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日常編㉓
第667話、人狼族の村にて~フレキくんの日常~
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人狼族の村。
緑龍の村と取引を開始してから大きく発展。コメ作りは元々行っていたが、今ではコメを使った『清酒』造りも新たな産業となり、他種族との取引も増えた。
村には大きな『清酒工房』があり、人狼族たちはここで毎日せっせと『清酒』を作っている。
人手が足りず、旅の人狼や別集落の人狼に声をかけると、集落ごと移住をしたり、他種族も清酒に興味を持ち移住、今では、元の人口の四倍ほどの数になり、集落も倍以上に広くなった。
そうなると、今まで何とかなってきたことも、ならなくなる時がある。
現在、人狼族の村には、二人の薬師と一人の薬師見習いがいた。
「師匠、包帯の洗浄、おわりました」
「うん、お疲れ様」
薬師のフレキ。
眼鏡を掛けた、十六歳ほどの少年だ。年若いがアシュトの教えを受けた優秀な薬師で、今は弟子の人狼ロムルスの指導をしている。
ロムルスは、最近かけ始めた眼鏡をくいっと上げる。実はこの眼鏡……度の入っていない伊達メガネであり、フレキの真似をしてかけ始めた。
包帯を二人で棚にしまっていると、薬院のドアが勢いよく開いた。
「たっだいまー!! あ~アツイ、暑いわ!! ロムルス、冷たいお茶くれやぁ」
「エンジュさん……汗だくで、何してたんですか」
エンジュ。
薄く日焼けしたような肌色の、十六歳ほどの少女だ。
若いが、こちらも優秀な薬師。フレキに一目惚れし、人狼族の村で薬師を始めると聞くと付いてきた。今ではフレキの妻である。
エンジュは椅子に座り、胸元をパタパタさせて言う。
「肉や肉。エンジュさん、うま~い焼肉の焼き方教えて下さい! な~んていうからなぁ、ホンマの焼肉っちゅーんんを教えてきたんや。おかげで汗だくだわ~」
「……そ、そうですか。こほん」
ロムルスはそっぽ向いて咳払い……エンジュが無防備に胸元を開くので、視線が彷徨っている。
エンジュはニヤっと笑い、前かがみになる。
「なんやなんや、ロムルスもお年頃やねぇ」
「ち、近づかないでください!! し、師匠、お願いします!!」
「うん。こらエンジュ、ロムルスをからかわないの」
「ほほ~? フレキも強うなったなぁ? ちょい前まではフレキがワタワタしてたのにねぇ? ケッコンして自信付いちゃったみたいやなぁ?」
「ぼくはもう一人前の男だからね。それと、ロムルスに悪い影響与えないように」
「はいはい。自信ねぇ……? まぁたしかに、ベッドの上では『狼』やしねぇ? 自信たっぷりになるのもわかるわぁ~♪」
「おおかみ? 人狼族なら当たり前でしょう。ねぇ師匠」
「ばばば、ばか!! 子供にはまだ早いっ!!」
ロムルスの耳を押さえ、フレキは真っ赤になって大慌て。
結局、フレキは未だにエンジュに対して頭が上がらないのであった。
◇◇◇◇◇◇
しばし、三人で談笑していると、人狼族の少女マカミがやってきた。
「やっほー、忙しい?」
「お、マカミ。ヒマヒマ、すっごいヒマやでー」
「薬院がヒマなのはいいことなんだけどね……」
と、アシュトも言っていたセリフをそのままいうフレキ。
マカミはクスっと笑って薬院へ入ると、お茶を淹れてくれたロムルスの頭を撫でた。
「ありがと、ロムルス」
「いえ。マカミさん、どこかお怪我でも?」
「んーん。旅の人狼さんから飴もらってね、お裾分け」
と、マカミはカラフルな飴玉の包みを出す。
最初にロムルスに選ばせ、フレキ、エンジュと手を伸ばす。
果実の飴だ。どうやら、この飴と清酒を交換しに来たらしい。
