91 / 178
第六章
報告
しおりを挟む
「新たな魔人……?」
メテオールの元に入った報告は、信じられない話だった。
この話を持ってきたのは、白い教皇服を着た十代半ばにしか見えない少女。『審判』のガブリエルだ。メテオールの戦友であり、最強の二十一人の一人なのだが、メテオールはこのガブリエルが昔からどうも好きになれない。
現在、メテオールは王城の一室で仕事をしている。そこにガブリエルが『遊び』に来て、この報告をしたのであった。
ガブリエルは、白い髪をかき上げ、紅茶のカップを口元へ。
「……ふぅ。メテオール、紅茶の質に気を配った方がいいわね。ああ、私から伝えておくわ。明日からはもう少しまともな紅茶が飲めるはずよ」
「ガブリエル。そんなことより」
「ええ。魔人ね」
ガブリエルはカップを置く。
メテオールと同年代であるはずなのだが、ガーネットと同じく外見が若々しい。昔、その理由を聞いたがはぐらかされた。
ようやく、ガブリエルは語る。
「最近、小さな集落や村が頻繁に襲われ、いくつも滅ぼされていると報告があったの。その襲撃方法が独特でね。金品は無視、ただ住人の命だけを奪う……何の目的もない『殺し』が続いている」
「…………」
「目撃情報では、襲撃者は合計二人。それぞれ、白い髪に褐色の肌、頭部にツノが生えていたそうよ」
「……魔人か」
「ええ。特徴からして間違いない。でも、その魔人の細かい特徴が、私たちの知る魔人と一致しないのよ……残りの魔人は『色欲』と『強欲』だけど、容姿がどうも違うのよね」
「つまり、別人だと?」
「ええ。恐らく、魔帝が新たに『召喚』した魔人……」
「ふむ、なるほどの」
メテオールは顎鬚を梳く。
「……調査が必要じゃな」
「ええ。ですので……A級召喚士を使います」
「なに?」
「学園にいるでしょう? A級召喚士リリーシャ……ふふ、あの子は手柄を欲しがっている。この辺りで魔人討伐なんてどうでしょう?」
「馬鹿な。相手は魔人、A級召喚士では」
「なら、S級を?」
「……王国にも人材はいる。等級が高くても、生徒はまだ未熟じゃ」
「ふふ……知らないのですね? アースガルズ王国の召喚ギルドに所属している召喚士は全て、アースガルズ王城の依頼を受けました。王城と貴族の護衛に、ギルド所属のA級召喚士は回ります。調査などで動かせるのは、学園所属の召喚士だけ」
「……馬鹿な」
メテオールは驚愕した。
つまり、魔人は王国に近づかない。その王国を守るためにほとんどの召喚士が国の警護に回る。
魔帝の調査なども遅れているのに、守ることばかり考えている。
「決まりましたね。学園所属のA級召喚士に命令を出します。魔人調査の命令をね……」
「ガブリエル。なぜお前は等級にこだわる?」
それは、全く関係のない質問だった。
メテオールは立ち上がり、ゆっくりと窓際へ向かう。
ガブリエルはクスっと笑うだけだった。
「べつに、等級にこだわりなんてありません。私は……楽しければいいのです」
「…………」
「ねぇメテオール、昔はよかったわね。魔人と戦って、魔獣もいっぱいいて……私だけじゃない。仲間も大勢いて、毎日が新鮮だった。でも、今はとっても退屈。少しでも面白いことが起きそうなら、面白おかしくして楽しみたいじゃない?」
ビキッ──と、メテオールの触れたガラスに亀裂が入る。
「退屈なら、わしが相手してやってもいい。ただし……生徒を、この国を巻き込むな」
「あら怖い。こんな老人の相手をしてくれるのかしら?」
「……必要なら、な」
空気が重苦しくなった。
だが、ガブリエルは笑った。
「とにかく。今動けるのは学園所属のA級召喚士とS級のみ。それ以下の等級は学園の護衛に回ってもらう……ふふ、連絡しなきゃ、ね?」
ガブリエルは立ち上がり、ふわりと流れるように部屋を出た。
その姿を見送り、メテオールは大きくため息を吐く。
「わしは、こんなところで何をしているのか……無力じゃの」
◇◇◇◇◇◇
生徒会室。
