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魔王国滅亡編
我がままでした
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魔物に貴重な食料を与えない。
翌朝、そう俺に言われて昨夜、なぜヨウコが泣きそうになっていたのかを理解していたヤトは、頷いた。
ヨウコも、ヤトが「蜘蛛がいるけど大丈夫だよって、みんなに、ちゃんと教えれば、アラクネーが罠を見にいけたと思うから。だから一番、責任感じて、ご飯あげたかった」と、ちゃんと自分から説明できたので、落ち込みから回復した。
「ヤト姉様、口元、汚れてます」
「・・・自分でできるよ」
それで世話焼きになってしまうのは、ヨウコなりの愛情表現なのだろう。
「お父さん、口拭いて?」
「はい、シウン姉様、綺麗になりましたよ」
「・・・ヨウコちゃんのいじわる」
「ハイロウ叔父様は、顔ごと拭いてください」
「わ、わおん?」
「こっちから、甘い匂いがします、お父様」
「でも、そっち、いっぱい羽音がするよ?」
その日の探索では、蜜蜂の巣を見つけることができた。
しかし、巣を壊して、ハチミツを奪うのは簡単なのだが、せっかくだから、養蜂をやりたい。
娘たちは、アネ芋の甘さで喜んでいるのだから、定期的なハチミツの供給が可能になれば、きっともっと喜んでくれるだろう。
「さっそく煙で燻して、ハチミツをとりますか」
「はちみつー!」
「いや、この蜜蜂を飼うことはできないか?」
「蜜蜂を飼う?ですか、主殿」
「そんなこと、できるんですか?お父様」
「俺も詳しくは知らないんだが、そういう方法があるはずなんだ。知らないか?」
「残念ながら。キラにも聞いてみましょう」
早速、パス通信を始めるハイロウ。
『キラ、今、話して大丈夫か?』
なんだか、スマホっぽい話出しだな。
『兄さま、またやらかしたんですか?』
『い、いや、そうではなくてだな』
聞いている娘たちは叔父を、「やらかしてるよね」的な目で見ていた。
『主殿が、蜜蜂を飼いたいとおっしゃられてな。キラは、聞いたことがあるか?』
『南の方で、そういう取引に行った覚えがありますけど、うろ覚えですね』
『・・・ああ、あのハチミツは、飼った蜜蜂でだったのか』
『・・・兄さまも、キラといっしょに、説明を聞いたはずです』
聞いている娘たちは叔父を、「やらかしてるよね」的な目で見ていた。
結局、キラにも前世でいう巣箱に、どう誘導するとかの専門知識はないようだった。
『主様。いろいろ申し訳ありません。今度、街でやり方を調べてみます』
『わかった。頼む』
「・・・いろいろって?」
聞いている娘たちは叔父を、「いろいろ、やらかしてるよね」的な目で見ていた。
残念だが、蜜蜂の巣の周囲に、目印をつけておいて、街でワー・ウルフ兄妹に調べてもらった後、なんとかすることにしよう。
「はちみつ、いっぱいとれるようになったらいいね!」
「お料理の幅が、広がりそうです」
「お父さん、ハチミツとシウン、どっちが好き?」
「ハイロウ、口閉じて、口元拭こうな」
これを聞いて、ヤトもヨダレをぬぐった。
ヤトの「人の振り見て我が振り直せ」がレベルアップした。
夕食を囲んでいると、「あ」とヤトが、声を上げた。
そして、「昨日のアラクネーが来てる」と、耳と指をさして、告げた。
どうやら、警戒していたからか、風向きか、ヨウコとハイロウは、既に気づいていたようで、ヤトの指より先に、そちらを見ていた。
しかし、ヤトが、アラクネーの接近を隠さなかったことで、何も言う気はないようだ。
木陰から、こちらを見ている見覚えのある、くすんだ赤い髪のアラクネーに、ヤトは何かしてあげたいようだが、「魔物に貴重な食料を与えない」の約束で、何も言えずにいた。
