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第44話
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城について、サクラの症状を抑える治療が始まった。
一週間かけて少しずつ身を清めなければならないらしい。
その間、カイトは無詠唱の修行をすることになった。
一週間で会得できるか分からないが、何か得るものがあれば更なるスキルアップになる。
ネルとチェインはこの国には入れないので心配していたのだが、国の近くに寺小屋があるのでそこで休むことにしたと衛兵の人から聞いたので少し安心した。
「よし、ではまずはそなたの実力を見てみよう。お主ができる一番の魔法を使ってみよ」
「一番の魔法…」
無詠唱訓練をするために、城の広場のような場所に出た。学校のグラウンドのように広く砂地だ。
カイトはしばらく考えた。
俺の得意な魔法は雷か光だ。
その中で強力な魔法・・・。
俺は自分が思う一番の魔法を考えたが一つしか出てこなかった。
魔法と呼べるのか・・・分からないが。散々練習したあれしか出てこなかった。
「ふぅ~・・・」
俺は大きく深呼吸する。
散々練習したとはいえ実際にするのは久しぶりである。
今の状態でどれだけ出来るのか・・・現在の実力を自分で見るためにもこれが一番最適だと思った。
「はぁぁ~!!!!!」
俺は全魔力解放した。
広場の砂が巻き上がる。
【魔力全放出】
俺が人生で初めて使った魔法と言っても過言ではない。
最後にしたのは個人訓練の実力発表の時以来だ。
あの時は10分が限界だった。
今はこの魔力全放出しなくても色々な魔法を覚えて、その練習をしているうちに魔力を使い切ることが多かったので魔力も知らず知らずのうちに上がっているはずだ。
5分・・・10分と時間が経つ。
俺の周りに砂が巻き起こって竜巻みたいになっているためルークの反応は見えない。
しかし、今の自分の実力を見せるため、限界を知るためにも途中でやめるわけにはいかなかった。
どれくらいの時間が経ったのだろうか。
俺の魔力は尽きようとしていた。
意識が飛びそうになる直前で魔力全放出を止めた。
俺はガクッと膝から崩れ落ちた。
「ど・・・どうだ?」
俺は薄れていく意識の中ルークを見る。
ルークは何やら近くの衛兵に耳打ちをしていた。
今の俺の全力を出し切ったんだが・・・どうなんだ?
全然、ルークの表情が見えない。
体力の限界を迎え、俺の視界は渦を巻いて暗くなった。
一週間かけて少しずつ身を清めなければならないらしい。
その間、カイトは無詠唱の修行をすることになった。
一週間で会得できるか分からないが、何か得るものがあれば更なるスキルアップになる。
ネルとチェインはこの国には入れないので心配していたのだが、国の近くに寺小屋があるのでそこで休むことにしたと衛兵の人から聞いたので少し安心した。
「よし、ではまずはそなたの実力を見てみよう。お主ができる一番の魔法を使ってみよ」
「一番の魔法…」
無詠唱訓練をするために、城の広場のような場所に出た。学校のグラウンドのように広く砂地だ。
カイトはしばらく考えた。
俺の得意な魔法は雷か光だ。
その中で強力な魔法・・・。
俺は自分が思う一番の魔法を考えたが一つしか出てこなかった。
魔法と呼べるのか・・・分からないが。散々練習したあれしか出てこなかった。
「ふぅ~・・・」
俺は大きく深呼吸する。
散々練習したとはいえ実際にするのは久しぶりである。
今の状態でどれだけ出来るのか・・・現在の実力を自分で見るためにもこれが一番最適だと思った。
「はぁぁ~!!!!!」
俺は全魔力解放した。
広場の砂が巻き上がる。
【魔力全放出】
俺が人生で初めて使った魔法と言っても過言ではない。
最後にしたのは個人訓練の実力発表の時以来だ。
あの時は10分が限界だった。
今はこの魔力全放出しなくても色々な魔法を覚えて、その練習をしているうちに魔力を使い切ることが多かったので魔力も知らず知らずのうちに上がっているはずだ。
5分・・・10分と時間が経つ。
俺の周りに砂が巻き起こって竜巻みたいになっているためルークの反応は見えない。
しかし、今の自分の実力を見せるため、限界を知るためにも途中でやめるわけにはいかなかった。
どれくらいの時間が経ったのだろうか。
俺の魔力は尽きようとしていた。
意識が飛びそうになる直前で魔力全放出を止めた。
俺はガクッと膝から崩れ落ちた。
「ど・・・どうだ?」
俺は薄れていく意識の中ルークを見る。
ルークは何やら近くの衛兵に耳打ちをしていた。
今の俺の全力を出し切ったんだが・・・どうなんだ?
全然、ルークの表情が見えない。
体力の限界を迎え、俺の視界は渦を巻いて暗くなった。
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