召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~

さとう

文字の大きさ
101 / 178
第六章

『怠惰』の魔人ミドガルズオルム 

しおりを挟む
 魔獣が出現した。
 アルフェン、ウィル、フェニア、サフィー、メルは休憩していた家から飛び出す。
 すると、村の入口ではすでに戦いが始まっていた。
 戦っているのはA級召喚士たち。全員気合が入り、魔獣たちを徹底的に屠っている。
 ウィルは鼻を鳴らす。

「フン、雑魚は任せろってか……おい、オレらはどうする」
「……魔人が近くにいるはず。アネルは?」
「あ、あれ……? 子供たちと遊ぶって」

 フェニアはキョロキョロと探すが、アネルはいない。
 メルは目を閉じ、数秒そのままにしてカッと開く。

「まずは住人の避難を最優先に。入口の魔獣はA級召喚士たちに任せて、フェニアとサフィーは住人の避難誘導を。ウィルとアルフェンは周囲を警戒……魔人がどこかにいるはず、ッ───」

 メルが気付いた。
 アルフェンたちも気付いた。
 強烈なプレッシャー……それは、村の入口とは逆の方向。
 そこにいたのは、長身で褐色、白い髪にツノが生え、ジャケットにブーツを履いた男だった。
 どこか怠そうで、大きな欠伸をしてアルフェンたちを見る。

「あーあ……被ったのかなぁ……面倒くさいなぁ……まぁ、いっか。ふぁぁぁ~~~」

 男は目を細め、大きな欠伸をする。
 その背後には、大型の魔獣が何体もいた。オークにミノタウロス、さらに巨大なワニやコウモリが飛んでいた。

「じゃ、やっちゃって……」

 男───ミドガルズオルムは軽く手を振ると、魔獣たちは咆哮を上げ暴れ出した。
 これに反応したのはアルフェン、ウィル───ではなく、サフィーだった。

「マルコシアス、『アイスブランド』!!」

 サフィーがマルコシアスに乗り、氷の剣を生み出し投擲。オークに氷剣が突き刺さる。
 すると、魔獣の標的はサフィーに。少し遅れてフェニアが叫ぶ。

「グリフォン、『スパイラルエア』!!」
『キュォォーン!!』

 グリフォンの口からエメラルドグリーンの竜巻が発生し、魔獣を吹き飛ばした。
 ミドガルズオルムは「おおー」と軽く言う。

「すごいね。でも……こいつらいっぱい連れてきたよ。バハムートのやつより強いから、ぜんぶ倒せるかなぁ? まぁ、ベルゼブブの『蠅』を頭に寄生させると、簡単な命令しかできないから、暴れるくらいで言うこと聞かないんだけどね」

 ニスロクの『魔人通信』なら細かな命令を与えることが可能だが、ベルゼブブの『蠅』は違う。頭に蠅を寄生させ魔獣を操っているのだ。
 すると、フェニアが叫ぶ。

「アルフェン!! 魔獣は任せて魔人を!!」
「───わかった!! ウィル、行くぞ……ウィル?」
「…………」

 ウィルは、明後日の方向を見ていた。
 目を見開き、微動だにしない。
 アルフェンは、ウィルの視線の先を追い……見た。

「え……誰だ? 女?」

 空中に、人が浮かんでいた。
 褐色の肌。水着のような上下。薄いヴェールを纏った女が、手に大鎌を持って微笑んでいた。
 ツノが生えていること、そして全体的な特徴から魔人と判断できる。
 そして───ウィルは震え、笑った。

「見つけ、た……見つけた、見つけた、見つけた……見つけたァァァァァァッ!!」
「ウィル!? おい!!」

 ウィルは、一瞬で跳躍し見えなくなった。
 恐るべき速度だった。アルフェンですら追いつけないほどの速度。
 メルが盛大に舌打ちした。

「ああもう、作戦変更!! 住人はわたしが避難させるから、アルフェンは魔人、フェニアとサフィーは魔獣を!! ウィルは……もういい、放っておきなさい!!」

 メルは駆け出した。
 フェニアとサフィーも暴れる魔獣を追い駆け出す。
 そして、アルフェンとミドガルズオルムだけが残った。

「きみ、ジャガーノートだろ?……ああ、ほんとうに同化してるんだ」
「だから何だよ……奪え、『ジャガーノート』!!」

 右腕が巨大化し、右目の色も変わる。
 ミドガルズオルムは、ポケットに手を入れたまま言った。

「オレ、あんまり戦いたくないんだよ。眠気が飛ぶし、それにお前、すごく強そうだし……『完全侵食』もできるんだろ?」
「…………」
「知らないのか? 召喚獣が命を捧げて召喚士と一つになる『完全侵食』」
「は……?」
「はぁ~……アホくせ。オレたち召喚獣は肉体が滅びても魂は残る。時間さえかければ復活できるのに、召喚士と一体化した召喚獣は二度と復活できないんだぞ? 完全侵食なんてしたら、魂は完全に人間と同化して消滅しちまうのに……アホだねぇ」
「え……」

