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アガネスト帝国王立魔法学園
20,カイルが加わったいつもの日常
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……うん、聞かなかったことにしよう。
「は~……でも、ここはゲームの世界じゃなくて、普通の世界だって事で安心したわ~……」
リアがそういう。
うん。私もそう思う。
リリーやルルー、シンやトリス、ネルト、ハルミ、そしてカイル……この世界の住人がただのキャラクターだったら寂しいもんね。
「で、私の事だけど……簡単に言っちゃ、さっき言った悪役令嬢に転生しちゃったのよね……いや、悪役令嬢と言われてる女の子に。」
「そう、そう。ヒロインや攻略対象達のせいで死ぬ運命だってある訳だしね……」
「いや~流石に2回も死ぬなんて無理だわ……」
「当たり前よ~、ただの人間が耐えられるわけないでしょう?精神も強いわけじゃないんだし……」
お姉ちゃん……普通の人には、凄い言い方するよね……
「さて、じゃあ今日の所は寝ちゃいましょ~う!あ、奈々葉ちゃんの仕事の事は安心して♪私達が何とかしといたから☆」
「何とか……って」
……聞かない方がいいことかな。
「うん、分かった。ありがとね。」
「いや、分かったのかよ。」
「カイル、もうここの雰囲気に馴染んだよね~早くない?」
ルルーが聞いた。確かにもう馴染んじゃっている。
「あ~……仕事上、任務の場所に慣れないといけないからな……」
「へ~凄いんだね~!」
慣れ……か。
ちょっと前の私にはその言葉は自分を守るための言葉だったけど、今の私は全然違う。
やっぱりこの世界へ来て良かったと思う。
「そろそろ寝ましょうか。リリーやネルトはもう寝ちゃったみたいだし。」
「「「「「はーい」」」」」
私達は布団をかぶり寝た。
勇者御一行が来るまで残り3日
私はいつも通りに起きると、お姉ちゃんとモナとカイルに見られていた事に気が付いた。
「……?何で、見てるの……?」
「そりゃあ、奈々葉ちゃんの寝顔が可愛すぎて2人と見とれてたに決まっているでしょ?アルバが幸福にそそがなかったものが見た目に反映してるんだもの。」
「あぁ、奈々葉の寝顔を見れるなんてな~」
「いつも通り、お可愛くございましたよ。」
「……?ん……とりあえず、おはようございます。」
「おはよう」
「おはよう、なのよ~♪」
「おはようございます。」
私はのそのそ布団を畳み始めると3人も布団を畳み始めた。
「じゃぁ私はもう行くけど、2人に説明しておくとこの後、着替えて、食堂でちょっと待っててね。朝ごはんを作るから。そして、食べ終わったら大浴場の脱衣所に洗面台があるからそこは他の人に教えて貰いながら歯を磨いたり髪をとかしたり、なんなりして。」
「へ~……そんな事するのか~」
「分かったなのよ。」
「私はいつも通り、お手伝いをさせていただきます。」
「ありがとう。じゃぁ私は行くね。」
私は食堂に行って、空間魔法で出した制服を瞬時に着替えて、エプロンをつけて手を洗い、ご飯を作り始める。
しばらくすると、パジャマからいつもの服に着替えたお姉ちゃんや、制服に着替えた皆が集まってきた。
私はいつも通り、テレビに『ニュースになりそうな事を移して』っと念じると、王都の端の家が少し火事になったみたい。
それを見たカイルは「うぉ?!」って驚いていたのを面白がった事は内緒だ。
それから少しして私達は、寮の自分の部屋に戻った。
「あ、やべ。どうやってここから出よう……」
カイルの言葉にクスクスと私達(私、リリー、ルルー、お姉ちゃん)が笑う。
「私に任せて。堂々としてくれればいいよ。あ、無言でお願いするけど。」
「?……どういう事だ?」
「えーと、覚えていないかな?初めて会った時。急に私達が出てきてびっくりしたんじゃない?」
「……あ~……いきなり変な奴が現れたのは印象に凄い残ってたからな……」
「姉ねの力だよ~」
「……姉様、とりあえず行きませんか?少し遅れてしまいますよ?」
「そうだね……お姉ちゃん、行ってきます。」
「いってらしゃいなのよ~私も皆のところに戻るから……また私達の誰かが遊びに来ると思うけど、よろしくね~」
「分かった。」
私達は、お姉ちゃんを残して部屋を出る。
私は全員に隠密をかけ、外に出た所で自分に変化をかけてナナになる。
「もう大丈夫ですよ?カイル、私は今ナナだからね?そこ間違えないようにお願い。」
「あぁ。だけど残念だな……本当の姿の方が綺麗で可愛かったのに……」
ボッ!
