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第四章
真の傲慢
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翌日。
フェニアに礼服を選んでもらい、サフィーから茶会のマナーを一通り確認。
リリーシャから茶会の日程を知らせる手紙が届き、アルフェンは参加する旨を嫌々伝えた。
授業後、ガーネットにこの話をすると。
「ま、いい経験になるだろうさ。参加しておいで」
「……俺としては、除名取り消しもなったことが腹立ちますね。あの両親、俺の功績に食いつく気満々じゃねぇか」
「そういうもんさ。貴族ってのは」
「…………」
「茶会にはあたしもアイオライト公爵家として参加するよ。サフィーはまだ一人じゃ危なっかしいからねぇ……あの子の両親も参加するけど、隙あらば見合いだの将来有望だのいう男んとこに連れていこうとするからねぇ……」
「へぇ」
「はぁ~あ。どこかにいないかねぇ……将来有望で、サフィーが気に入るような男は」
なぜかアルフェンをチラ見するガーネット。
そんな視線にも気付かず、アルフェンは言う。
「それより、他の魔人の手掛かりとか」
「まだない。王国周辺で魔人の痕跡を探しているが……好き勝手暴れる『暴食』や、目に見えて変化のあることばかりする『傲慢』と違い、残りの五人はまだ大きな動きを見せていない」
「……ウィルの、『色欲』は?」
「まだだ。どこかの集落が皆殺しにされ、いい男一人だけ生き残ったって報告はないねぇ……」
「ヒュブリスが言ってた『怠惰』と『嫉妬』は?」
「さぁねぇ……」
「残りの魔人の情報は?」
「さぁねぇ……『憤怒』と『強欲』か。こちらもまだ何もない」
「はぁ……」
「そう気を落とすな。『暴食』と『傲慢』の死はすでに魔人どもには伝わったはず。何らかの動きがあるのは間違いない……お前たちは、自分を鍛えて力を磨いておけ。それに……敵は魔人だけではない」
「え?」
「魔帝。やつの封印が解けているのは間違いない……過去の戦いでなんとか封印はしたが、今回はどうなるか……」
「…………」
ガーネットは、どこか悲し気に見えた。
◇◇◇◇◇◇
数日後。
ついに、茶会の日になった。
サフィーは前日に公爵家本邸に戻り、ドレスなどの支度をしている。
アルフェンは、フェニアに服を着せてもらい、髪を整えてもらっていた。
アネルは眺め、ウィルはニヤニヤしながら見ている。
「……うん、こんな感じ。どう? あ、髪の毛触らないでね」
「おう。ん……いい感じ。ありがとう、フェニア」
「どういたしまして! ふふ、アルフェンの身支度を整えるなんて、もう少し先のことかなって思ってたけど……」
フェニアはしみじみとつぶやく。
アネルは、にっこり笑って言った。
「仲いいね、二人とも」
「幼馴染だからな」
「ん……そうだね」
フェニアは恥ずかしそうにうつむく。
そんな二人を、ウィルは小馬鹿にしたように言う。
「オジョーサマが見たらどんな反応するかねぇ?」
「は? サフィーが? なんで?」
「へ、無自覚な馬鹿。で、迎え来るんだろ?」
「……馬車が来る」
アルフェンは嫌そうに言う。
そう。S級寮前に、迎えの馬車が来るのだ……リリーシャ、ダオームも乗った馬車だ。別々の馬車が良かったのだが、キリアスが許してくれなかった。
学園から王城まで三十分もかからないのだが、そのわずかな時間も狭い馬車でリリーシャやダオームと過ごすのがアルフェンは嫌だった。
ウィルは、アネルに言う。
「にしても、似合わないなぁ……なぁアネル」
「あ、アタシに聞かないでよ。けっこう似合ってると思うけど」
アルフェンは、茶会用の礼服を着ている。
濃い緑を基調とした落ち着いたデザインだ。黒髪も整え、薄く化粧もしている。
アルフェンは嫌そうに言う。
「こんな格好似合わないのは俺が一番よく知ってるよ。ったく……とんだ出費だ」
「まぁまぁ、あたしは似合ってると───」
と、ここで寮の玄関ドアがノックされた。
アネルが対応すると、御者の服を着た初老男性だった。
「アルフェン・リグヴェータ様。お迎えに上がりました」
「わかりました。じゃ、行ってくる」