俺はそれを見て、正しいことか、判断がつかないまま、感情のままに、自分の分の干し肉の炙り焼きの串を掴み、「もう、腹いっぱいだから」と、アラクネーに放ろうとしたら、「主殿!」と、強い声でハイロウに止められた。
「・・・もう、食べられないんだが?」
咎められて、見苦しく言い訳する俺に、目を逸らさず、
「主殿。投げては、攻撃ととられて逃げます」
確かにそうだ。
なら、近くまで持っていって肉を置いてこよう、と立ち上がった。
「お父様?」
反対するだろうヨウコの声に、シウンとヤトが、おろおろしている。
「もう、お食べにならないなら、つくったヨウコが、責任をとって捨ててきます」
ヨウコの言葉に、みなの力が抜けた。
「あ、ヤトも、もう」
「お姉さんも食べられないから、ヤトちゃん、食べてくれる?」
「え?ヤトも、そんなに食べられないよ」
「じゃあ、ヤトちゃんは、自分の分をちゃんと食べてね。お父さん、シウンの分も余っちゃいました。ごめんねヨウコちゃん」
自分のつくった料理を捨てると躊躇なく言う末っ子。
空腹を我慢して自分の食べる分を差し出そうと悩む妹に、手を差し伸べる姉。
俺は、優しい芝居をする家族を、誇らしげに見て、それに合わせて、わざとらしく、ため息をついた。
「自分の食べられなかった分くらい、自分で持っていくよ」
「お父様の手を煩わせることはありません!」
慌てたように言うヨウコ。
どうやら、本心では、アラクネーにご飯をあげたヤトがうらやましくて、自分であげたいのだろう。
それを素直に言えない末っ子に、ちょっとした心配と、ちょっとした安堵を感じた。
そして、それを温かく見ている長女に、心配そうな次女。
俺は、側の木から、葉をとると、干し肉を乗せて渡し、
「わかった、ヨウコに頼む。念のために、シウンとヤトも、ヨウコに、つき添ってやってくれ」
「はい、お父様!」
「うん、パパ!」
「わかってます、お父さん」
娘たちを見送る俺に、
「魔物に食料を与えるのは、良いこととは、思いませんな、主殿」
「俺も、甘いと思う。すまないな、こんな主で」
「いえ、それでこそ、我が主殿ですぞ」
我がままを通しただけの俺に向けるハイロウの笑顔は、少しばかり眩しすぎた。
翌朝、そう俺に言われて昨夜、なぜヨウコが泣きそうになっていたのかを理解していたヤトは、頷いた。
ヨウコも、ヤトが「蜘蛛がいるけど大丈夫だよって、みんなに、ちゃんと教えれば、アラクネーが罠を見にいけたと思うから。だから一番、責任感じて、ご飯あげたかった」と、ちゃんと自分から説明できたので、落ち込みから回復した。
「ヤト姉様、口元、汚れてます」
「・・・自分でできるよ」
それで世話焼きになってしまうのは、ヨウコなりの愛情表現なのだろう。
「お父さん、口拭いて?」
「はい、シウン姉様、綺麗になりましたよ」
「・・・ヨウコちゃんのいじわる」
「ハイロウ叔父様は、顔ごと拭いてください」
「わ、わおん?」
「こっちから、甘い匂いがします、お父様」
「でも、そっち、いっぱい羽音がするよ?」
その日の探索では、蜜蜂の巣を見つけることができた。
しかし、巣を壊して、ハチミツを奪うのは簡単なのだが、せっかくだから、養蜂をやりたい。
娘たちは、アネ芋の甘さで喜んでいるのだから、定期的なハチミツの供給が可能になれば、きっともっと喜んでくれるだろう。
「さっそく煙で燻して、ハチミツをとりますか」
「はちみつー!」
「いや、この蜜蜂を飼うことはできないか?」
「蜜蜂を飼う?ですか、主殿」
「そんなこと、できるんですか?お父様」
「俺も詳しくは知らないんだが、そういう方法があるはずなんだ。知らないか?」
「残念ながら。キラにも聞いてみましょう」
早速、パス通信を始めるハイロウ。
『キラ、今、話して大丈夫か?』
なんだか、スマホっぽい話出しだな。
『兄さま、またやらかしたんですか?』
『い、いや、そうではなくてだな』
聞いている娘たちは叔父を、「やらかしてるよね」的な目で見ていた。
