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第5章 親友
友情
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「どうしたんだ?田上。石原に振られただって?」
室町が田上の家に訪れると、田上はまるでフルマラソンを走った後のランナーのように疲れきった顔をしていた。それを見た室町はびっくりして言った。
「だって田上、お前。石原のこと好きだったの?そんなこと一言も言わなかったじゃないか。いきなりでびっくりしたよ」
「うっ、うん……」
田上はちょっと痛い所を突かれて戸惑った。悪魔の話なんて信じてもらえるかどうか分からないし、惚れ薬を自分で飲んだなんてさすがに言えない。
田上は室町に悪魔との話の事を内緒にしておくことにした。
田上は昨日のことを、華について除いて一部始終話した。
ショックで支離滅裂になりがちな田上の話を室町が解釈するとこんな感じであった。
1.夕方に翔子が「大事な話がある」と言って田上を飲みに誘った。
2.田上は室町には内緒にしていたが、ずっと前から翔子のことが好きであった。
3.翔子は「大事な話がある」と言っておきながら、そんな話は一切せずに帰ると言い出した。
4.田上が意を決して翔子に好きだと告白した。
5.翔子は泣きながら「ごめんなさい」と言った。
どういう話だ!相手が田上で無ければ、室町も「自分ははからかわれているのでは?」と疑うところだ!
信じられない!訳が分からない。場合によっては、この場で自分の翔子への気持ちを暴露しようと思っていた室町だったが、どうして良いか分からない。
翔子の大事な話とはなんだ?それから言わせてもらえば、田上がもとから翔子を好きだったというのも怪しい。
泣きながら「ごめんなさい」の真意もつかめない!とりあえず、明日翔子に会おう。会って話を聞こうと室町は思った。
室町はその日は夜遅くまで田上の部屋で過ごした。
田上の翔子に対する気持ちや今のつらい気持ちを親身になってよく聞き、何度も何度も元気付けた。
室町が田上の家に訪れると、田上はまるでフルマラソンを走った後のランナーのように疲れきった顔をしていた。それを見た室町はびっくりして言った。
「だって田上、お前。石原のこと好きだったの?そんなこと一言も言わなかったじゃないか。いきなりでびっくりしたよ」
「うっ、うん……」
田上はちょっと痛い所を突かれて戸惑った。悪魔の話なんて信じてもらえるかどうか分からないし、惚れ薬を自分で飲んだなんてさすがに言えない。
田上は室町に悪魔との話の事を内緒にしておくことにした。
田上は昨日のことを、華について除いて一部始終話した。
ショックで支離滅裂になりがちな田上の話を室町が解釈するとこんな感じであった。
1.夕方に翔子が「大事な話がある」と言って田上を飲みに誘った。
2.田上は室町には内緒にしていたが、ずっと前から翔子のことが好きであった。
3.翔子は「大事な話がある」と言っておきながら、そんな話は一切せずに帰ると言い出した。
4.田上が意を決して翔子に好きだと告白した。
5.翔子は泣きながら「ごめんなさい」と言った。
どういう話だ!相手が田上で無ければ、室町も「自分ははからかわれているのでは?」と疑うところだ!
信じられない!訳が分からない。場合によっては、この場で自分の翔子への気持ちを暴露しようと思っていた室町だったが、どうして良いか分からない。
翔子の大事な話とはなんだ?それから言わせてもらえば、田上がもとから翔子を好きだったというのも怪しい。
泣きながら「ごめんなさい」の真意もつかめない!とりあえず、明日翔子に会おう。会って話を聞こうと室町は思った。
室町はその日は夜遅くまで田上の部屋で過ごした。
田上の翔子に対する気持ちや今のつらい気持ちを親身になってよく聞き、何度も何度も元気付けた。
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