「行ってらっしゃい。サフィーによろしくね」
「土産。適当な高級酒ガメてこいよ」
「お茶会の話、聞かせてねー」
アルフェンは外へ。
馬車には三人乗っていた。わかってはいたが嫌すぎるアルフェン。
「こっちに乗れ」
「兄さん。おはようございます」
「ん、ああ……ほら、乗れ」
「はい。失礼します」
挨拶もなくアルフェンを座らせようとするキリアスに、アルフェンは挨拶した。
キリアスは、グレーを基調としたやや派手な服を着ている。
対面には、身体の大きいダオームが濃紺の礼服を着ている。おそらくオーダーメイドだろう。
「……ふん」
ダオームが鼻を鳴らすが、アルフェンは無視。
その隣に座るリリーシャも、完璧に無視した。
リリーシャは、真紅の薔薇をイメージしたドレスを着ていた。肩を大胆に露出し、上品に胸元を見せている。首にはシンプルなシルバーネックレスがかけられ、首の細さと肌の白さが強調されていた。
スタイルも非常によく、細くしなやかな脚がスカートから伸びているのがわかる。長い黒髪は綺麗にまとめられ、薄化粧をして紅を唇に塗った姿はどこか扇情的にも見えた。
だが、アルフェンの心には全く響かない。町の服屋にあるマネキンが同じドレスを着ているようなものだ。興味のない存在というのは、どこまでも無関心になれた。
馬車はゆっくり走り出す。
城下町を走っていると、注目されているような気がした。
馬車の窓越しに景色を眺めていると、キリアスが言う。
「いいか。アルフェン……妙なことを言うなよ」
「大丈夫です。いちおう、茶会のマナーは覚えていますから」
「そうじゃない! ……ああもう、とにかく、挨拶だけしっかりやれよ」
「はい。わかりました」
「なら、いい」
それだけ言うと、キリアスも黙ってしまう。
アルフェンは大きな欠伸をした。
◇◇◇◇◇◇
何も喋ることなく、馬車はアースガルズ王城へ到着した。
まずは王城内に与えられた控室へ。そこで少し休憩し、茶会までの時間を過ごす。
アルフェンたち四人は控室に案内される。
するとそこには……いた。
「おお、久しいな。お前たち」
「ああ、大きくなって……顔を見せてちょうだい」
リグヴェータ家当主アルバン。その妻サリー……アルフェンの両親だった。
アルバンは、気味が悪い笑みを浮かべアルフェンの元へ。サリーもハンカチ片手にやってきた。
「アルフェン。やってくれたな!! はは、魔人討伐とは、私も鼻が高いよ」
「…………」
「本当に素晴らしいわ。私の息子が、こんな偉業を達成するなんて……」
サリーはハンカチで目元をぬぐう。
アルフェンは気付いたが、少し様子を見ることに。
「リリーシャ。お前も非常によくやっている。A級召喚士リリーシャとその兄弟の噂は、リグヴェータ領土まで届いているぞ。これからは家をヘルヘイム地方首都ニブルヘイムへ移す予定だ。アースガルズ王国からも近いし、気軽に帰ってこれる」
「はい。父上、母上」
「ダオーム、キリアス。お前たちもよくやっているようだな。息子として誇らしいぞ」
「ありがとうございます。父上」
「ありがとうございます」
リリーシャも、ダオームも、キリアスも笑っていた。
アルフェンだけが無表情だった。
あまりにも、気持ち悪い茶番にしか見えなかった。
サリーは、アルフェンの肩に手を乗せる。
「アルフェン。これからも頑張って頂戴ね?」
「…………」
「はは。サリー、あまり無茶をさせるなよ?」
「ふふ。そうね。リリーシャの言うことを良く聞くのよ?」
「…………」
「さぁて。そろそろ茶会の時間だな。家族全員で行こうじゃないか」
「…………」
アルフェンは、あまりの気持ち悪さに吐きそうになった。
そう……父も母も、これまでアルフェンにしてきた仕打ちに全く触れなかった。謝罪はおろか、何もなかったかのように振る舞っているのである。
ドアがノックされ、茶会の開始を伝えに来た騎士が案内をしに来た。
父と母は腕を組み、リリーシャとダオームが後に続く。
キリアスだけが、アルフェンに言った。
「……行くぞ」
「……兄さん、俺」
「頼む……今はやめてくれ」
キリアスは、アルフェンに背を向けて歩きだす。
かすれたような小声が、アルフェンの耳に入った。
「───すまない」
