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2.ドチラサマデスカ?
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なにこれなにこれっ……。
俺の知ってる転生じゃないんだけど?!
ほらほら、よくあるやつだと
主人公最強とかあるじゃん?
まぁ、この顔はある意味最強だけど違うじゃんっ!そうじゃないじゃん?!
「……はぁ…………。」
「…………誠?やっぱり、具合悪いんじゃないの?」
もう既に疲れきってしまった俺に、少しずつ綺麗な顔が近ずいて来る。
そして、コツンっと額と額がぶつかる。
「…………………ふぁっ!?な…っ」
「……う~ん、熱はないみたいなんだけどなぁ?…………って顔…赤い。」
おぉぉぉい?
少女漫画あるあるやめぇ~い!
そ、それとも?こういう本でもあるものなのか?そうなのか?!
「ひぇ!?いや、こ…れは、大丈夫!」
「?…………そう?本当に具合悪かったらいいなよ?」
ってか、おでこで計ってもわかんないだろうがっ。
「…………うん。」
まぁ?貴様の優しさは認めてやらんことも
ないっ…ないがっ!
しかしっ!
絶っっ対に俺はっこんな世界認めないからな!!!
「えぇっと、じゃあ、初めてのホームルームを始めるが……とりあえず、出席とるぞ~」
お尻が椅子にくっつくんじゃないかって思うくらい長い入学式が無事終わり、
担任が教室に緊張気味の笑顔で入ってくる。
こっ、こ~ゆうのって緊張するよなぁ。
はぁ……心臓がぁっ
「安藤 悠斗……」
「はいっ」
椅子の音一つさせず、スっと華麗に起立したのは、さっき、一緒に登校した爽やか君だった。
ほほう、あいつは安藤悠斗って言うのか…
安藤悠斗…安藤悠斗?悠斗?………………
ん???…………ん!?
安藤悠斗って………あの本で平塚誠が付き合ってたやつじゃねっ!?
あぁっ……いや、でも、俺はしっかり読んだって訳でもないし…設定とかよく分かんなかったし。
えぇ?でもなぁ……う~ん
「…………と……平塚誠っ!」
「……はっ、はいっ!」
わぁっ…………やばい、
あんなに緊張してたのに……やってしまった。
クラスメイトの視線はやはり俺の方へ集中し、少し仲良くなり始めたような奴らが俺を見てクスクスと笑い合う。
わぁっ…くっそぉ…耳まで熱いっ……。
みんな、俺の事見てるしっ……
ど、どこを見たらいいんだっ?
あっ、そうだ!安藤なら見てもっ…………
と思い、安藤に視線をやると、
眉間には濃くシワが刻まれ、
先程までは優しそうだと思っていた瞳は
ギラギラと赤く光っているようにも思えくらいに恐ろしいものに変わっていた。
へ?……………………いや、なんでそんな怖い顔してるの?俺なんかした?
え?何もしてないよね?
こっ、こわ…………
「おっと、チャイムがなってしまった…
えぇ、次は配布物を配るから、時間守って席つけよ~」
挨拶をして解散。
したは……いいけど。
「…………誠。」
!?!?!?
いっ、いつの間に!?
あの席から一瞬でここまで来るなんて…
「…………安藤?」
呼び方これでいいのかっ!?
あってるのか!?
「…………はぁ…ちょっと、こっちきて」
おっ、俺に喧嘩売るとはぁ…
いい度胸じゃねぇか…………
そして、連れてこられたのはやはり体育館裏
王道かよおい。
「…………誠。なんか、やっぱり今日変じゃないか?」
もし、さっきの恐ろしい表情が、俺を心配していたものだとしたら、本当に眼球がとびでるかもしれない。
「えぇっと?………」
そりゃそうだ、中身丸ごと違う人間だからな
「…………みんなの前であんな顔してっ」
おっとぉ?
これは、ボソッてやつでは?
ここでは、王道のルールに従って
きこえなかった振りをしなくてはならない。
「……ん?なんかいった?」
「あぁっ、いやっ、なんでもないんだ。」
…………っていうか、本にこんなシーンあったっけな?
まぁ、俺飛ばし読み常習犯だからな。
「…………で、俺なんかおかしかった?
……よく分からなくってさ…自分でも何が違うのか……ねぇ……教えて?安藤っ」
そっ、そうだ、うるうるした瞳で上目遣いをしながら、切ない表情のトリプルパンチだ!
さぁ…どうだぁ?効果ありまくりだろっ!
「………………チッ」
お?
え………今こいつ…舌打ち…しなかった?
「…………俺の呼び方はぁ………『ゆう』
だろぅがよぉぉお???」
低めの声色や、雑な口調、
そしてこの表情……
もはや、朝あった安藤とは全くの別物だ。
「…………………………。」
ぇ
ドチラサマデスカ?