 これには、アルフェンが驚いた。
 召喚獣の完全な死───それが、『完全侵食』の代償。
 もしかしたら、モグは死んでも生き返れた可能性があった。でも、その可能性を捨て、アルフェンを生かしてくれたのだ。
 アルフェンは、右腕に触れた。

「ま、いいや。ジャガーノート……オレらの元王様、見つけたら殺せって言われてるし、ここらで終わりにしてやるよ」

 ミドガルズオルムは大きな欠伸をして、手をプラプラさせる。
 アルフェンは右手を握り、ミドガルズオルムに言う。

「モグは……ジャガーノートは、俺に命をくれた」
「あん?」
「平和な世界に生きろって、俺に託してくれたんだ……だから、俺は死なない。お前なんかに負けるもんかよ!!」
「あっそ。じゃあ死ねば?」

 アルフェンは右腕を巨大化させ、ミドガルズオルムに突っ込んでいった。

 ◇◇◇◇◇◇

 オズワルドは馬車を駆り、アルフェンたちのいる村から離れていた。
 馬車の中には、三番目の村の村長、そして他数名が乗っている……オズワルドは、そのうちの一人、若い少年に話しかけた。

王子・・、ご安心ください。このオズワルドめがあなたを安全な場所へ避難させましょう」
「……ああ」

 王子。
 それは、王の子という意味。
 オズワルドたちがいるのは、アースガルズ王国の隣国であるアルフヘイム王国領土である。アースガルズ王国ほどではないが大国であり、緑あふれる豊かな美しい王国として有名であった。
 アースガルズ王国から観光便なども出ている。誰もが知っている王国だ。
 その国の王子が、馬車に乗っていた。
 王子は、オズワルドに聞く。

「……なぜ、ぼくがあの村に隠れ住んでいることを知っていた?」
「預言があったのです。『隣国の王子、危機に瀕する。助けよ』という予言が」
「アースガルズ王国の『二十一人の英雄アルカナ・サモンマスター』か」
「そのような呼び名、初めて聞きましたな」

 オズワルドはにっこり笑う。
 隣国の王子、名はデリング。彼がこの地にいた理由は複雑な政治によるものだった。そのことを知るのは王族とその関係者だけで、三番目の村に住んでいた者は誰も知らない。知っていたのは、デリングの世話係だけだ。
 村長は、オドオドしながらオズワルドに聞いた。

「あ、あの……村の者は」
「……魔人との戦いは激しい物になります、我が部下でも厳しいかと……ですが、あなたと王子殿下だけは、この命に代えてもお守りしましょう」
「おぉ……あ、ありがとうございます!」

 村長は頭を下げた。
 ちなみに、村長とデリング王子はオズワルドの馬車。それ以外で『救う価値のあった命』は、デリングの世話係が運転する馬車に乗っている。
 数日間。村を見てオズワルドは見極めていた。使えそうな召喚獣を持つ子供たち、そしていい壁役になりそうな男を。
 いざという時は、壁役の男を使って逃げる。そして使えそうな子はアースガルズ王国の孤児院に入れ、オズワルドの私兵として育てればいい。

「殿下。このまま本国までお送りします。しばしの辛抱を」
「……貴殿の名は?」
「オズワルドと申します。アースガルズ王国ブラッシュ子爵家のオズワルドです」
「覚えておこう」
「ありがとうございます……」

 オズワルドは頭を下げ、ニヤリと笑った。
 そう。オズワルドの目的は……隣国の王子を救い、恩を売ってコネを作ることだった。

 ◇◇◇◇◇◇

 数時間後。
 馬車は川辺で止まり、休憩となった。
 このまましばらく進み、アルフヘイム王国の護衛隊と合流。王子を引き渡す予定だ。
 オズワルドは、隠れて同行していた部下の召喚師に言う。