父でも母でも、リリーシャでもダオームでもない。キリアスが最も罪悪感を感じていた。
フェニアに礼服を選んでもらい、サフィーから茶会のマナーを一通り確認。
リリーシャから茶会の日程を知らせる手紙が届き、アルフェンは参加する旨を嫌々伝えた。
授業後、ガーネットにこの話をすると。
「ま、いい経験になるだろうさ。参加しておいで」
「……俺としては、除名取り消しもなったことが腹立ちますね。あの両親、俺の功績に食いつく気満々じゃねぇか」
「そういうもんさ。貴族ってのは」
「…………」
「茶会にはあたしもアイオライト公爵家として参加するよ。サフィーはまだ一人じゃ危なっかしいからねぇ……あの子の両親も参加するけど、隙あらば見合いだの将来有望だのいう男んとこに連れていこうとするからねぇ……」
「へぇ」
「はぁ~あ。どこかにいないかねぇ……将来有望で、サフィーが気に入るような男は」
なぜかアルフェンをチラ見するガーネット。
そんな視線にも気付かず、アルフェンは言う。
「それより、他の魔人の手掛かりとか」
「まだない。王国周辺で魔人の痕跡を探しているが……好き勝手暴れる『暴食』や、目に見えて変化のあることばかりする『傲慢』と違い、残りの五人はまだ大きな動きを見せていない」
「……ウィルの、『色欲』は?」
「まだだ。どこかの集落が皆殺しにされ、いい男一人だけ生き残ったって報告はないねぇ……」
「ヒュブリスが言ってた『怠惰』と『嫉妬』は?」
「さぁねぇ……」
「残りの魔人の情報は?」
「さぁねぇ……『憤怒』と『強欲』か。こちらもまだ何もない」
「はぁ……」
「そう気を落とすな。『暴食』と『傲慢』の死はすでに魔人どもには伝わったはず。何らかの動きがあるのは間違いない……お前たちは、自分を鍛えて力を磨いておけ。それに……敵は魔人だけではない」
「え?」
「魔帝。やつの封印が解けているのは間違いない……過去の戦いでなんとか封印はしたが、今回はどうなるか……」
「…………」
ガーネットは、どこか悲し気に見えた。
◇◇◇◇◇◇
数日後。
ついに、茶会の日になった。
サフィーは前日に公爵家本邸に戻り、ドレスなどの支度をしている。
アルフェンは、フェニアに服を着せてもらい、髪を整えてもらっていた。
アネルは眺め、ウィルはニヤニヤしながら見ている。
「……うん、こんな感じ。どう? あ、髪の毛触らないでね」
「おう。ん……いい感じ。ありがとう、フェニア」
「どういたしまして! ふふ、アルフェンの身支度を整えるなんて、もう少し先のことかなって思ってたけど……」
フェニアはしみじみとつぶやく。
アネルは、にっこり笑って言った。
「仲いいね、二人とも」
「幼馴染だからな」
「ん……そうだね」
フェニアは恥ずかしそうにうつむく。
そんな二人を、ウィルは小馬鹿にしたように言う。
「オジョーサマが見たらどんな反応するかねぇ?」
「は? サフィーが? なんで?」
「へ、無自覚な馬鹿。で、迎え来るんだろ?」
「……馬車が来る」
アルフェンは嫌そうに言う。
そう。S級寮前に、迎えの馬車が来るのだ……リリーシャ、ダオームも乗った馬車だ。別々の馬車が良かったのだが、キリアスが許してくれなかった。
学園から王城まで三十分もかからないのだが、そのわずかな時間も狭い馬車でリリーシャやダオームと過ごすのがアルフェンは嫌だった。
ウィルは、アネルに言う。
「にしても、似合わないなぁ……なぁアネル」
「あ、アタシに聞かないでよ。けっこう似合ってると思うけど」
アルフェンは、茶会用の礼服を着ている。
濃い緑を基調とした落ち着いたデザインだ。黒髪も整え、薄く化粧もしている。
アルフェンは嫌そうに言う。
「こんな格好似合わないのは俺が一番よく知ってるよ。ったく……とんだ出費だ」
「まぁまぁ、あたしは似合ってると───」
と、ここで寮の玄関ドアがノックされた。
アネルが対応すると、御者の服を着た初老男性だった。
「アルフェン・リグヴェータ様。お迎えに上がりました」
「わかりました。じゃ、行ってくる」
「行ってらっしゃい。サフィーによろしくね」
「土産。適当な高級酒ガメてこいよ」
「お茶会の話、聞かせてねー」
アルフェンは外へ。
馬車には三人乗っていた。わかってはいたが嫌すぎるアルフェン。
