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第七章 従順な俺
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翌日登校すれば、家を追い出される京介たちはもう着いており、俺は多田の隣がまだ来ていなかったのでそこに腰かける。
「昨日はごめん。あれは想定外だった。」
「いいって。俺らのかくれんぼ力が役に立ったな。開けられた時は流石にビビったけどな。」
「俺も焦った。滅茶苦茶言い訳考えたもん。2人が移動したって知らなかったから。」
「何となくあそこバレそうな気がしたから。それはいいけど、あれって何しに来たの?突然きたんでしょ?」
「うん。多分だけど、抜き打ち検査だと思う。やたらと物が増えたかどうかを気にしてたから、一人になって遊び道具だったり、遊びに行ってたり、何かしらを隠してるんじゃないかって確認しにきたんだと思う。バイト先も、以前世話になったから挨拶に行くとか言ってたから、何かしら事実確認をしたいだと思う。最悪、外に遊びに行けなくなるかもしれない。」
「マジかよ。お前の親やばくない?何でそこまですんの?」
「分からない。俺の行動を把握して、自分の思い描いたレールを歩かせたいのかもしれない。俺も、ここまでされるとは思ってなかった。これだけ距離があるからそこまでしないと思ってたんだけど。」
「流石に度が過ぎてるわ。どうかできねぇの?」
「出来ない。権力が違いすぎる。流石にこれだけ遠いからしょっちゅうは来ないと思うけど、下手したら卒業まで続くと思う。」
「流石にきついわ。俺らとつるんでるってバレたらやばい奴?」
「多分ね。制服のこと、実家に帰ったとき小言で言ってたから。あんな着方ありえないって。それだけで俺の母親は不良判定するから。」
「めんどくせー。あれだな、俺らが遊びに行く時は私服に着替えてから行くか。それだったらバレても服の好みで許されるだろ。」
「だといいんだけど。2人がまだ髪を染めずにいてくれてるのがせめてもの救いかも。」
「俺夏休みに金髪にする予定だったけど、それならしゃあねぇ。我慢するわ。とりあえず様子見だな。」
「本当にごめんね。2人にそんな我慢させるなんて。」
「お前の家が特殊なのは理解してっから。髪に関してはまだ悩んでたとこだしな。流石にこの顔に金髪坊主は一発で補導されそうだからな。」
「確かに。今度好きなもの奢るからさ、ご飯でも服でも。何か考えといて。」
「別に構わねぇのに。って言いながら奢ってくれるなら何か買ってもらおうかな。俺のかくれんぼ力に対する評価として。」
「そうだね。それ相応の評価をするよ。」
そこで談笑をしていると席の奴が登校してきたので俺は自分の席へと戻った。
バイト先ではクビ覚悟で店長に話をしたが、親の過干渉に対する理解を示してくれ、適当に話を合わせてくれることになった。
ただ、バイトしている時に来てバレたときは自分で対応して欲しいということだった。
俺はそれに当然だと了承し、理解ある店長に頭を下げた。
「昨日はごめん。あれは想定外だった。」
「いいって。俺らのかくれんぼ力が役に立ったな。開けられた時は流石にビビったけどな。」
「俺も焦った。滅茶苦茶言い訳考えたもん。2人が移動したって知らなかったから。」
「何となくあそこバレそうな気がしたから。それはいいけど、あれって何しに来たの?突然きたんでしょ?」
「うん。多分だけど、抜き打ち検査だと思う。やたらと物が増えたかどうかを気にしてたから、一人になって遊び道具だったり、遊びに行ってたり、何かしらを隠してるんじゃないかって確認しにきたんだと思う。バイト先も、以前世話になったから挨拶に行くとか言ってたから、何かしら事実確認をしたいだと思う。最悪、外に遊びに行けなくなるかもしれない。」
「マジかよ。お前の親やばくない?何でそこまですんの?」
「分からない。俺の行動を把握して、自分の思い描いたレールを歩かせたいのかもしれない。俺も、ここまでされるとは思ってなかった。これだけ距離があるからそこまでしないと思ってたんだけど。」
「流石に度が過ぎてるわ。どうかできねぇの?」
「出来ない。権力が違いすぎる。流石にこれだけ遠いからしょっちゅうは来ないと思うけど、下手したら卒業まで続くと思う。」
「流石にきついわ。俺らとつるんでるってバレたらやばい奴?」
「多分ね。制服のこと、実家に帰ったとき小言で言ってたから。あんな着方ありえないって。それだけで俺の母親は不良判定するから。」
「めんどくせー。あれだな、俺らが遊びに行く時は私服に着替えてから行くか。それだったらバレても服の好みで許されるだろ。」
「だといいんだけど。2人がまだ髪を染めずにいてくれてるのがせめてもの救いかも。」
「俺夏休みに金髪にする予定だったけど、それならしゃあねぇ。我慢するわ。とりあえず様子見だな。」
「本当にごめんね。2人にそんな我慢させるなんて。」
「お前の家が特殊なのは理解してっから。髪に関してはまだ悩んでたとこだしな。流石にこの顔に金髪坊主は一発で補導されそうだからな。」
「確かに。今度好きなもの奢るからさ、ご飯でも服でも。何か考えといて。」
「別に構わねぇのに。って言いながら奢ってくれるなら何か買ってもらおうかな。俺のかくれんぼ力に対する評価として。」
「そうだね。それ相応の評価をするよ。」
そこで談笑をしていると席の奴が登校してきたので俺は自分の席へと戻った。
バイト先ではクビ覚悟で店長に話をしたが、親の過干渉に対する理解を示してくれ、適当に話を合わせてくれることになった。
ただ、バイトしている時に来てバレたときは自分で対応して欲しいということだった。
俺はそれに当然だと了承し、理解ある店長に頭を下げた。
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