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「他にはある?」

「はい、最近インラレーム王国が攻めてきております。元陛下が弱っている今がチャンスと見ているようで……」

「戦争……どれくらいの強意なの?」

「数だけ言えば王都の騎士団と傭兵団の倍辺りですが、強さで言うと、王都の騎士団と傭兵団を行かせれば勝てるかと……」

「そう……インラレーム王国側は、何があるかな?」

「私の領地は、家畜などを育てていて、牧草の地が広がっています。」

「そう…人を最低限殺さないように勝つことって出来る?」

「陛下の魔法を一発やればビビって逃げると思います。」

「そうなの?」

「ええ、脅してやりましょう!幸いこの国は、もう領地などあったらあったで多すぎて管理できませんし、領地などいりません!」

「分かったよ。どれくらいで来ると思う?」

「そうですね~多分早めに来ると思うので、3日後位でしょうか…… 」

「了解。明日、魔法の練習するから、魔法部長手伝ってくれる?」

「喜んで、教えさせていただきます。」

「他には?」

「後は各領地や、商人たちの契約や、サインなど、書類仕事になるのですが……それは見れば分かるようになっているので、量が量ですが無理なさらないようにお願いします。」

「分かった!頑張ってみる。急ぎの事とかもう無いの?」

「はい。」

「うちも特には……」

「こちらも……」

「分かった。じゃあ2日後また話し合いましょ?他に何かあったら、仕事室に来て。」

「かしこまりました。」

「じゃあね!頑張ってね。」ヾ(・д・。)フリフリ


 私は、ラビリアを連れて出ていく。何やら外が騒がしい。


「外、どうしたのかな?」

「民達が陛下に変わって嬉しくて騒いでいる見たいですよ。」

「そっかー、嬉しいなら良かった。」

「ですね。この後は、書類仕事ですので仕事室に行きましょうか。」

「うん!」


 そこからは、ラビリアが入れてくれたお茶を飲みながら、宰相と書類仕事。

 計算ミスを指摘したり、契約内容がちゃんとしているかチェックしたり、よく読んでサインしたりと大変だった。

 ふぇぇ~蓮に会いたいよ……私が頑張ったら頭をいつもポンポンしてくれたり、ハグしてくれるのだけれど……今の私は、親も居ないし、蓮も居ない。

もう、やだ。




 

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