44 / 59
09,10&11:リバウンド、どうする?
なぜ?なに?とれーにんぐ:空腹感ってナニ?
しおりを挟む
「おにいさんのメッキーです」
「アシスタントのサッキーだよ。ねえねえ、おにいさん」
「なんですか、サッキー?」
「空腹感って、ナニ?おにいさん」
「簡単に言えば、血液中の糖質の量、血糖値が下がった状態です。脳は、血糖値を維持するために、食べ物がほしくなるように、空腹感を感じさせます」
「血糖値が高ければ、お腹減らないの?おにいさん」
「極端に言えば、そうです。ただ、血液中の糖質の量は、活動に使われたり、インスリンが脂肪に代えて蓄えられて、減っていきます」
「脂肪が貯まるのは、最悪だね。おにいさん」
「また、血糖値がより低いときに、食事をした方が、例えば、朝を抜いて昼ガッツリなんて食べ方で、血糖値の上がり方が激しくなります。激しく上がった分、インスリンが大量に出て脂肪にしてしまいます。だから、血糖値の上昇を穏やかにしましょう、吸収を少し邪魔する野菜を先に食べましょう、などと言われています」
「朝抜いてカロリー少なくして我慢したのに、脂肪になるなんて最悪だね。おにいさん」
「しかも、激しい上昇は、インスリンが大量に出た反動で、激しく下がります。そうなると激しい空腹感に襲われます」
「脂肪が増えた上に、激しくお腹が減るなんて最悪だね。おにいさん」
「当然、激しく血糖値が下がっている空腹に任せて食べたら、また激しく上昇。脂肪になる上、反動で下がって、寝る前にお腹が減ったりします」
「お腹が減ったとき、炭水化物を食べなければいいんじゃない?おにいさん」
「よく誤解されますが、タンパク質や脂肪でも、血糖値は上昇します。更に、タンパク質を分解して糖を造り出すので、これでも血糖値が上がります。つまり炭水化物を控えても大量に食べれば、血糖値は上昇して脂肪になるし、食べた脂肪は脂肪として蓄えられ、高脂肪の食事は血管疾患リスクも上昇させます」
「怖いね。おにいさん」
「アルコールを呑んだ後、小腹が空くのは、アルコール分解に糖質が使われ、血糖値が低くなるからです。チョコ一個で十分、落ち着きますよ」
「締めでラーメンやパフェ食べる必要ないんだね。おにいさん」
「これと同じ考え方で、血糖値をコントロールして、空腹を強くしない、血糖値の上昇を激しくしない方法が、スモールミールです」
「すもーるみーる?」
「一日三回の食事を小分けにして回数を増やします、血糖値が下がる前に補給して、一回の量は減っているので、血糖値の上昇も緩やかになります。食事の回数そのままで、オヤツを追加で食べるのでも、十分効果がありますよ」
「オヤツ食べられた上に血糖値が穏やかなんて最高だね。おにいさん」
「もちろん、オヤツ分のカロリーは、食事から引く必要がありますし、果糖、砂糖は血糖値の上昇が激しいので、控えめに。食事を抜くのではなく、少量多回にして、空腹や血糖値をコントロールしましょう」
「アシスタントのサッキーだよ。ねえねえ、おにいさん」
「なんですか、サッキー?」
「空腹感って、ナニ?おにいさん」
「簡単に言えば、血液中の糖質の量、血糖値が下がった状態です。脳は、血糖値を維持するために、食べ物がほしくなるように、空腹感を感じさせます」
「血糖値が高ければ、お腹減らないの?おにいさん」
「極端に言えば、そうです。ただ、血液中の糖質の量は、活動に使われたり、インスリンが脂肪に代えて蓄えられて、減っていきます」
「脂肪が貯まるのは、最悪だね。おにいさん」
「また、血糖値がより低いときに、食事をした方が、例えば、朝を抜いて昼ガッツリなんて食べ方で、血糖値の上がり方が激しくなります。激しく上がった分、インスリンが大量に出て脂肪にしてしまいます。だから、血糖値の上昇を穏やかにしましょう、吸収を少し邪魔する野菜を先に食べましょう、などと言われています」
「朝抜いてカロリー少なくして我慢したのに、脂肪になるなんて最悪だね。おにいさん」
「しかも、激しい上昇は、インスリンが大量に出た反動で、激しく下がります。そうなると激しい空腹感に襲われます」
「脂肪が増えた上に、激しくお腹が減るなんて最悪だね。おにいさん」
「当然、激しく血糖値が下がっている空腹に任せて食べたら、また激しく上昇。脂肪になる上、反動で下がって、寝る前にお腹が減ったりします」
「お腹が減ったとき、炭水化物を食べなければいいんじゃない?おにいさん」
「よく誤解されますが、タンパク質や脂肪でも、血糖値は上昇します。更に、タンパク質を分解して糖を造り出すので、これでも血糖値が上がります。つまり炭水化物を控えても大量に食べれば、血糖値は上昇して脂肪になるし、食べた脂肪は脂肪として蓄えられ、高脂肪の食事は血管疾患リスクも上昇させます」
「怖いね。おにいさん」
「アルコールを呑んだ後、小腹が空くのは、アルコール分解に糖質が使われ、血糖値が低くなるからです。チョコ一個で十分、落ち着きますよ」
「締めでラーメンやパフェ食べる必要ないんだね。おにいさん」
「これと同じ考え方で、血糖値をコントロールして、空腹を強くしない、血糖値の上昇を激しくしない方法が、スモールミールです」
「すもーるみーる?」
「一日三回の食事を小分けにして回数を増やします、血糖値が下がる前に補給して、一回の量は減っているので、血糖値の上昇も緩やかになります。食事の回数そのままで、オヤツを追加で食べるのでも、十分効果がありますよ」
「オヤツ食べられた上に血糖値が穏やかなんて最高だね。おにいさん」
「もちろん、オヤツ分のカロリーは、食事から引く必要がありますし、果糖、砂糖は血糖値の上昇が激しいので、控えめに。食事を抜くのではなく、少量多回にして、空腹や血糖値をコントロールしましょう」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
百門一新
恋愛
セレスティーヌは、たった十三歳という年齢でアルフレッド・デュガウスと結婚し、国王と王妃になった。彼が王になる多には必要な結婚だった――それから五年、ようやく吉報がきた。
「君には苦労をかけた。王妃にする相手が決まった」
ということは……もうつらい仕事はしなくていいのねっ? 夫婦だと偽装する日々からも解放されるのね!?
ありがとうアルフレッド様! さすが私のことよく分かってるわ! セレスティーヌは離縁を大喜びで受け入れてバカンスに出かけたのだが、夫、いや元夫の様子が少しおかしいようで……?
サクッと読める読み切りの短編となっていります!お楽しみいただけましたら嬉しく思います!
※他サイト様にも掲載
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる