは俺のセリフだ。俺を愛してくれてありがとう」
こつん、と額が触れ合い唇を重ねる。
今までのキスの中で甘くて幸せな味がした。
大好きな旦那様が見えなくなってから、いろんなことが起こって空回って、すれ違っていた思いが結び合って、紡いできた。
楽しいことも、苦しいことも、嬉しいことも、悲しいことも、喧嘩も、言い合いも、積み重ねて、夫婦の形を作っていく。
「旦那様、これからもよろしくお願いしますね」
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