リリーシャの元に報告が入った。
「魔人の捜索任務か……ふふ、手柄を挙げるチャンス。と言いたいが……チッ、S級との合同任務とはな」
王城から、正式に届いた依頼だった。
新たな魔人が現れた可能性あり。S級召喚士と合同で調査せよ。
学園の守護もあるので大勢では行けない。S級は全員参加するだろう。リリーシャは生徒会役員と使えそうなB級召喚士を思い浮かべる。
「ふん。ここで手柄を挙げてやる」
リリーシャは、届いた依頼書を強く握りしめた。
◇◇◇◇◇◇
S級校舎、教室にて。
授業後のHRで、ガーネットから驚きの話があった。
「ご、合同依頼?」
「そうさね。A級召喚士とS級召喚士の合同メンバーで、新たに現れたと思われる『魔人』の捜索、および可能なら討伐をする」
「新たな魔人って……」
アルフェンは、レイヴィニアとニスロクを見る。だが二人は特に気にしてなさそうだ。
「魔神様が召喚したんだろ。うちとニスロクの代わりか、アベルとヒュブリスの代わりか。それかオウガの代わりか……魔神様、うちらの世界から好きな召喚獣を呼べるし、たぶん強い奴が召喚されたと思うぞ」
「くかぁぁ~~~……」
レイヴィニアは購買で買ったクッキーをもりもり食べ、ニスロクは突っ伏して寝ていた。HR中の飲食と昼寝を堂々と行う辺り、この二人はまだ常識がない。
すると、ガーネットが特に気にせず言う。
「ま、そんなところだろうね。最近、王国外領土で、いくつもの町や集落が壊滅させられる被害が起きている。被害人数は千人以上……アースガルズ王国に、魔人の調査と討伐命令が下った」
「質問! あのー……そういうのって、生徒のあたしたちがやるべきことなんですか?」
フェニアの質問はもっともだ。
アースガルズ王国の領土外にも大きな国はある。それこそ、召喚士部隊や騎士隊などがいるはず。中にはA級召喚士、もしかしたらS級に匹敵する召喚士だっているはずだ。
ガーネットは、首を振った。
「周辺国は自国の警備を強化するため、強力な召喚士は派遣できないそうだ。さらに、この国は最強の二十一人、さらに魔人を三体も討伐したS級召喚士がいる……二十一人がこの国から離れられないことを知らない周辺国は、戦力が集中しているこの国を頼るのは当然のことさね」
かつて魔帝を封印した最強の二十一人が、アースガルズ王国から出ることができない『呪い』にかかっていることを他国は知らない。
恐らく、面白くないはずだ。世界の恐怖であった『魔帝』を封印した二十一人が、アースガルズ王国だけを守護している状況に。
だからこそ、こういう事態が起きた時に強く言える。『アースガルズ王国には最強の二十一人がいる。我が国は弱小故、自国を守るのに精一杯だ。魔人討伐は任せた』と。
ウィルは、首をコキっと鳴らした。
「『色欲』……そいつが出てくる可能性は?」
「あるだろうね。滅びた町や集落の生き残りの報告を聞いたが、かなりの美形らしいよ」
「…………」
ウィルの雰囲気が変わる。
すると、アネルが挙手した。
「あの、合同依頼ですけど……詳細は?」
「……そうだね。説明するよ」
アネルが軌道修正したことに、ガーネットは少し驚いた。
ガーネットは煙管を取り出し咥える。口元が寂しいようだ。
「学園の警備もあるから全員は行けないね。S級からは五名、A級から四名、B級から三名、計十二名の調査・討伐隊を結成する」
「あの、おばあ様……少なくないですか?」
「S級が五人いるんだ。十分だろう?……って言われてるのさ。実績がありすぎるのも困ったねぇ」
サフィーががっくり肩を落とす。
メルは挙手し、ガーネットを睨むように言った。
「人選は?」
「……S級はアルフェンを筆頭に、ウィル、アネル、フェニア、サフィーの五名を考えております」
「わたしは? ……ああ、ふーん、そう。じゃあわたしは引率で付いて行くわ。どうせあのクソ親父が『メルは連れて行くな』って言ったんでしょ?」
「お察しの通りです」
