[完結:1話 1分読書]幼馴染を勇者に寝取られた不遇職の躍進

無責任

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第1章 エリスの受難

第8話 エリザベスの行動

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エリスはショックを受けていた。
エドワードに犯されて・・・。

翌日朝食の時、部屋から出てこない。
使用人が行くも『いらない』と回答・・・。

訓練も出てこない。
使用人が行くも『調子が悪い』と回答・・・。

昼食も出てこない。
使用人が行くも『いらない』と回答・・・。

エリザベスは、心配していた。
そして後悔していた。
エドワードの感じからして、確実に犯したんだろう。

エドワードの奴、許さない・・・。

けど、勇者は王族に準ずる扱い。
何もできない。

したら、一族含めて抹殺される。

寄り添うことぐらいなら・・・。

「エリザベスです。
 開けてもらえませんか?」
エリスの部屋の扉をノックして懇願する。

「ごめんなさい。調子が悪いので・・・」
子細い声。

やはりおかしい。

エリスの部屋の隣がエリザベスの部屋だ。
ベランダに出る。

ちょっと遠いけど、ジャンプすれば、エリスの部屋のベランダまで行けそうだ。
勢いをつけてジャンプする。

なんとか着地成功。

部屋の中を伺う。

薄暗い部屋。

中には裸で落ち込んだ状態のエリスが・・・。

急いで鍵を剣で壊して中に入る。

「なぜ、あなたが・・・」

ベットには血の跡が・・・。
白い液体が固まったものがいたる所に・・・。

「これは酷い・・・。
 エリス。何があったか教えて下さい。
 この状況からして、無理やりエドワードに犯されたんですね」

・・・

「はい」
エリスの眼が死んでいる。

「すぐにお風呂に入りましょう」
エリスの部屋のシャワー室に連れて行った。

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