『主殿が、蜜蜂を飼いたいとおっしゃられてな。キラは、聞いたことがあるか?』
『南の方で、そういう取引に行った覚えがありますけど、うろ覚えですね』
『・・・ああ、あのハチミツは、飼った蜜蜂でだったのか』
『・・・兄さまも、キラといっしょに、説明を聞いたはずです』
聞いている娘たちは叔父を、「やらかしてるよね」的な目で見ていた。
結局、キラにも前世でいう巣箱に、どう誘導するとかの専門知識はないようだった。
『主様。いろいろ申し訳ありません。今度、街でやり方を調べてみます』
『わかった。頼む』
「・・・いろいろって?」
聞いている娘たちは叔父を、「いろいろ、やらかしてるよね」的な目で見ていた。
残念だが、蜜蜂の巣の周囲に、目印をつけておいて、街でワー・ウルフ兄妹に調べてもらった後、なんとかすることにしよう。
「はちみつ、いっぱいとれるようになったらいいね!」
「お料理の幅が、広がりそうです」
「お父さん、ハチミツとシウン、どっちが好き?」
「ハイロウ、口閉じて、口元拭こうな」
これを聞いて、ヤトもヨダレをぬぐった。
ヤトの「人の振り見て我が振り直せ」がレベルアップした。
夕食を囲んでいると、「あ」とヤトが、声を上げた。
そして、「昨日のアラクネーが来てる」と、耳と指をさして、告げた。
どうやら、警戒していたからか、風向きか、ヨウコとハイロウは、既に気づいていたようで、ヤトの指より先に、そちらを見ていた。
しかし、ヤトが、アラクネーの接近を隠さなかったことで、何も言う気はないようだ。
木陰から、こちらを見ている見覚えのある、くすんだ赤い髪のアラクネーに、ヤトは何かしてあげたいようだが、「魔物に貴重な食料を与えない」の約束で、何も言えずにいた。
俺はそれを見て、正しいことか、判断がつかないまま、感情のままに、自分の分の干し肉の炙り焼きの串を掴み、「もう、腹いっぱいだから」と、アラクネーに放ろうとしたら、「主殿!」と、強い声でハイロウに止められた。
「・・・もう、食べられないんだが?」
咎められて、見苦しく言い訳する俺に、目を逸らさず、
「主殿。投げては、攻撃ととられて逃げます」
確かにそうだ。
なら、近くまで持っていって肉を置いてこよう、と立ち上がった。
「お父様?」
反対するだろうヨウコの声に、シウンとヤトが、おろおろしている。
「もう、お食べにならないなら、つくったヨウコが、責任をとって捨ててきます」
ヨウコの言葉に、みなの力が抜けた。
「あ、ヤトも、もう」
「お姉さんも食べられないから、ヤトちゃん、食べてくれる?」
「え?ヤトも、そんなに食べられないよ」
「じゃあ、ヤトちゃんは、自分の分をちゃんと食べてね。お父さん、シウンの分も余っちゃいました。ごめんねヨウコちゃん」
自分のつくった料理を捨てると躊躇なく言う末っ子。
空腹を我慢して自分の食べる分を差し出そうと悩む妹に、手を差し伸べる姉。
俺は、優しい芝居をする家族を、誇らしげに見て、それに合わせて、わざとらしく、ため息をついた。
「自分の食べられなかった分くらい、自分で持っていくよ」
「お父様の手を煩わせることはありません!」
慌てたように言うヨウコ。
どうやら、本心では、アラクネーにご飯をあげたヤトがうらやましくて、自分であげたいのだろう。
それを素直に言えない末っ子に、ちょっとした心配と、ちょっとした安堵を感じた。
そして、それを温かく見ている長女に、心配そうな次女。
俺は、側の木から、葉をとると、干し肉を乗せて渡し、
「わかった、ヨウコに頼む。念のために、シウンとヤトも、ヨウコに、つき添ってやってくれ」
「はい、お父様!」
「うん、パパ!」
「わかってます、お父さん」
娘たちを見送る俺に、
「魔物に食料を与えるのは、良いこととは、思いませんな、主殿」
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