ブリリアントランナー

ABYSS

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第1章

青い遺物

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「それではこちらがキーになります」

「どうもありがとうございました」

ピー_ブルルッブゥーン…ボッボッボッボッボッボッ・・・

「「またのご利用お待ちしております」」

「では、」

キュルルルッ ボォァァアア!!!

 ・
 ・
 ・
 ・
 ・ 
 ・

「遂にか、長かった」 

俺は シュン=サカグチ 27歳だ
今運転しているのはスカイラインGT-R R33

大昔のレースで勝ち続けていたR32GT-Rの後継車

中等教育時代に一度諦めたが、
高等教育時代に本格的に欲しくなり、
努力した結果このように手に入れられた車だ
購入時はボロボロだった為ローンを組んで1年半かけて直した

結果として大金が掛かったがとても満足した仕上がりだ
車が持つスペックもさることながらそれ相応のオーラを放っている

その為、当時でさえ目立つ車だったが、
利便性と安全性が高い電動車まみれの街を走ると....

_なんだあの車!?__
__まさかガソリン車?_
_ガソリン車がいるぞー_

道ゆく誰もが振り返る

(無理もないか)

数十年前から電動車の有用性によりガソリン車は姿を消していた
今ではガソリン車の全盛期を知る人はほとんどいなくなり、
本か王立博物館に展示されているものぐらいしか知る機会がない・・・

そんな俺は過去の遺物となったガソリン車に乗っている
理由は簡単乗っていて楽しいからだ
高等教育の時に親にプレゼントしてもらったガソリン車にはまった
それ以降は取り憑かれたかの様にどんどんのめり込んでいった
クラブ活動でも走り込みそこそこの腕前になることができた

目指すところはただ1つスポーツドライバーになることだ

この世界では1番人気の職業だが、なるのは難しく
ドライバーではなく車関係の仕事につく人も少なくない
それでも毎年多くの人がスポーツドライバーを目指す

理由はさまざまなだ
・サーキットを走り、最速のドライバーになる
・国の発展に為に危険を顧みず走りたい 
                など100人いれば100通りの答えが出るだろう

スポーツドライバーの特権とも言えるのがサーキットで走行できることだ
スポーツライセンスを持たない者は広場でジムカーナしかできない
それほどにサーキット走行は危険を伴うのだ
ただ彼らの走りにより国は発展する

そんな俺がスポーツドライバーを目指す理由は
・このGT-Rと共に国で1番のドライバーになる
・ローンを返す為 
なのだが、まだライセンスは取得していない
GT-Rを買ってからドライビングセンターで登録をするつもりだった

ひとまず家まで帰ろう...

 ・
 ・
 ・

俺は家に着き、シャッター付きのガレージに車を入れる

ボォア カチッ ガチャ

軽く吹かしてからエンジンを止めると車外へと出る
改めて見ても美しく仕上がった車だ

ブルーのボディ、フルエアロ、アルミホイール、ロールケージ....

「今日からよろしくな GT-R」



シュン=サカグチ仕様 スカイラインGT-R (BCNR33)

RB26DETT 2600cc 450馬力
ナンバー:???
カラー:ブリリアントブルー
外装:
     NISMO 
         ・400Rルック フルエアロ(フェンダー、ボンネット除く)
         ・LM GT4
内装: 
     NISMO
         ・本革ステアリング
         ・GTシフトノブ
         ・6点式レーシングハーネス
    定員乗車ダッシュ貫通6点ロールケージ
    edirb161
改造内容: 
     NISMO 
         ・R3エンジン
   ・インタークーラー
   ・エンジンオイルクーラーキット
   ・OHLINS スポーツサスペンションキット
   ・GT-R(R35)用 Bremboブレーキキット
     ・カーボンブレーキエアガイド
   ・NE-1チタンマフラー
     ・チタンタワーバー
   ・スタビライザーキット
       ・アンダーフロア補強バー(前後)
その他:  フルレストア済
         スポット増し
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