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肆 魔女と聖騎士の二人生活
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ルーナは口を一文字に引き結ぶと、グッと何かを悟る表情を浮かべた。
(あぁ、私ったら……)
そして改めてラスを見上げた。目の前の男は、自分がバレッタを付けた姿を見て満足そうに微笑んでいる。
(最悪だ。まさか私が、魔法薬とお金以外にも興味を持つものがあるなんて…)
——認めよう。ルーナはラスの事が……
……他の人たちよりも、ほんの少しだけ好きだ。
(………いきなり素直になれる訳ないでしょ!)
ルーナの顔はみるみる熱くなっていき、照れ隠しにラスから目を逸らすと彼女は無意識に声を口に出していた。
「どうしてもっと早くプレゼントしてくれなかったの?」
「なに…?」
ラスが聞き返すので、ルーナは何も考えずに頭に浮かぶ言葉をそのまま言った。
「だって、昼間にクレアさんがブローチを見せびらかせてきた時、私もこのバレッタがあれば自慢出来たのに……」
と、そこまで言ってからルーナはハッとした。慌てて自身の口元を両手で押さえるが…もう遅い。
「どういう意味だ?」
彼女のこの発言を聞き逃すはずのないラスは、グッと彼女の両肩を掴み答えを聞き出そうとした。
「えっと、これは、そのぉ…」
ルーナの顔は火を吹く寸前のように熱くなる。
慌てる彼女は、目を泳がせると右上を見た。この仕草は、ルーナが何か嘘をついたり隠し事をする時に出る癖だと、ラスはとっくに見抜いている。
『もしかして、ルーナが不機嫌だった理由って…』
ラスはその時、理解した。
ルーナはクレアがブローチの話をした時、羨ましくて悔しくて、そして嫉妬していたのだと。
「…………」
ラスは眉を顰める。
『何でただのブローチに嫉妬なんか…』
ルーナが恥ずかしそうに慌てた様子で「ラスさん!」と、彼に声を掛けた。
『もしかして……俺がクレアに贈ったブローチだったから?』
その瞬間、ルーナは顔だけでなく首筋や鎖骨までも赤く染まった。ラスの目が大きく開かれる。ルーナのその反応は、まさしく『肯定』だった。
「わ、私っ…」
言い訳をするように思わず口を開いたルーナだったが、目の前に立つラスを見てつい固まってしまった。
「…ラスさん…?」
ルーナは信じられないといった表情で目を見開いている。
「顔が真っ赤だよ……?」
冷静沈着で顔色ひとつ変えない聖騎士ラス。最近では、ルーナの前ではたまに笑うようになったものの、彼のこんな表情なんて見た事ない。
耳まで赤く染め上げた肌を隠すように、ラスは手の甲を口元に押し当てるように隠すがその潤んだブルーグレーの瞳は丸見えだ。
『ルーナが、俺に…ヤキモチを妬いたのか…!?』
ラスは信じられない気持ちでルーナを見た。
彼の知る魔女ルーナは、愛想良く笑っていても絶対に心は開いていないし、人間関係には常に一線を引いているような女の子。
そもそも他人に興味がない。だから彼女は、きっと誰かへ恋に落ちることもないのだろう。
だからラスは初めてルーナと出会ったあの日から、彼女と近すぎず遠すぎずの距離感を保ち、ずっと……
「………ルーナ、ひとつだけ言いたい事がある」
ラスは自身を落ち着けるように大きく呼吸をしてから、続ける。
「クレアは、俺が孤児院にいた時に世話になった人で……姉のような、親のような存在なんだ」
ラスの心の中には、沸々と喜びが沸き起こってきていた。まさか自分に、あのルーナから妬かれる日が来るなんて、と。
「それに、俺よりも10以上年上の人だ。そんな目で見れない」
『だから、俺とクレアの事でヤキモチを妬く必要はない』
ルーナは、クレアのあ若々しいの美貌がラスよりも10歳以上も年上なのだという衝撃を受けたが、それよりも…
「や、ヤキモチなんて妬いてない!」
慌てて叫ぶが、ラスは気にせずに笑ってルーナをその大きな両腕で捕まえるように抱き締めるのだった。
ラスは、ルーナがヤキモチを妬くなんて大きな進歩だと思った。それだけ自分に心を許しているという事なのだから。
『ルーナにキスしたい』
ラスの心の願いに、ルーナは顔を上げた。
彼女はもう知っている。ラスが心の中でどんなに卑猥な事を考えようと、彼は許しがない限り理性を保ち自分を律する立派な聖騎士だという事を。それは初めから変わらない。
でも、呪われた初日と違うのはルーナの心だった。
「…………」
ルーナは恥ずかしそうに、こちらを求めるような瞳で見つめてくるラスを恨めしそうに見上げていた。そして、今世紀最大の勇気を振り絞って言うのだ。
「ほ……ほっぺになら、いいですよ…」
覚悟を決めたような表情でこちらを見上げるルーナに、ラスは可笑しそうに笑った。
そして彼の薄い唇が、彼女の柔らかな頬に触れる。まるで宝物に口付けるように、丁寧に、優しく…。
『……次は、どこを許してくれる?』
そんな、ラスの甘さを含んだ心の声にルーナは思い直すのだ。
(…分かった。降参。もう少しだけ素直になる…!)