俺の知ってる転生じゃないんだけど?!
ほらほら、よくあるやつだと
主人公最強とかあるじゃん?
まぁ、この顔はある意味最強だけど違うじゃんっ!そうじゃないじゃん?!
「……はぁ…………。」
「…………誠?やっぱり、具合悪いんじゃないの?」
もう既に疲れきってしまった俺に、少しずつ綺麗な顔が近ずいて来る。
そして、コツンっと額と額がぶつかる。
「…………………ふぁっ!?な…っ」
「……う~ん、熱はないみたいなんだけどなぁ?…………って顔…赤い。」
おぉぉぉい?
少女漫画あるあるやめぇ~い!
そ、それとも?こういう本でもあるものなのか?そうなのか?!
「ひぇ!?いや、こ…れは、大丈夫!」
「?…………そう?本当に具合悪かったらいいなよ?」
ってか、おでこで計ってもわかんないだろうがっ。
「…………うん。」
まぁ?貴様の優しさは認めてやらんことも
ないっ…ないがっ!
しかしっ!
絶っっ対に俺はっこんな世界認めないからな!!!
「えぇっと、じゃあ、初めてのホームルームを始めるが……とりあえず、出席とるぞ~」
お尻が椅子にくっつくんじゃないかって思うくらい長い入学式が無事終わり、
担任が教室に緊張気味の笑顔で入ってくる。
こっ、こ~ゆうのって緊張するよなぁ。
はぁ……心臓がぁっ
「安藤 悠斗……」
「はいっ」
椅子の音一つさせず、スっと華麗に起立したのは、さっき、一緒に登校した爽やか君だった。
ほほう、あいつは安藤悠斗って言うのか…
安藤悠斗…安藤悠斗?悠斗?………………
ん???…………ん!?
安藤悠斗って………あの本で平塚誠が付き合ってたやつじゃねっ!?
あぁっ……いや、でも、俺はしっかり読んだって訳でもないし…設定とかよく分かんなかったし。
えぇ?でもなぁ……う~ん
「…………と……平塚誠っ!」
「……はっ、はいっ!」
わぁっ…………やばい、
あんなに緊張してたのに……やってしまった。
クラスメイトの視線はやはり俺の方へ集中し、少し仲良くなり始めたような奴らが俺を見てクスクスと笑い合う。
わぁっ…くっそぉ…耳まで熱いっ……。
みんな、俺の事見てるしっ……
ど、どこを見たらいいんだっ?
あっ、そうだ!安藤なら見てもっ…………
と思い、安藤に視線をやると、
眉間には濃くシワが刻まれ、
先程までは優しそうだと思っていた瞳は
ギラギラと赤く光っているようにも思えくらいに恐ろしいものに変わっていた。
へ?……………………いや、なんでそんな怖い顔してるの?俺なんかした?
え?何もしてないよね?
こっ、こわ…………
「おっと、チャイムがなってしまった…
えぇ、次は配布物を配るから、時間守って席つけよ~」
挨拶をして解散。
したは……いいけど。
「…………誠。」
!?!?!?
いっ、いつの間に!?
あの席から一瞬でここまで来るなんて…
「…………安藤?」
呼び方これでいいのかっ!?
あってるのか!?
「…………はぁ…ちょっと、こっちきて」
おっ、俺に喧嘩売るとはぁ…
いい度胸じゃねぇか…………
そして、連れてこられたのはやはり体育館裏
王道かよおい。
「…………誠。なんか、やっぱり今日変じゃないか?」
もし、さっきの恐ろしい表情が、俺を心配していたものだとしたら、本当に眼球がとびでるかもしれない。
「えぇっと?………」
そりゃそうだ、中身丸ごと違う人間だからな
「…………みんなの前であんな顔してっ」
おっとぉ?
これは、ボソッてやつでは?
ここでは、王道のルールに従って
きこえなかった振りをしなくてはならない。
「……ん?なんかいった?」
「あぁっ、いやっ、なんでもないんだ。」
…………っていうか、本にこんなシーンあったっけな?
まぁ、俺飛ばし読み常習犯だからな。
「…………で、俺なんかおかしかった?
……よく分からなくってさ…自分でも何が違うのか……ねぇ……教えて?安藤っ」
そっ、そうだ、うるうるした瞳で上目遣いをしながら、切ない表情のトリプルパンチだ!
さぁ…どうだぁ?効果ありまくりだろっ!
「………………チッ」
お?
え………今こいつ…舌打ち…しなかった?
「…………俺の呼び方はぁ………『ゆう』
だろぅがよぉぉお???」
低めの声色や、雑な口調、
そしてこの表情……
もはや、朝あった安藤とは全くの別物だ。
「…………………………。」
ぇ
ドチラサマデスカ?
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