「お前はこのまま王子に同行しろ。私は引き返す」
「はっ……オズワルド様。アルフヘイム王国に恩を売り、魔人討伐の功績まで手に入れたとなれば、爵位昇格だけでなく、オズワルド様の影響力も増すことでしょうね」
「フン。その通り……ついでに、村の住人たちも微小だが救えた。S級たちは魔人と戦い、住人たちを死なせたとでも報告すれば、奴らの評価は下がるだろう。ククク、使えない住人をわざと魔人のいる方向へ誘導したなどわかるまい」
「ええ。預言の通りでしたね。『魔人は二体襲来する』と」
「ああ……実に面白かった」

 オズワルドと部下は声を出さず笑った。
 S級の強さは認めているので、魔人は討伐すると考えていた。その手柄をリリーシャのモノにして、オズワルドはたまたまそこにいた王子を救ったと報告する。オズワルドが見捨てた住人は、S級が守れなかったと報告すればいい。
 実際は、全てを知っていたオズワルドの誘導作戦だった。

「それと、言っておくが……」
「もちろん、他言しません。あなたの『毒玉』が体内に入っている。でしょう?」
「フン……知っての通り、私は用心深い。悪く思うな」

 部下の体内には、オズワルドの召喚獣『ア・バオア・クー』の作り出した猛毒の玉が入っている。オズワルドの意志で破裂させることが可能で、部下は一瞬で溶解するだろう。
 オズワルドは、真面目な顔で言った。

「この任務を終えれば『毒玉』を取り除く。お前を側近にしてやろう」
「おお……ありがとうございます」
「では、頼むぞ」
「はい!!」

 全て順調。オズワルドはそう思っていた。
 順調すぎるからこそ、ささいな油断が命取りになるというのに。

 ◇◇◇◇◇◇

 オズワルドたちのいた小屋に、小さなコウモリが天井にぶら下がっていた。
 召喚獣スクープバッド。
 新聞記者ベックマンの召喚獣は、今の会話をしっかり聞き、記録していた。

「なんてこった……あの、A級召喚師オズワルドが、こんな顔を持っていたとはな」

 ベックマンはメモを取り、召喚獣を戻す。
 ベックマンは、小屋から離れた藪の中で、静かにほほ笑んだ。

「へへ、いいネタをゲットしたぜ」

 新聞記者ベックマンは、『正義』に燃えた表情をしていた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

正しい聖女さまのつくりかた

みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。 同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。 一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」 そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた! 果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。 聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」

俺! 神獣達のママ(♂)なんです!

青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。 世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。 王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。 その犯人は5体の神獣。 そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。 一件落着かと思えたこの事件。 だが、そんな中、叫ぶ男が1人。 「ふざけんなぁぁぁあ!!」 王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。 神獣達のママ(男)であった……。

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話

紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界―― 田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。 暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。 仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン> 「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。 最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。 しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。 ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと―― ――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。 しかもその姿は、 血まみれ。 右手には討伐したモンスターの首。 左手にはモンスターのドロップアイテム。 そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。 「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」 ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。 タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。 ――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――

スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜

東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。 ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。 「おい雑魚、これを持っていけ」 ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。 ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。  怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。 いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。  だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。 ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。 勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。 自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。 今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。 だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。 その時だった。 目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。 その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。 ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。 そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。 これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。 ※小説家になろうにて掲載中

アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜

芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。 ふとした事でスキルが発動。  使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。 ⭐︎注意⭐︎ 女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。

目つきが悪いと仲間に捨てられてから、魔眼で全てを射貫くまで。

桐山じゃろ
ファンタジー
高校二年生の横伏藤太はある日突然、あまり接点のないクラスメイトと一緒に元いた世界からファンタジーな世界へ召喚された。初めのうちは同じ災難にあった者同士仲良くしていたが、横伏だけが強くならない。召喚した連中から「勇者の再来」と言われている不東に「目つきが怖い上に弱すぎる」という理由で、森で魔物にやられた後、そのまま捨てられた。……こんなところで死んでたまるか! 奮起と同時に意味不明理解不能だったスキル[魔眼]が覚醒し無双モードへ突入。その後は別の国で召喚されていた同じ学校の女の子たちに囲まれて一緒に暮らすことに。一方、捨てた連中はなんだか勝手に酷い目に遭っているようです。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを掲載しています。

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります

内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品] 冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた! 物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。 職人ギルドから追放された美少女ソフィア。 逃亡中の魔法使いノエル。 騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。 彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。 カクヨムにて完結済み。 ( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

処理中です...