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アガネスト帝国王立魔法学園
19,世界の秘密
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「ご主人様、私達は先にお風呂に入ってきますね。」
皆で晩御飯の仕込みをやっていると、シンが声をかけてきた。
「あ、おっけー。私達もすぐに入るから先行ってていいよ。カイルも、ゆっくり入ってきて。分からない所があったらシンとかトリスとかに聞いてね。」
「おぅ。」
そう言って2人はお風呂に向かった。
「私達も、キリのいい所で終わらそう。」
「うん。」
私達は終わらせて、お風呂場に行くとネルトとお姉ちゃん、リアは既に服を脱ぎ始めていた。
「いや~……お姉さんめっちゃいい体してますね~……」
「そんな事ないわよ~。ルーデリアちゃんも奈々葉ちゃん程ではないけどくびれや胸もあっていい体じゃない。」
「ちょっとお姉ちゃん?」
なんの話しをしているの、ほんとに。
私達も脱ぎ始めて、お風呂に入ろうとする。
「ほら~見てみなさいよ鏡を。恋愛や、性を司っている私よりも胸はあるんじゃないかしら?」
「うっ、やめてよ。あんっ♡、ちょっ……揉まないで~!!」
お姉ちゃんが素早く私の後ろに周り、後ろから両手で胸を揉まれた。
ちょ、変な感じになるからやめて……
「あら?結構なたわわでございまして……」
「え!?私も姉ねのもむ~!」
「私も失礼します……」
え?!ちょっと2人とも!?
「いやあぁぁぁぁ!!」
………………………………
…………………………
……………………
………………
…………
……
…
私はお風呂を出る時にはもう、ぐったりしていた。
「あら~やりすぎちゃったかしら?」
「奈々葉のおっパイ……最高だった……」
「ご主人様は、感度が良いみたいですね。」
「姉ねのおっパイもちもちだったー!」
「ほんとに。そして私達の胸を見た時の寂しさが凄いです。」
「うぅぅぅ……」
酷い目にあった……
ハルミとネルトは、流石にあの中に入れなかったようで、私を慰めてくれる。
「ありがと……」
「いえいえ~」
「大変……お疲れ様でした。」
2人の温かさが身に染みる……
食堂に入ると男性陣達は食堂でカードゲームをしていた。
「何やってるの?トランプ?」
「はい。少々待つ時間がございましたのでポーカーを少し。」
「へ~……今誰が勝ってるの?」
「俺だな」
「……残念ながらカイルさんですね。」
カイル?
へ~カイル強いんだ~。
「裏カジノとかに潜入したりするからな。ある程度は出来ないとな。奈々葉は出来るのか?」
「出来るけど……私とやると勝負にならないよ?」
「?1戦やってみるか?」
「いいよ。シン、親やってね?ズルとか無しの。」
「かしこまりました。」
私はカイルの向かいに座り、配られたカードを見て、進めていく。
……はぁ……これ、勝負にならないでしょ。
「では、カードをお見せ下さい。」
「フルハウス」
へ~カイルはフルハウスか……じゃあ、カイルって結構強いんだ……
「惜しいね。フォーカード」
「え?強っ。」
「一応言っておくけど、私は何もしてないの。皆(神)が凄い加護をくれるから、こうゆーのにとてつもなく強いんだよね……はぁ……勝負にならない……」
「え~?みんなの愛の力よ~♪」
「いや、嬉しいけどね……」
嬉しいけど……なんか違うんだよ……
その後、私達は晩御飯を作って、それを食べたカイルが私にプロポーズをして抱きつかれ、私はそれにドッキンバッキンし、それを引き剥がしたトリス達に怒られながらも笑いあった。
まぁ……要するにめっちゃ幸せっ!
半年前には、考えられなかった幸せがここにある。
「は~……ここは天国か……?」
「違うよw私達の前の世界ではこれぐらい普通だったんだけどね~」
「私はともかく……」
「おっと……」
前の世界か……今どうなって居るんだろう……
私達が急に消えて、騒ぎになったりしているのかな?