な、何を言っているのかな?!/////
「……そ、そうですか……」
「あ~姉ねがイチャイチャしてる~」
「ルルー、やめなさい。姉様が付き合った方なのです。兄となるかもしれない人にいじるのはやめておくべきです。」
あ、兄……/////
私は直ぐに切り替えでちゃんとした貴族の娘になる。
「では、ご主人様。私どもはここで。授業の用意などやってきます。」
そう言ったのは、シン達。
「うん、ありがとう。」
私達は、ルルーのカードで殿下の位置が分かるので殿下の方へ向かう。
「いや~死ぬ心配が無いから、心が軽いわ。」
「リア……今外ですよ?」
「……だって~思い出してからすっごい心配だったのにもう大丈夫だー!って思っていたら軽くなってしまったわ。ごめんなさい。」
しゅんとしたリアが謝ってくれる。
「反省したのならよし。」
歩きながら話していると、殿下が気付き声をかけてくれた。
「やぁ、昨日は面白い話を聞けて楽しかったよ。」
「ごきげんよう、殿下。私達の事を知ったからにはこの3年間は無事に過ごせるのでご安心くださいね。」
「……って言うか、もう表に出しちゃわねぇか?俺らは殿下の友人兼護衛だってよ。 」
「うーん……今度あいつら連れて行くときに聞いてみるね。」
「……ほんとに昨日のは夢では無かったんだな。」
「そういう事です。」
それからは、リアも殿下に気軽に話せて陛下にも相談した所『任せる』との事なので、表に出す事になった。
カイルと殿下の友情も最初はギクシャクしていたが、少ししたらいつの間にかより仲良くなっていた。
「は~……でも、ここはゲームの世界じゃなくて、普通の世界だって事で安心したわ~……」
リアがそういう。
うん。私もそう思う。
リリーやルルー、シンやトリス、ネルト、ハルミ、そしてカイル……この世界の住人がただのキャラクターだったら寂しいもんね。
「で、私の事だけど……簡単に言っちゃ、さっき言った悪役令嬢に転生しちゃったのよね……いや、悪役令嬢と言われてる女の子に。」
「そう、そう。ヒロインや攻略対象達のせいで死ぬ運命だってある訳だしね……」
「いや~流石に2回も死ぬなんて無理だわ……」
「当たり前よ~、ただの人間が耐えられるわけないでしょう?精神も強いわけじゃないんだし……」
お姉ちゃん……普通の人には、凄い言い方するよね……
「さて、じゃあ今日の所は寝ちゃいましょ~う!あ、奈々葉ちゃんの仕事の事は安心して♪私達が何とかしといたから☆」
「何とか……って」
……聞かない方がいいことかな。
「うん、分かった。ありがとね。」
「いや、分かったのかよ。」
「カイル、もうここの雰囲気に馴染んだよね~早くない?」
ルルーが聞いた。確かにもう馴染んじゃっている。
「あ~……仕事上、任務の場所に慣れないといけないからな……」
「へ~凄いんだね~!」
慣れ……か。
ちょっと前の私にはその言葉は自分を守るための言葉だったけど、今の私は全然違う。
やっぱりこの世界へ来て良かったと思う。
「そろそろ寝ましょうか。リリーやネルトはもう寝ちゃったみたいだし。」
「「「「「はーい」」」」」
私達は布団をかぶり寝た。
勇者御一行が来るまで残り3日
私はいつも通りに起きると、お姉ちゃんとモナとカイルに見られていた事に気が付いた。
「……?何で、見てるの……?」
「そりゃあ、奈々葉ちゃんの寝顔が可愛すぎて2人と見とれてたに決まっているでしょ?アルバが幸福にそそがなかったものが見た目に反映してるんだもの。」
「あぁ、奈々葉の寝顔を見れるなんてな~」
「いつも通り、お可愛くございましたよ。」
「……?ん……とりあえず、おはようございます。」
「おはよう」
「おはよう、なのよ~♪」
「おはようございます。」
私はのそのそ布団を畳み始めると3人も布団を畳み始めた。