「ガーネット。わたしも行くから」
「……王族の命令でしたら」
「ふふ、そういうこと」
ガーネットは、メルを連れて行くことに反対しているわけではない。ただ、国王の命令でメルを連れてはいけないのだ。だが、メルも王族。王族の命令には逆らえないガーネット。国王の命令はメルの新しい命令で上書きされた……屁理屈だったが。
アルフェンは、嫌そうな顔で挙手。
「あの、A級って……」
「説明する必要あるかい?」
「いえ、わかりました」
「ふふ、そういうことさね。A級からはリリーシャ、そしてサンバルト殿下、A級班引率のオズワルド、そして学園所属のA級召喚士ウルブスの四人さ。B級からはダオーム、グリッツ、キリアスの三人がA級召喚士の補佐に入る」
「え、グリッツ? あいつ、そんなに強かったっけ?」
フェニアは首を傾げた。
グリッツは一期生の中でも上位の成績を持つエリートだ。将来はA級召喚士になれるかもしれない逸材……と言われている。
「とりあえず、明日の放課後に合同会議がある。いいかい、もめ事を起こすんじゃないよ」
恐らく無駄だろうけどね。ガーネットは誰にも聞こえないようボソリと呟き、ようやく煙草の火を点けた。
メテオールの元に入った報告は、信じられない話だった。
この話を持ってきたのは、白い教皇服を着た十代半ばにしか見えない少女。『審判』のガブリエルだ。メテオールの戦友であり、最強の二十一人の一人なのだが、メテオールはこのガブリエルが昔からどうも好きになれない。
現在、メテオールは王城の一室で仕事をしている。そこにガブリエルが『遊び』に来て、この報告をしたのであった。
ガブリエルは、白い髪をかき上げ、紅茶のカップを口元へ。
「……ふぅ。メテオール、紅茶の質に気を配った方がいいわね。ああ、私から伝えておくわ。明日からはもう少しまともな紅茶が飲めるはずよ」
「ガブリエル。そんなことより」
「ええ。魔人ね」
ガブリエルはカップを置く。
メテオールと同年代であるはずなのだが、ガーネットと同じく外見が若々しい。昔、その理由を聞いたがはぐらかされた。
ようやく、ガブリエルは語る。
「最近、小さな集落や村が頻繁に襲われ、いくつも滅ぼされていると報告があったの。その襲撃方法が独特でね。金品は無視、ただ住人の命だけを奪う……何の目的もない『殺し』が続いている」
「…………」
「目撃情報では、襲撃者は合計二人。それぞれ、白い髪に褐色の肌、頭部にツノが生えていたそうよ」
「……魔人か」
「ええ。特徴からして間違いない。でも、その魔人の細かい特徴が、私たちの知る魔人と一致しないのよ……残りの魔人は『色欲』と『強欲』だけど、容姿がどうも違うのよね」
「つまり、別人だと?」
「ええ。恐らく、魔帝が新たに『召喚』した魔人……」
「ふむ、なるほどの」
メテオールは顎鬚を梳く。
「……調査が必要じゃな」
「ええ。ですので……A級召喚士を使います」
「なに?」
「学園にいるでしょう? A級召喚士リリーシャ……ふふ、あの子は手柄を欲しがっている。この辺りで魔人討伐なんてどうでしょう?」
「馬鹿な。相手は魔人、A級召喚士では」
「なら、S級を?」
「……王国にも人材はいる。等級が高くても、生徒はまだ未熟じゃ」
「ふふ……知らないのですね? アースガルズ王国の召喚ギルドに所属している召喚士は全て、アースガルズ王城の依頼を受けました。王城と貴族の護衛に、ギルド所属のA級召喚士は回ります。調査などで動かせるのは、学園所属の召喚士だけ」
「……馬鹿な」
メテオールは驚愕した。
つまり、魔人は王国に近づかない。その王国を守るためにほとんどの召喚士が国の警護に回る。
魔帝の調査なども遅れているのに、守ることばかり考えている。
「決まりましたね。学園所属のA級召喚士に命令を出します。魔人調査の命令をね……」
「ガブリエル。なぜお前は等級にこだわる?」
それは、全く関係のない質問だった。
メテオールは立ち上がり、ゆっくりと窓際へ向かう。