「こっちに乗れ」
「兄さん。おはようございます」
「ん、ああ……ほら、乗れ」
「はい。失礼します」
挨拶もなくアルフェンを座らせようとするキリアスに、アルフェンは挨拶した。
キリアスは、グレーを基調としたやや派手な服を着ている。
対面には、身体の大きいダオームが濃紺の礼服を着ている。おそらくオーダーメイドだろう。
「……ふん」
ダオームが鼻を鳴らすが、アルフェンは無視。
その隣に座るリリーシャも、完璧に無視した。
リリーシャは、真紅の薔薇をイメージしたドレスを着ていた。肩を大胆に露出し、上品に胸元を見せている。首にはシンプルなシルバーネックレスがかけられ、首の細さと肌の白さが強調されていた。
スタイルも非常によく、細くしなやかな脚がスカートから伸びているのがわかる。長い黒髪は綺麗にまとめられ、薄化粧をして紅を唇に塗った姿はどこか扇情的にも見えた。
だが、アルフェンの心には全く響かない。町の服屋にあるマネキンが同じドレスを着ているようなものだ。興味のない存在というのは、どこまでも無関心になれた。
馬車はゆっくり走り出す。
城下町を走っていると、注目されているような気がした。
馬車の窓越しに景色を眺めていると、キリアスが言う。
「いいか。アルフェン……妙なことを言うなよ」
「大丈夫です。いちおう、茶会のマナーは覚えていますから」
「そうじゃない! ……ああもう、とにかく、挨拶だけしっかりやれよ」
「はい。わかりました」
「なら、いい」
それだけ言うと、キリアスも黙ってしまう。
アルフェンは大きな欠伸をした。
◇◇◇◇◇◇
何も喋ることなく、馬車はアースガルズ王城へ到着した。
まずは王城内に与えられた控室へ。そこで少し休憩し、茶会までの時間を過ごす。
アルフェンたち四人は控室に案内される。
するとそこには……いた。
「おお、久しいな。お前たち」
「ああ、大きくなって……顔を見せてちょうだい」
リグヴェータ家当主アルバン。その妻サリー……アルフェンの両親だった。
アルバンは、気味が悪い笑みを浮かべアルフェンの元へ。サリーもハンカチ片手にやってきた。
「アルフェン。やってくれたな!! はは、魔人討伐とは、私も鼻が高いよ」
「…………」
「本当に素晴らしいわ。私の息子が、こんな偉業を達成するなんて……」
サリーはハンカチで目元をぬぐう。
アルフェンは気付いたが、少し様子を見ることに。
「リリーシャ。お前も非常によくやっている。A級召喚士リリーシャとその兄弟の噂は、リグヴェータ領土まで届いているぞ。これからは家をヘルヘイム地方首都ニブルヘイムへ移す予定だ。アースガルズ王国からも近いし、気軽に帰ってこれる」
「はい。父上、母上」
「ダオーム、キリアス。お前たちもよくやっているようだな。息子として誇らしいぞ」
「ありがとうございます。父上」
「ありがとうございます」
リリーシャも、ダオームも、キリアスも笑っていた。
アルフェンだけが無表情だった。
あまりにも、気持ち悪い茶番にしか見えなかった。
サリーは、アルフェンの肩に手を乗せる。
「アルフェン。これからも頑張って頂戴ね?」
「…………」
「はは。サリー、あまり無茶をさせるなよ?」
「ふふ。そうね。リリーシャの言うことを良く聞くのよ?」
「…………」
「さぁて。そろそろ茶会の時間だな。家族全員で行こうじゃないか」
「…………」
アルフェンは、あまりの気持ち悪さに吐きそうになった。
そう……父も母も、これまでアルフェンにしてきた仕打ちに全く触れなかった。謝罪はおろか、何もなかったかのように振る舞っているのである。
ドアがノックされ、茶会の開始を伝えに来た騎士が案内をしに来た。
父と母は腕を組み、リリーシャとダオームが後に続く。
キリアスだけが、アルフェンに言った。
「……行くぞ」
「……兄さん、俺」
「頼む……今はやめてくれ」
キリアスは、アルフェンに背を向けて歩きだす。
かすれたような小声が、アルフェンの耳に入った。
「───すまない」
父でも母でも、リリーシャでもダオームでもない。キリアスが最も罪悪感を感じていた。
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