ルーナはラスの事が、まあまあ好きみたい。
—肆 魔女と聖騎士の二人生活・終—
(あぁ、私ったら……)
そして改めてラスを見上げた。目の前の男は、自分がバレッタを付けた姿を見て満足そうに微笑んでいる。
(最悪だ。まさか私が、魔法薬とお金以外にも興味を持つものがあるなんて…)
——認めよう。ルーナはラスの事が……
……他の人たちよりも、ほんの少しだけ好きだ。
(………いきなり素直になれる訳ないでしょ!)
ルーナの顔はみるみる熱くなっていき、照れ隠しにラスから目を逸らすと彼女は無意識に声を口に出していた。
「どうしてもっと早くプレゼントしてくれなかったの?」
「なに…?」
ラスが聞き返すので、ルーナは何も考えずに頭に浮かぶ言葉をそのまま言った。
「だって、昼間にクレアさんがブローチを見せびらかせてきた時、私もこのバレッタがあれば自慢出来たのに……」
と、そこまで言ってからルーナはハッとした。慌てて自身の口元を両手で押さえるが…もう遅い。
「どういう意味だ?」
彼女のこの発言を聞き逃すはずのないラスは、グッと彼女の両肩を掴み答えを聞き出そうとした。
「えっと、これは、そのぉ…」
ルーナの顔は火を吹く寸前のように熱くなる。
慌てる彼女は、目を泳がせると右上を見た。この仕草は、ルーナが何か嘘をついたり隠し事をする時に出る癖だと、ラスはとっくに見抜いている。
『もしかして、ルーナが不機嫌だった理由って…』
ラスはその時、理解した。
ルーナはクレアがブローチの話をした時、羨ましくて悔しくて、そして嫉妬していたのだと。
「…………」
ラスは眉を顰める。
『何でただのブローチに嫉妬なんか…』
ルーナが恥ずかしそうに慌てた様子で「ラスさん!」と、彼に声を掛けた。
『もしかして……俺がクレアに贈ったブローチだったから?』
その瞬間、ルーナは顔だけでなく首筋や鎖骨までも赤く染まった。ラスの目が大きく開かれる。ルーナのその反応は、まさしく『肯定』だった。
「わ、私っ…」
言い訳をするように思わず口を開いたルーナだったが、目の前に立つラスを見てつい固まってしまった。
「…ラスさん…?」
ルーナは信じられないといった表情で目を見開いている。
「顔が真っ赤だよ……?」
冷静沈着で顔色ひとつ変えない聖騎士ラス。最近では、ルーナの前ではたまに笑うようになったものの、彼のこんな表情なんて見た事ない。
耳まで赤く染め上げた肌を隠すように、ラスは手の甲を口元に押し当てるように隠すがその潤んだブルーグレーの瞳は丸見えだ。
『ルーナが、俺に…ヤキモチを妬いたのか…!?』
ラスは信じられない気持ちでルーナを見た。
彼の知る魔女ルーナは、愛想良く笑っていても絶対に心は開いていないし、人間関係には常に一線を引いているような女の子。
そもそも他人に興味がない。だから彼女は、きっと誰かへ恋に落ちることもないのだろう。
だからラスは初めてルーナと出会ったあの日から、彼女と近すぎず遠すぎずの距離感を保ち、ずっと……
「………ルーナ、ひとつだけ言いたい事がある」
ラスは自身を落ち着けるように大きく呼吸をしてから、続ける。
「クレアは、俺が孤児院にいた時に世話になった人で……姉のような、親のような存在なんだ」
ラスの心の中には、沸々と喜びが沸き起こってきていた。まさか自分に、あのルーナから妬かれる日が来るなんて、と。
「それに、俺よりも10以上年上の人だ。そんな目で見れない」
『だから、俺とクレアの事でヤキモチを妬く必要はない』
ルーナは、クレアのあ若々しいの美貌がラスよりも10歳以上も年上なのだという衝撃を受けたが、それよりも…
「や、ヤキモチなんて妬いてない!」
慌てて叫ぶが、ラスは気にせずに笑ってルーナをその大きな両腕で捕まえるように抱き締めるのだった。
ラスは、ルーナがヤキモチを妬くなんて大きな進歩だと思った。それだけ自分に心を許しているという事なのだから。
『ルーナにキスしたい』
ラスの心の願いに、ルーナは顔を上げた。
彼女はもう知っている。ラスが心の中でどんなに卑猥な事を考えようと、彼は許しがない限り理性を保ち自分を律する立派な聖騎士だという事を。それは初めから変わらない。
でも、呪われた初日と違うのはルーナの心だった。
「…………」
ルーナは恥ずかしそうに、こちらを求めるような瞳で見つめてくるラスを恨めしそうに見上げていた。そして、今世紀最大の勇気を振り絞って言うのだ。
「ほ……ほっぺになら、いいですよ…」
覚悟を決めたような表情でこちらを見上げるルーナに、ラスは可笑しそうに笑った。
そして彼の薄い唇が、彼女の柔らかな頬に触れる。まるで宝物に口付けるように、丁寧に、優しく…。
『……次は、どこを許してくれる?』
そんな、ラスの甘さを含んだ心の声にルーナは思い直すのだ。
(…分かった。降参。もう少しだけ素直になる…!)
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