人狼族の村はベルゼ通貨を取り扱っているが、ベルゼ通貨を知らない旅人も多い。そんな時は物々交換で対応している。
「あたしが持ってた清酒と交換したの。旅人さん、すっごい喜んでたよ」
「清酒も広がったんやねぇ……これも全部」
「師匠のおかげだね!! さすがアシュト師匠……はぁ、尊敬しちゃうなぁ!!」
いきなり興奮するフレキ。
アシュトから卒業してからも手紙やリンリン・ベルでのやり取りは続けているが、どんな時でもアシュトの話が出ると興奮してします……フレキのクセだった。
「その旅人さん、今日は泊まっていくってさ。多分だけど……」
「移住、やろ?」
「うん。明日は工房の見学したいって」
「いいんじゃないかな。住人が増えるのはいいことだよ」
最近、旅の人狼など、村に来て工房を見学したりして、そのまま移住するパターンが増えていた。
清酒だけではない、この村に常駐しているエルダードワーフの鍛冶、ハイエルフの農業、ブラックモールたちの採掘など、プロの仕事を間近で見て、そのまま興味を持ち移住するのだ。
「村も大きくなったよねー、あたしやフレキが住んでた頃とは大違い」
「大きくなったといえば……師匠、緑龍の村が新しい村を作ったようですね」
「そういえば、新しい種族を受け入れたんだっけ」
小人族、巨人族、白猫族、幽鬼族。
この四種族を受け入れ、『炎龍の村』という大きな村を作ったそうだ。
最初は緑龍の村の支援を受けていたが、今では村だけで自立、生活できるようになっている。
「オーベルシュタインも広いんやねぇ……聞いたことない種族やわ」
「白猫族なら、旅人が立ち寄ったことあるね。あたし、物々交換したことある」
「みんな、師匠を頼って来た種族なんですよね……師匠、すごいや」
フレキはアシュトのことを考え、ニコニコ顔になる。
すると、ドアがノックされた。
「先生、いるか先生!!」
「イルカ先生ちゃうで、フレキやでー」
「そういう冗談はやめろって。まったく」
ロムルスがドアを開けると、そこにいたのは人狼族の青年が二人。
一人が意識も朧気で、もう一人が慌てて運んできたようだ。
「酒飲んでたら急に倒れちまって……」
「ベッドへ。診察します」
ベッドへ寝かせると、すぐに原因がわかった。
エンジュ、ロムルスが近づくと、顔をしかめる。
「酒くさぁ~……どんだけ飲んだんや?」
「これ、酔い潰れてますね……」
そして、マカミ。
「あ、この人……あたしが物々交換した旅の人狼さんだ」
フレキは仕方なくと言った感じで、運んできた人狼に言う。
「飲みすぎですね。清酒は呑みやすくて美味しいですけど……お酒としては強い方なので、知らず知らずのうちにこうなっちゃうんですよね」
「すまねぇ……こいつ旅人でよ、『こんなうまい酒は初めてだ』ってがばがば飲んで、こうなっちまった」
「旅人あるあるやねぇ……酒を求めてきた旅人は、必ず薬院に来るっていうくらいやし」
あきれるエンジュを押しのけ、フレキは言う。
「とりあえず、酔い覚ましを飲ませて、しばらく休めばよくなりますよ」
「す、すまねぇ……オレも飲ませ過ぎた……反省してる」
この日、旅の人狼は薬院に一泊。フラフラしながら帰っていった。
◇◇◇◇◇◇
数日後。
「あの旅の人狼さん、村に移住するみたいです。お酒造りに興味持ったらしいですよ」
ロムルスが、すり鉢の中の薬草をゴリゴリ潰しながら言う。
フレキは「やっぱりね」と言う。
「また住人が増えてよかったよ」
「でも……飲みすぎて運ばれてくる、ってのは……師匠」
「まぁ、そうだけどね。でも、どんな理由だろうと、ぼくらは薬師だから。怪我人、病人が出たら全力で治療するだけさ」
「……はい!!」
緑龍の村にいたフレキには、やや甘えたところがあった。
でも、今はもう違う。
一人の薬師として立派になったフレキ。
アシュトが見たらきっと、喜んでくれることだろう。
