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最終章 人生最大の反抗
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颯斗と共にお風呂に入り、俺たちは床に敷かれた布団を尻目にベッドへと一緒に潜り込んだ。
電気を消した暗がりの中、俺は口を開いた。
「颯斗、ありがとね。こんなにうまくいったのは、颯斗のおかげだと思う。」
「俺はただ居ただけだけどな。柚希が満足できたなら良かった。」
「うん。にしても、颯斗って一切物怖じしないよね。俺の父さん相手にめんどくせぇって面と向かって言っちゃうんだもん。」
「だって事実だろ。俺は柚希と一緒に帰ってゆっくりくつろぎたかった。」
「だとしてもだよ。颯斗は俺が出来ないことをいとも簡単にやってのけちゃうんだから、本当に敵わないよ。」
「俺は自由に生きてきたからな。縛られることに慣れてないんだよ。だから俺は柚希みたいに我慢が出来ねぇんだよ。結局はないもの強請りだから。」
「颯斗が我慢力が欲しいって思うことがあるの?」
「そりゃあるだろ。今がそうだから。柚希を抱きたくて仕方がない。」
「ちょっ、昨日散々したじゃん。」
「昨日は昨日だろ。でも流石に我慢するわ。親にバレたら流石に気まずいだろ?苦痛でしゃあねぇけど我慢してやる。」
「何その上から目線。もう。俺らは足して2で割るぐらいが丁度良さそうだね。」
「どうだろうな?俺の自由な力のほうが強くて我慢できてねぇかも。」
「それは自由度高すぎじゃない?」
「当たり前だろ。この俺だぞ。そんな簡単に縛られるような奴じゃねぇの、知ってるだろ?だからさ、キスだけしようぜ。ちょっとだけ。」
「もう、本当にそれだけで我慢できる?」
「するする。」
颯斗は俺の言葉をちゃんと聞いているのかどうか怪しくなるほど適当に返事をし、俺の唇を奪った。
軽く宛がわれただけのキスは何度か俺の唇を啄ばみ、俺を誘うように唇を少し舐めた。
俺はかなり颯斗に毒されているのかもしれない。
深いキスをすれば我慢がきかなくなるかも知れないのに、俺は颯斗の舌を求めて口を少し開いた。
それにするりと入り込んでくる舌を受け入れ、深く絡ませあう。
執拗に口内を味わわれ、息が上がり、気持ちよさに薄く瞳が潤む。
意識が朦朧とするようなキスに俺は颯斗の腕に縋りつく。
その手をとり、颯斗は指を絡ませて握りこんだかと思えば、俺の手はそのまま頭上に上げられ、いとも簡単に組み敷かれてしまった。
「柚希、どう?シたくなったんじゃない?」
颯斗の下半身が俺の下半身に宛がわれ、硬く滾っているそれに、その気にさせられてしまった俺自身も反応してしまう。
「でも、親居るもん・・・。」
「そんなに激しくはしないから。声我慢したらバレないって。」
「俺が我慢できないの知ってるじゃん。」
「だからゆっくりするって。ほら、欲しくない?」
服の上から刺激するように指が這わされ、俺の体はびくりと反応する。
こうなるならば受け入れなければ良かった。
そう思う反面、どこかで期待していた自分がいたことに気づいていた。
昨日の行為が鮮明に思い出され、俺の体に疼きをもたらす。
電気を消した暗がりの中、俺は口を開いた。
「颯斗、ありがとね。こんなにうまくいったのは、颯斗のおかげだと思う。」
「俺はただ居ただけだけどな。柚希が満足できたなら良かった。」
「うん。にしても、颯斗って一切物怖じしないよね。俺の父さん相手にめんどくせぇって面と向かって言っちゃうんだもん。」
「だって事実だろ。俺は柚希と一緒に帰ってゆっくりくつろぎたかった。」
「だとしてもだよ。颯斗は俺が出来ないことをいとも簡単にやってのけちゃうんだから、本当に敵わないよ。」
「俺は自由に生きてきたからな。縛られることに慣れてないんだよ。だから俺は柚希みたいに我慢が出来ねぇんだよ。結局はないもの強請りだから。」
「颯斗が我慢力が欲しいって思うことがあるの?」
「そりゃあるだろ。今がそうだから。柚希を抱きたくて仕方がない。」
「ちょっ、昨日散々したじゃん。」
「昨日は昨日だろ。でも流石に我慢するわ。親にバレたら流石に気まずいだろ?苦痛でしゃあねぇけど我慢してやる。」
「何その上から目線。もう。俺らは足して2で割るぐらいが丁度良さそうだね。」
「どうだろうな?俺の自由な力のほうが強くて我慢できてねぇかも。」
「それは自由度高すぎじゃない?」
「当たり前だろ。この俺だぞ。そんな簡単に縛られるような奴じゃねぇの、知ってるだろ?だからさ、キスだけしようぜ。ちょっとだけ。」
「もう、本当にそれだけで我慢できる?」
「するする。」
颯斗は俺の言葉をちゃんと聞いているのかどうか怪しくなるほど適当に返事をし、俺の唇を奪った。
軽く宛がわれただけのキスは何度か俺の唇を啄ばみ、俺を誘うように唇を少し舐めた。
俺はかなり颯斗に毒されているのかもしれない。
深いキスをすれば我慢がきかなくなるかも知れないのに、俺は颯斗の舌を求めて口を少し開いた。
それにするりと入り込んでくる舌を受け入れ、深く絡ませあう。
執拗に口内を味わわれ、息が上がり、気持ちよさに薄く瞳が潤む。
意識が朦朧とするようなキスに俺は颯斗の腕に縋りつく。
その手をとり、颯斗は指を絡ませて握りこんだかと思えば、俺の手はそのまま頭上に上げられ、いとも簡単に組み敷かれてしまった。
「柚希、どう?シたくなったんじゃない?」
颯斗の下半身が俺の下半身に宛がわれ、硬く滾っているそれに、その気にさせられてしまった俺自身も反応してしまう。
「でも、親居るもん・・・。」
「そんなに激しくはしないから。声我慢したらバレないって。」
「俺が我慢できないの知ってるじゃん。」
「だからゆっくりするって。ほら、欲しくない?」
服の上から刺激するように指が這わされ、俺の体はびくりと反応する。
こうなるならば受け入れなければ良かった。
そう思う反面、どこかで期待していた自分がいたことに気づいていた。
昨日の行為が鮮明に思い出され、俺の体に疼きをもたらす。
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