「前の世界か……」
「そんなに気になるなら、力をつけて、ある程度神として落ち着いたら見に行ってみたら?」
「!いいの?」
「好きにしていいわよ~奈々葉ちゃんの人生……?だもの」
「……うん。」
私達は、今布団の中で既に寝られる感じで集まり、話し合っている。
「……カイルにはまず、リアからこの世界の事聞いてもらいたいの……」
「この世界?」
「うん。私達の前の世界には娯楽が沢山あって、そのうちの一つに性的な娯楽もある訳よ。」
「性的……って……」
「そういう系の娯楽の中に……うーん、物語?恋愛物語をイメージして?その物語の登場人物が私はあったことがあるのよ。で、物語って普通会えるようなものじゃないのになんであっているのかって?それは……」
………………
…………
……
それからある程度の話をして、カイルは顔を赤くしたり、真っ青な顔をしていて面白くなっている。
「ってまぁ要するにで、ここはただの世界じゃなかったって事で。」
「いーえー?それは、ちょっと違うわよ~?」
「「「「「「え?」」」」」」
「輪廻転生をしても、たまに奈々葉ちゃんのように事故も付き物なのよ。」
「あ~……」
「で、そのゲーム?っと言うものが終わってから生きていたここの住人はいつか死ぬでしょう?」
「そりゃあ、人間なら……」
「で、その事故が起こって……」
「「「「「起こって……?」」」」」
「転生したここの住人がある程度の記憶が夢のように思い出して、その話をゲームにしたのよ。だから、元はこの世界が普通なのよ。」
……時系列がおかしい……
「って事で、シナリオ道りになる訳じゃないってことよ~」
なるほど……
「じゃあ、カイルはヒロインを好きにならない可能性もあるって事だよね?」
「そういう事よ~って言うか、このカイルに他の好きな子って出来るとは思わないけど……私も引くほどの愛よ?自分自身も気付いてないみたいだけど……」
「「「「「「え?」」」」」」
……え?
皆で晩御飯の仕込みをやっていると、シンが声をかけてきた。
「あ、おっけー。私達もすぐに入るから先行ってていいよ。カイルも、ゆっくり入ってきて。分からない所があったらシンとかトリスとかに聞いてね。」
「おぅ。」
そう言って2人はお風呂に向かった。
「私達も、キリのいい所で終わらそう。」
「うん。」
私達は終わらせて、お風呂場に行くとネルトとお姉ちゃん、リアは既に服を脱ぎ始めていた。
「いや~……お姉さんめっちゃいい体してますね~……」
「そんな事ないわよ~。ルーデリアちゃんも奈々葉ちゃん程ではないけどくびれや胸もあっていい体じゃない。」
「ちょっとお姉ちゃん?」
なんの話しをしているの、ほんとに。
私達も脱ぎ始めて、お風呂に入ろうとする。
「ほら~見てみなさいよ鏡を。恋愛や、性を司っている私よりも胸はあるんじゃないかしら?」
「うっ、やめてよ。あんっ♡、ちょっ……揉まないで~!!」
お姉ちゃんが素早く私の後ろに周り、後ろから両手で胸を揉まれた。
ちょ、変な感じになるからやめて……
「あら?結構なたわわでございまして……」
「え!?私も姉ねのもむ~!」
「私も失礼します……」
え?!ちょっと2人とも!?
「いやあぁぁぁぁ!!」
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私はお風呂を出る時にはもう、ぐったりしていた。
「あら~やりすぎちゃったかしら?」
「奈々葉のおっパイ……最高だった……」
「ご主人様は、感度が良いみたいですね。」
「姉ねのおっパイもちもちだったー!」
「ほんとに。そして私達の胸を見た時の寂しさが凄いです。」
「うぅぅぅ……」
酷い目にあった……
ハルミとネルトは、流石にあの中に入れなかったようで、私を慰めてくれる。
「ありがと……」
「いえいえ~」
「大変……お疲れ様でした。」
2人の温かさが身に染みる……
食堂に入ると男性陣達は食堂でカードゲームをしていた。
「何やってるの?トランプ?」
「はい。少々待つ時間がございましたのでポーカーを少し。」
「へ~……今誰が勝ってるの?」
「俺だな」
「……残念ながらカイルさんですね。」
カイル?