「さ、今日も頑張ろう」
「はい!!」
フレキの笑顔に、ロムルスは力いっぱい頷くのだった。
緑龍の村と取引を開始してから大きく発展。コメ作りは元々行っていたが、今ではコメを使った『清酒』造りも新たな産業となり、他種族との取引も増えた。
村には大きな『清酒工房』があり、人狼族たちはここで毎日せっせと『清酒』を作っている。
人手が足りず、旅の人狼や別集落の人狼に声をかけると、集落ごと移住をしたり、他種族も清酒に興味を持ち移住、今では、元の人口の四倍ほどの数になり、集落も倍以上に広くなった。
そうなると、今まで何とかなってきたことも、ならなくなる時がある。
現在、人狼族の村には、二人の薬師と一人の薬師見習いがいた。
「師匠、包帯の洗浄、おわりました」
「うん、お疲れ様」
薬師のフレキ。
眼鏡を掛けた、十六歳ほどの少年だ。年若いがアシュトの教えを受けた優秀な薬師で、今は弟子の人狼ロムルスの指導をしている。
ロムルスは、最近かけ始めた眼鏡をくいっと上げる。実はこの眼鏡……度の入っていない伊達メガネであり、フレキの真似をしてかけ始めた。
包帯を二人で棚にしまっていると、薬院のドアが勢いよく開いた。
「たっだいまー!! あ~アツイ、暑いわ!! ロムルス、冷たいお茶くれやぁ」
「エンジュさん……汗だくで、何してたんですか」
エンジュ。
薄く日焼けしたような肌色の、十六歳ほどの少女だ。
若いが、こちらも優秀な薬師。フレキに一目惚れし、人狼族の村で薬師を始めると聞くと付いてきた。今ではフレキの妻である。
エンジュは椅子に座り、胸元をパタパタさせて言う。
「肉や肉。エンジュさん、うま~い焼肉の焼き方教えて下さい! な~んていうからなぁ、ホンマの焼肉っちゅーんんを教えてきたんや。おかげで汗だくだわ~」
「……そ、そうですか。こほん」
ロムルスはそっぽ向いて咳払い……エンジュが無防備に胸元を開くので、視線が彷徨っている。
エンジュはニヤっと笑い、前かがみになる。
「なんやなんや、ロムルスもお年頃やねぇ」
「ち、近づかないでください!! し、師匠、お願いします!!」
「うん。こらエンジュ、ロムルスをからかわないの」
「ほほ~? フレキも強うなったなぁ? ちょい前まではフレキがワタワタしてたのにねぇ? ケッコンして自信付いちゃったみたいやなぁ?」
「ぼくはもう一人前の男だからね。それと、ロムルスに悪い影響与えないように」
「はいはい。自信ねぇ……? まぁたしかに、ベッドの上では『狼』やしねぇ? 自信たっぷりになるのもわかるわぁ~♪」
「おおかみ? 人狼族なら当たり前でしょう。ねぇ師匠」
「ばばば、ばか!! 子供にはまだ早いっ!!」
ロムルスの耳を押さえ、フレキは真っ赤になって大慌て。
結局、フレキは未だにエンジュに対して頭が上がらないのであった。
◇◇◇◇◇◇
しばし、三人で談笑していると、人狼族の少女マカミがやってきた。
「やっほー、忙しい?」
「お、マカミ。ヒマヒマ、すっごいヒマやでー」
「薬院がヒマなのはいいことなんだけどね……」
と、アシュトも言っていたセリフをそのままいうフレキ。
マカミはクスっと笑って薬院へ入ると、お茶を淹れてくれたロムルスの頭を撫でた。
「ありがと、ロムルス」
「いえ。マカミさん、どこかお怪我でも?」
「んーん。旅の人狼さんから飴もらってね、お裾分け」
と、マカミはカラフルな飴玉の包みを出す。
最初にロムルスに選ばせ、フレキ、エンジュと手を伸ばす。
果実の飴だ。どうやら、この飴と清酒を交換しに来たらしい。
人狼族の村はベルゼ通貨を取り扱っているが、ベルゼ通貨を知らない旅人も多い。そんな時は物々交換で対応している。
「あたしが持ってた清酒と交換したの。旅人さん、すっごい喜んでたよ」
「清酒も広がったんやねぇ……これも全部」