「じゃぁ私はもう行くけど、2人に説明しておくとこの後、着替えて、食堂でちょっと待っててね。朝ごはんを作るから。そして、食べ終わったら大浴場の脱衣所に洗面台があるからそこは他の人に教えて貰いながら歯を磨いたり髪をとかしたり、なんなりして。」
「へ~……そんな事するのか~」
「分かったなのよ。」
「私はいつも通り、お手伝いをさせていただきます。」
「ありがとう。じゃぁ私は行くね。」
私は食堂に行って、空間魔法で出した制服を瞬時に着替えて、エプロンをつけて手を洗い、ご飯を作り始める。
しばらくすると、パジャマからいつもの服に着替えたお姉ちゃんや、制服に着替えた皆が集まってきた。
私はいつも通り、テレビに『ニュースになりそうな事を移して』っと念じると、王都の端の家が少し火事になったみたい。
それを見たカイルは「うぉ?!」って驚いていたのを面白がった事は内緒だ。
それから少しして私達は、寮の自分の部屋に戻った。
「あ、やべ。どうやってここから出よう……」
カイルの言葉にクスクスと私達(私、リリー、ルルー、お姉ちゃん)が笑う。
「私に任せて。堂々としてくれればいいよ。あ、無言でお願いするけど。」
「?……どういう事だ?」
「えーと、覚えていないかな?初めて会った時。急に私達が出てきてびっくりしたんじゃない?」
「……あ~……いきなり変な奴が現れたのは印象に凄い残ってたからな……」
「姉ねの力だよ~」
「……姉様、とりあえず行きませんか?少し遅れてしまいますよ?」
「そうだね……お姉ちゃん、行ってきます。」
「いってらしゃいなのよ~私も皆のところに戻るから……また私達の誰かが遊びに来ると思うけど、よろしくね~」
「分かった。」
私達は、お姉ちゃんを残して部屋を出る。
私は全員に隠密をかけ、外に出た所で自分に変化をかけてナナになる。
「もう大丈夫ですよ?カイル、私は今ナナだからね?そこ間違えないようにお願い。」
「あぁ。だけど残念だな……本当の姿の方が綺麗で可愛かったのに……」
ボッ!
な、何を言っているのかな?!/////
「……そ、そうですか……」
「あ~姉ねがイチャイチャしてる~」
「ルルー、やめなさい。姉様が付き合った方なのです。兄となるかもしれない人にいじるのはやめておくべきです。」
あ、兄……/////
私は直ぐに切り替えでちゃんとした貴族の娘になる。
「では、ご主人様。私どもはここで。授業の用意などやってきます。」
そう言ったのは、シン達。
「うん、ありがとう。」
私達は、ルルーのカードで殿下の位置が分かるので殿下の方へ向かう。
「いや~死ぬ心配が無いから、心が軽いわ。」
「リア……今外ですよ?」
「……だって~思い出してからすっごい心配だったのにもう大丈夫だー!って思っていたら軽くなってしまったわ。ごめんなさい。」
しゅんとしたリアが謝ってくれる。
「反省したのならよし。」
歩きながら話していると、殿下が気付き声をかけてくれた。
「やぁ、昨日は面白い話を聞けて楽しかったよ。」
「ごきげんよう、殿下。私達の事を知ったからにはこの3年間は無事に過ごせるのでご安心くださいね。」
「……って言うか、もう表に出しちゃわねぇか?俺らは殿下の友人兼護衛だってよ。 」
「うーん……今度あいつら連れて行くときに聞いてみるね。」
「……ほんとに昨日のは夢では無かったんだな。」
「そういう事です。」
それからは、リアも殿下に気軽に話せて陛下にも相談した所『任せる』との事なので、表に出す事になった。
カイルと殿下の友情も最初はギクシャクしていたが、少ししたらいつの間にかより仲良くなっていた。
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