【完結】従順な俺を壊して

川崎葵

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第五章 落ち着くのは

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「颯斗の、おっきい。」

その生々しい情景を眺めながら、熱にほだされて正常な判断を失っている俺は、素直に思ったことを口にしていた。

「お前って奴は。本当に俺を欲情させるのがうまいな。」

「え?何のこと?」

「柚希、まだ頑張れる?」

「え?何を?」

「ごめん、俺まだおさまんないや。」

俺は颯斗に再度押し倒され、指にゴムをはめた颯斗は俺の後ろの蕾をさわさわと触りだす。

「え、待って、無理。やだ、怖い。」

「ちょっとだけ。痛かったら言って。直ぐやめるから。」

「じゃあやめてよ、そんなの無理、颯斗のなんか入らないっ。」

「ちゃんとほぐすから。痛かったらやめるって。」

俺の制止は虚しく、颯斗の1つの指が俺の中へと侵入してきた。
絶対に感じることのない感覚に、痛みさえないが圧迫感と違和感があり、俺は無意識に息を止めてしまう。
ゆっくりゆっくり奥へと押し進められる指に、俺は生理的な涙を浮かべる。

「痛い?」

俺はその質問に素直に首を横に振って伝える。

「ゆっくり動かすから、痛かったら言って。」

颯斗はそう言いながらゆっくり動かし、ローションを塗られているその指は滑りよく動いている。
痛みはないが内壁を押される感覚に変な気分になる。
俺は圧迫感に耐えつつ、痛みはないので颯斗にされるがままになっていたが、指が2本入るまで押し広げられた状態で出し入れされていると、ある箇所に指が掠めた瞬間、自分でも分かるほど中がキュンと締め付けた。

自分でも何が起こったか分からないそれに不安に思っていると、颯斗が笑みを零したのが見え、俺は何かが起きそうな気がしてもっと不安になる。

「柚希、もしかしてここ好き?」

そう言って颯斗は中で先ほど掠めたところに指を当てた。
すると体がビクッと反応し、お腹の奥が疼くような感覚がじんわりと広がっていく。

「何それ、やだ怖い、」

「好きなんだ。これ、どんな感じ?気持ちいい?」

中で器用に指を動かし、ゾクゾクとするその箇所をピンポイントで攻めてくる。
それが気持ちいいという感覚なのかも俺はよく分からなかった。
初めて経験する感覚に体が勝手に反応している。

「やだ、変な感じするっ、怖いっ、」

「大丈夫。ほら俺に捕まって。大丈夫だから。」

体を寄せてくる颯斗に俺は素直に抱きつき、器用に指を動かし続け、そこを擦り続けて与えられる感覚に俺はただ体を震わせる。
次第にそれが快楽だと体が気づき始めたのか俺の体温はまた上がり始め、吐息も熱く声が漏れ始めた。
先ほどイったはずのそれもピクリと反応し、緩くではあるが立ち上がり始める。
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