[完結:1話 1分読書]幼馴染を勇者に寝取られた不遇職の躍進

無責任

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第8章 恋人・・・

第20話 村に着くと・・・

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ソフィア、ロザリー、アンジュ、エレシュキガル、ユキムラの5人で獣人の村に着いた。

「ご無沙汰しております」
「久しぶりじゃの」
長老がエレシュキガルに挨拶をしている

「エレシュキガル、知り合いなのか?」
「一応、50年ぐらい前に来た事がある」

「エレシュキガルって何歳なの?」
「女性に年齢を聞くのは失礼じゃろ」

「ごめん。けど、50年ぐらい前に来た事があるって言うし・・・」
「わらわは、人間でいうと100歳ぐらいじゃ」

「えっ。そんなに・・・」
「人間じゃないからな。
 魔族では、まだ、若い方じゃが・・・」

「せっかく、お見えになったのですから、歓迎会をしたいと思います」
「ありがとう。感謝する」

「長老様。魔族と獣人は近しい関係なのでしょうか?」
「そうじゃな。
 全ての魔族と仲が良い訳ではない。
しかし、エレシュキガル様の御父上とは懇意にさせてもらっておった」

「そうなんですね。
 今、エレシュキガルと恋仲になっているのですが、問題ありますか?」
「特にないぞ。
 ソフィアも恋・・・」
長老がソフィアに口を抑えられる

「ユキムラ殿も一夫多妻制でいけば良いと思うがの・・・」
「良いのかなぁと思う事もありますが・・・。
 心の葛藤もあるんですよね・・・」

「現在、男の方が少ないのが現状じゃ。
 なら、一夫多妻制も合理的手段じゃよ」
「たしかに・・・」
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