へ~カイル強いんだ~。
「裏カジノとかに潜入したりするからな。ある程度は出来ないとな。奈々葉は出来るのか?」
「出来るけど……私とやると勝負にならないよ?」
「?1戦やってみるか?」
「いいよ。シン、親やってね?ズルとか無しの。」
「かしこまりました。」
私はカイルの向かいに座り、配られたカードを見て、進めていく。
……はぁ……これ、勝負にならないでしょ。
「では、カードをお見せ下さい。」
「フルハウス」
へ~カイルはフルハウスか……じゃあ、カイルって結構強いんだ……
「惜しいね。フォーカード」
「え?強っ。」
「一応言っておくけど、私は何もしてないの。皆(神)が凄い加護をくれるから、こうゆーのにとてつもなく強いんだよね……はぁ……勝負にならない……」
「え~?みんなの愛の力よ~♪」
「いや、嬉しいけどね……」
嬉しいけど……なんか違うんだよ……
その後、私達は晩御飯を作って、それを食べたカイルが私にプロポーズをして抱きつかれ、私はそれにドッキンバッキンし、それを引き剥がしたトリス達に怒られながらも笑いあった。
まぁ……要するにめっちゃ幸せっ!
半年前には、考えられなかった幸せがここにある。
「は~……ここは天国か……?」
「違うよw私達の前の世界ではこれぐらい普通だったんだけどね~」
「私はともかく……」
「おっと……」
前の世界か……今どうなって居るんだろう……
私達が急に消えて、騒ぎになったりしているのかな?
「前の世界か……」
「そんなに気になるなら、力をつけて、ある程度神として落ち着いたら見に行ってみたら?」
「!いいの?」
「好きにしていいわよ~奈々葉ちゃんの人生……?だもの」
「……うん。」
私達は、今布団の中で既に寝られる感じで集まり、話し合っている。
「……カイルにはまず、リアからこの世界の事聞いてもらいたいの……」
「この世界?」
「うん。私達の前の世界には娯楽が沢山あって、そのうちの一つに性的な娯楽もある訳よ。」
「性的……って……」
「そういう系の娯楽の中に……うーん、物語?恋愛物語をイメージして?その物語の登場人物が私はあったことがあるのよ。で、物語って普通会えるようなものじゃないのになんであっているのかって?それは……」
………………
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……
それからある程度の話をして、カイルは顔を赤くしたり、真っ青な顔をしていて面白くなっている。
「ってまぁ要するにで、ここはただの世界じゃなかったって事で。」
「いーえー?それは、ちょっと違うわよ~?」
「「「「「「え?」」」」」」
「輪廻転生をしても、たまに奈々葉ちゃんのように事故も付き物なのよ。」
「あ~……」
「で、そのゲーム?っと言うものが終わってから生きていたここの住人はいつか死ぬでしょう?」
「そりゃあ、人間なら……」
「で、その事故が起こって……」
「「「「「起こって……?」」」」」
「転生したここの住人がある程度の記憶が夢のように思い出して、その話をゲームにしたのよ。だから、元はこの世界が普通なのよ。」
……時系列がおかしい……
「って事で、シナリオ道りになる訳じゃないってことよ~」
なるほど……
「じゃあ、カイルはヒロインを好きにならない可能性もあるって事だよね?」
「そういう事よ~って言うか、このカイルに他の好きな子って出来るとは思わないけど……私も引くほどの愛よ?自分自身も気付いてないみたいだけど……」
「「「「「「え?」」」」」」
……え?
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