「師匠のおかげだね!! さすがアシュト師匠……はぁ、尊敬しちゃうなぁ!!」
いきなり興奮するフレキ。
アシュトから卒業してからも手紙やリンリン・ベルでのやり取りは続けているが、どんな時でもアシュトの話が出ると興奮してします……フレキのクセだった。
「その旅人さん、今日は泊まっていくってさ。多分だけど……」
「移住、やろ?」
「うん。明日は工房の見学したいって」
「いいんじゃないかな。住人が増えるのはいいことだよ」
最近、旅の人狼など、村に来て工房を見学したりして、そのまま移住するパターンが増えていた。
清酒だけではない、この村に常駐しているエルダードワーフの鍛冶、ハイエルフの農業、ブラックモールたちの採掘など、プロの仕事を間近で見て、そのまま興味を持ち移住するのだ。
「村も大きくなったよねー、あたしやフレキが住んでた頃とは大違い」
「大きくなったといえば……師匠、緑龍の村が新しい村を作ったようですね」
「そういえば、新しい種族を受け入れたんだっけ」
小人族、巨人族、白猫族、幽鬼族。
この四種族を受け入れ、『炎龍の村』という大きな村を作ったそうだ。
最初は緑龍の村の支援を受けていたが、今では村だけで自立、生活できるようになっている。
「オーベルシュタインも広いんやねぇ……聞いたことない種族やわ」
「白猫族なら、旅人が立ち寄ったことあるね。あたし、物々交換したことある」
「みんな、師匠を頼って来た種族なんですよね……師匠、すごいや」
フレキはアシュトのことを考え、ニコニコ顔になる。
すると、ドアがノックされた。
「先生、いるか先生!!」
「イルカ先生ちゃうで、フレキやでー」
「そういう冗談はやめろって。まったく」
ロムルスがドアを開けると、そこにいたのは人狼族の青年が二人。
一人が意識も朧気で、もう一人が慌てて運んできたようだ。
「酒飲んでたら急に倒れちまって……」
「ベッドへ。診察します」
ベッドへ寝かせると、すぐに原因がわかった。
エンジュ、ロムルスが近づくと、顔をしかめる。
「酒くさぁ~……どんだけ飲んだんや?」
「これ、酔い潰れてますね……」
そして、マカミ。
「あ、この人……あたしが物々交換した旅の人狼さんだ」
フレキは仕方なくと言った感じで、運んできた人狼に言う。
「飲みすぎですね。清酒は呑みやすくて美味しいですけど……お酒としては強い方なので、知らず知らずのうちにこうなっちゃうんですよね」
「すまねぇ……こいつ旅人でよ、『こんなうまい酒は初めてだ』ってがばがば飲んで、こうなっちまった」
「旅人あるあるやねぇ……酒を求めてきた旅人は、必ず薬院に来るっていうくらいやし」
あきれるエンジュを押しのけ、フレキは言う。
「とりあえず、酔い覚ましを飲ませて、しばらく休めばよくなりますよ」
「す、すまねぇ……オレも飲ませ過ぎた……反省してる」
この日、旅の人狼は薬院に一泊。フラフラしながら帰っていった。
◇◇◇◇◇◇
数日後。
「あの旅の人狼さん、村に移住するみたいです。お酒造りに興味持ったらしいですよ」
ロムルスが、すり鉢の中の薬草をゴリゴリ潰しながら言う。
フレキは「やっぱりね」と言う。
「また住人が増えてよかったよ」
「でも……飲みすぎて運ばれてくる、ってのは……師匠」
「まぁ、そうだけどね。でも、どんな理由だろうと、ぼくらは薬師だから。怪我人、病人が出たら全力で治療するだけさ」
「……はい!!」
緑龍の村にいたフレキには、やや甘えたところがあった。
でも、今はもう違う。
一人の薬師として立派になったフレキ。
アシュトが見たらきっと、喜んでくれることだろう。
「さ、今日も頑張ろう」
「はい!!」
フレキの笑顔に、ロムルスは力いっぱい頷くのだった。
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