ガブリエルはクスっと笑うだけだった。
「べつに、等級にこだわりなんてありません。私は……楽しければいいのです」
「…………」
「ねぇメテオール、昔はよかったわね。魔人と戦って、魔獣もいっぱいいて……私だけじゃない。仲間も大勢いて、毎日が新鮮だった。でも、今はとっても退屈。少しでも面白いことが起きそうなら、面白おかしくして楽しみたいじゃない?」
ビキッ──と、メテオールの触れたガラスに亀裂が入る。
「退屈なら、わしが相手してやってもいい。ただし……生徒を、この国を巻き込むな」
「あら怖い。こんな老人の相手をしてくれるのかしら?」
「……必要なら、な」
空気が重苦しくなった。
だが、ガブリエルは笑った。
「とにかく。今動けるのは学園所属のA級召喚士とS級のみ。それ以下の等級は学園の護衛に回ってもらう……ふふ、連絡しなきゃ、ね?」
ガブリエルは立ち上がり、ふわりと流れるように部屋を出た。
その姿を見送り、メテオールは大きくため息を吐く。
「わしは、こんなところで何をしているのか……無力じゃの」
◇◇◇◇◇◇
生徒会室。
リリーシャの元に報告が入った。
「魔人の捜索任務か……ふふ、手柄を挙げるチャンス。と言いたいが……チッ、S級との合同任務とはな」
王城から、正式に届いた依頼だった。
新たな魔人が現れた可能性あり。S級召喚士と合同で調査せよ。
学園の守護もあるので大勢では行けない。S級は全員参加するだろう。リリーシャは生徒会役員と使えそうなB級召喚士を思い浮かべる。
「ふん。ここで手柄を挙げてやる」
リリーシャは、届いた依頼書を強く握りしめた。
◇◇◇◇◇◇
S級校舎、教室にて。
授業後のHRで、ガーネットから驚きの話があった。
「ご、合同依頼?」
「そうさね。A級召喚士とS級召喚士の合同メンバーで、新たに現れたと思われる『魔人』の捜索、および可能なら討伐をする」
「新たな魔人って……」
アルフェンは、レイヴィニアとニスロクを見る。だが二人は特に気にしてなさそうだ。
「魔神様が召喚したんだろ。うちとニスロクの代わりか、アベルとヒュブリスの代わりか。それかオウガの代わりか……魔神様、うちらの世界から好きな召喚獣を呼べるし、たぶん強い奴が召喚されたと思うぞ」
「くかぁぁ~~~……」
レイヴィニアは購買で買ったクッキーをもりもり食べ、ニスロクは突っ伏して寝ていた。HR中の飲食と昼寝を堂々と行う辺り、この二人はまだ常識がない。
すると、ガーネットが特に気にせず言う。
「ま、そんなところだろうね。最近、王国外領土で、いくつもの町や集落が壊滅させられる被害が起きている。被害人数は千人以上……アースガルズ王国に、魔人の調査と討伐命令が下った」
「質問! あのー……そういうのって、生徒のあたしたちがやるべきことなんですか?」
フェニアの質問はもっともだ。
アースガルズ王国の領土外にも大きな国はある。それこそ、召喚士部隊や騎士隊などがいるはず。中にはA級召喚士、もしかしたらS級に匹敵する召喚士だっているはずだ。
ガーネットは、首を振った。
「周辺国は自国の警備を強化するため、強力な召喚士は派遣できないそうだ。さらに、この国は最強の二十一人、さらに魔人を三体も討伐したS級召喚士がいる……二十一人がこの国から離れられないことを知らない周辺国は、戦力が集中しているこの国を頼るのは当然のことさね」
かつて魔帝を封印した最強の二十一人が、アースガルズ王国から出ることができない『呪い』にかかっていることを他国は知らない。
恐らく、面白くないはずだ。世界の恐怖であった『魔帝』を封印した二十一人が、アースガルズ王国だけを守護している状況に。
だからこそ、こういう事態が起きた時に強く言える。『アースガルズ王国には最強の二十一人がいる。我が国は弱小故、自国を守るのに精一杯だ。魔人討伐は任せた』と。
ウィルは、首をコキっと鳴らした。
「『色欲』……そいつが出てくる可能性は?」
