【1クール終】恋愛で痩せますか?いいえ痩せるならXXX運動です

まみ夜

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12&13:デート、どうする?

Bパート

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「じゃあ、上体を動かさないようにして、腕を閉じます。はい、閉じるー」
 ぎゃー、バタフライきついー!
「広げてー、ツー、ワン。広げるときも力抜かないー」
 休むとこないんですけど?
「閉じてー、早い早い、四カウント。広げてー」
 力を抜いて広げれば、「もっとゆっくり、コントロール」と指摘され、腕が広がって休憩する前に、閉じさせられる。
「胸の谷間のために、完全に閉じきって」
「谷間の、ため、だー!」
 私の喉から、野太い叫びが出た。
「そこから、香恋さん!」
「できる、ショージさんなら、できますよ!」
 応援してくれる割には、「閉じきってない」と厳しい。
 なんとか、ゆっくり腕を広げた。
「はい、十回!終了です!」
「すごい!香恋さん!」
 マシンのパットから手を放し、膝に手をついた私に、萌ちゃんが、汗を拭いてくれたり、BCAAを差し出してくれたり、と優しい。
 ちなみに、BCAAは蛍光ブルーのブルー・ラズベリー味だった。
「ナイストレーニングですよ、ショジーさん!初日から十回なんて!」
 百目鬼君も、満面の笑みで、褒めてくれた。
「次、チェストプレス行きます」
 ええええー!?

「ポイントは二点。肘が九十度になるように椅子の高さを調節。胸を張ったまま、腕を伸ばす、です」
 今回は、本当に二点っぽいし、いつもより簡単そうだ。
 言われるまま大人しく、萌ちゃんが、マシンで、チェストプレスしてみせた。
「これを四・四カウント。四つ数えながら伸ばして、四つで戻します。呼吸は伸ばすときに吐いて、戻すときに吸います」
 萌ちゃんが、呼吸を合わせて、四カウントづつでチェストプレスした。
 萌ちゃんは、簡単そうにやっていたし、胸全体に効いて、バストアップな上、垂れなくなるそうだ。
 やるしかない。
「じゃあ、胸を張ったまま、腕を伸ばします。はい、伸ばすー」
 ぎゃー、きついー!
「戻してー、ツー、ワン。戻すときも力抜かないー」
 休むとこないんですけど?
「伸ばしてー、早い早い、四カウント。戻してー」
 力を抜いて戻せば、「もっとゆっくり、コントロール」と指摘され、腕を曲げて休憩する前に、伸ばさられる。
「バストアップのために、胸を張ったまま」
「バストアップの、ため、だー!」
 私の喉から、野太い叫びが出た。
「そこから、香恋さん!」
「できる、ショージさんなら、できますよ!」
 応援してくれる割には、「胸張ってない」と厳しい。
 なんとか、ゆっくり腕を戻した。
「はい、十回!終了です!」
「すごい!香恋さん!」
 マシンのグリップから手を放し、膝に手をついた私に、萌ちゃんが、汗を拭いてくれたり、BCAAを差し出してくれたり、と優しい。
「ナイストレーニングですよ、ショジーさん!初日から十回なんて!」
 百目鬼君も、満面の笑みで、褒めてくれた。
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