「あるだろうね。滅びた町や集落の生き残りの報告を聞いたが、かなりの美形らしいよ」
「…………」
ウィルの雰囲気が変わる。
すると、アネルが挙手した。
「あの、合同依頼ですけど……詳細は?」
「……そうだね。説明するよ」
アネルが軌道修正したことに、ガーネットは少し驚いた。
ガーネットは煙管を取り出し咥える。口元が寂しいようだ。
「学園の警備もあるから全員は行けないね。S級からは五名、A級から四名、B級から三名、計十二名の調査・討伐隊を結成する」
「あの、おばあ様……少なくないですか?」
「S級が五人いるんだ。十分だろう?……って言われてるのさ。実績がありすぎるのも困ったねぇ」
サフィーががっくり肩を落とす。
メルは挙手し、ガーネットを睨むように言った。
「人選は?」
「……S級はアルフェンを筆頭に、ウィル、アネル、フェニア、サフィーの五名を考えております」
「わたしは? ……ああ、ふーん、そう。じゃあわたしは引率で付いて行くわ。どうせあのクソ親父が『メルは連れて行くな』って言ったんでしょ?」
「お察しの通りです」
「ガーネット。わたしも行くから」
「……王族の命令でしたら」
「ふふ、そういうこと」
ガーネットは、メルを連れて行くことに反対しているわけではない。ただ、国王の命令でメルを連れてはいけないのだ。だが、メルも王族。王族の命令には逆らえないガーネット。国王の命令はメルの新しい命令で上書きされた……屁理屈だったが。
アルフェンは、嫌そうな顔で挙手。
「あの、A級って……」
「説明する必要あるかい?」
「いえ、わかりました」
「ふふ、そういうことさね。A級からはリリーシャ、そしてサンバルト殿下、A級班引率のオズワルド、そして学園所属のA級召喚士ウルブスの四人さ。B級からはダオーム、グリッツ、キリアスの三人がA級召喚士の補佐に入る」
「え、グリッツ? あいつ、そんなに強かったっけ?」
フェニアは首を傾げた。
グリッツは一期生の中でも上位の成績を持つエリートだ。将来はA級召喚士になれるかもしれない逸材……と言われている。
「とりあえず、明日の放課後に合同会議がある。いいかい、もめ事を起こすんじゃないよ」
恐らく無駄だろうけどね。ガーネットは誰にも聞こえないようボソリと呟き、ようやく煙草の火を点けた。
40
あなたにおすすめの小説
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
ざまぁにはざまぁでお返し致します ~ラスボス王子はヒロインたちと悪役令嬢にざまぁしたいと思います~
陸奥 霧風
ファンタジー
仕事に疲れたサラリーマンがバスの事故で大人気乙女ゲーム『プリンセス ストーリー』の世界へ転生してしまった。しかも攻略不可能と噂されるラスボス的存在『アレク・ガルラ・フラスター王子』だった。
アレク王子はヒロインたちの前に立ちはだかることが出来るのか?
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
目つきが悪いと仲間に捨てられてから、魔眼で全てを射貫くまで。
桐山じゃろ
ファンタジー
高校二年生の横伏藤太はある日突然、あまり接点のないクラスメイトと一緒に元いた世界からファンタジーな世界へ召喚された。初めのうちは同じ災難にあった者同士仲良くしていたが、横伏だけが強くならない。召喚した連中から「勇者の再来」と言われている不東に「目つきが怖い上に弱すぎる」という理由で、森で魔物にやられた後、そのまま捨てられた。……こんなところで死んでたまるか! 奮起と同時に意味不明理解不能だったスキル[魔眼]が覚醒し無双モードへ突入。その後は別の国で召喚されていた同じ学校の女の子たちに囲まれて一緒に暮らすことに。一方、捨てた連中はなんだか勝手に酷い目に遭っているようです。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる