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第二章
犬たちの力
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さて、猫たちに名前を付けた。
三十匹に名前つけるの大変だった。
そして翌日。猫たちのエサは俺の『猫のエサ』でどうにでもなるが……俺とエリは?
いちおう、領地に入る前に食料は買ったけど、あと何日ぶんもない。
俺は、餌を食べる猫をジッと見ているエリに聞いた。
「な、エリ……俺たちの食事だけど、どうする?」
「あー……そっかあ。村で買った食料もなくなりそうだし、何とかしないとね。あたしが村まで買い出ししてもいいけど、一番はやっぱり、この村にお店を置くことかなあ」
「お店、って……廃村だぞ」
「いずれは、ってこと!! ケイ、領地開拓するんでしょ? 廃村も復活させて、生活基盤を整えなきゃ」
「わかってるけど、衣食住……どうすりゃいいんだ。特に、メシ」
「ご飯なら、魔獣を狩って食べるしかないじゃない」
で、でた~!! 異世界テンプレ、魔獣の肉!!
正直に言うが、四足歩行の動物みたいな魔獣を狩って食うのはいいが……二足歩行の生物を食うのはかなり抵抗ある。これは俺のこだわりだがね。
でも、金だって無限じゃないし、もらった資金は何かに使えるかもしれないから、食料だけで消費したくないんだよな。
『にゃあ、ご主人様!!』
「ん、おお……えっと、トラキチ」
俺は、一番最初に強化した猫をトラキチと名付け、三十匹のリーダーにした。
『魔獣狩りならお任せください!! にゃあ』
「え……お前たちが?」
って、忘れてた。強化した猫は黒鉄レオンより強いんだっけ。
『にゃうー、強化された猫は、強さはもちろん知能なども強化されています。今なら、どんなことでもできそうです。にゃおー』
いちいちにゃあにゃあ鳴くの可愛いな……じゃなくて、任せてみるか。
「わかった。狩りを任せるけど……いいか、無理はするなよ」
『にゃあ!! よし、行くぞ野郎ども!!』
『『『『『にゃあ!!』』』』』
トラキチは、ネコを五匹連れて森に消えた。
エリと俺はそれを見送り、エリが言う。
「と、とりあえずあたしも行くから!!」
「あ、おい!!」
エリも負けじとトラキチたちを追って行った……大丈夫かな。
とりあえず、食料に関しては任せるか。
次は、住まいだ。いつまでもボロ村長家に住むわけにはいかない。
異世界モノだったら、ご都合展開でパッと家が現れたり、やたら豪華な幽霊屋敷を主人公のチートで綺麗にするだけなんだが。
「資材もない、知識もない、道具もない……さて、どうすっかな」
『ちょっと……さっきから後ろ向きなことばかり』
と、クロが近付いて来て、俺の足に頭をぐりぐり押し付けて来た。
『にゃぅ……猫たちなら何でもできるわ。強化した猫を舐めないで、あなたが思うままに命じてみなさい』
「……」
そして気付く。俺の後ろに、ビシッと整列した猫たちがキラキラした眼で俺を見ていた。
しかもソワソワしているのもいる……狩りに行った連中が羨ましいのかな。
すると、今度はシロがふわふわした尻尾を揺らしながら来た。
『ケイ。きみは、もう少し積極的になった方がいいよ。キミ、頭の中で変なこと考えすぎなんだ。試しに命令したらどうだい? 猫たち、家をなんとかしてくれ……って』
「……じゃあ、やってみるけど。猫たち、家をなんとかしてくれ」
『その言葉を待っていたぜ!! にゃあ!!』
『『『『『にゃあ!!』』』』』
すると、副リーダーに任命したまだら模様のマダラが叫んだ。
そして、十匹のネコを連れて森の中へ……ええ、マジで?
まあいい。じゃあ、他のネコにも頼み事してみるか。
「えーっと……あとは水、そして……ああ、こういう異世界モノだと畑とかもあるな。畑と水を何とかしてほしい」
『にゃあ。フフ、出番のようね』
『そうね。行くわよ、みんな』
『『『『『にゃあ!!』』』』』
白い姉妹ネコのシーマとマーイが、残った猫を連れて行ってしまった。
マジで猫頼み。俺、何もしていない。
『あなたはドンと構えていなさい。スキル『模倣』で私たちのスキルをコピーした時点で、もう開拓は完了したようなモノよ』
「うーん……主人公はこういう時率先して動くんだろうけど、俺はあまり動きたくない。と……忘れてた。シロ、お前のスキルは?」
『ん、いいよ。コピーして』
俺は近くの岩に座ると、クロが太腿に座り、シロがお座りして俺の前に。
可愛いので、シロを撫でまわしながらスキルをコピーした。
◇◇◇◇◇◇
〇シロ ※※※歳 オス
〇スキル『女神の眷属』 レベルなし
〇使用可能スキル
・時空魔法・無限魔法・神魔法・犬魔法
◇◇◇◇◇◇
クロとはちょっと違うスキル構成だ。
神魔法だけは同じだが……時空魔法、無限魔法はヤバい系で……うん、犬魔法があった。
◇◇◇◇◇◇
〇犬魔法
・犬集め・犬のエサ・フリスビー&ブーメラン
・犬強化・犬召喚・犬トーク
◇◇◇◇◇◇
うーん、猫魔法とあんまり変わんないな……で、今度は犬か。
フリスビー&ブーメランって、遊び道具のことだよな。
まあいいか……せっかくだし、使ってみよう。
◇◇◇◇◇◇
〇有馬 慧
〇スキル『模倣』 レベル23
・現在『女神の化身(シロ)』 レベルなし
〇パッシブスキル
・速度上昇(極) ・咬合力上昇(極)
〇使用可能スキル
・一覧
〇スキルストック
・蹴闘士・女神の化身(クロ)
◇◇◇◇◇◇
お、女神の化身に(シロ)って付いた。何気にコピーのレベルも上がっている。
というか、咬合力上昇って……噛む力が上がってもなあ。
「よし、じゃあ……『犬あつめ』!!」
猫集めと同じく、魔力が周囲に飛んで行く。
すると、どこからともなく大量の犬が集まった……ってか、柴犬しかいねぇ!!
『くーん』『くぅん』『くるる……』
「あらら……みんな、痩せちまって。待ってろ、今エサ出してやる」
俺は『犬のエサ』で大量のエサを出す。
魔法を使うと、皿が現れ、骨付き肉やペースト状の練り餌がドドンと現れる。
すると、我先にと犬が餌に喰らいつき始めた。
その間に、俺は追加のエサを大量に出し、犬の数を数える。
「えーと……合計三十匹か。ネコと同じ数だな」
『みんな、この地に隠れ住んでいたみたいだね。ここは魔獣も多いし、犬だけじゃ生活するのは厳しい。キミの庇護に入れてよかったよ』
シロがそう言うと、餌を喰い終わった犬たちが集まり、おすわりして俺を見ていた。
「あー……これ、猫と同じ流れだな。じゃあお前に『犬強化』だ」
一番近くでお座りしている茶柴のワンコを強化すると、案の定。
『わん!! ご主人様、ありがとうございます!! この命、あなたに捧げます!!』
「お、おお……じゃあお前は、ムサシだ。これからよろしくな」
『な、名を与えてくれるとは……!! このムサシ、貴方に忠義を尽くしまする』
そして、他の犬たちもゾロゾロと俺の足下へ。
全員を強化し、名前を付けてやると、みんな大喜びだ。
名前を考えるのだけで結構な時間が経過……そして、没頭していたせいで忘れていた猫たちが戻って来た。
『戻りましたご主人様、大物……にゃっ!? ご主人様、その犬たちは……』
「かっわいいぃぃ!! 今度は犬!?」
トラキチとエリが、大きなイノシシを引きずって戻って来た。
そして、他の猫たちも合流……合計六十匹の犬猫が集まった。
「ね、ケイ。今度は犬!? ふふふ、ほんとにここ素敵な場所ね!! あたし、永住する!!」
エリは大勢のワンコたちに大興奮だった。
ムサシを撫でまわしながら、狩って来た大猪を指さす。
「あ、イノシシ狩ってきたけど……猫たち、すっごい強いのね。牙とか爪とかほんとヤバいわ」
「軽いな。でも……すっごい大きさだ。あのさ、思ったんだが……手持ちの道具はナイフしかないけど、あんなのどうやって解体するんだ? そもそも俺、動物の解体なんかしたことないぞ」
『にゃあ、我々でやりますので!!』
『わん、我らも手伝いましょう!!』
お、トラキチとムサシが互いをジーっと見て……大きく頷いた。
『にゃあ、犬たちよ……ご主人様を守るモノ同士、これから力を合わせよう』
『うむ。猫たち……ご主人様を想う気持ちは同じのようだ。これからよろしく頼む』
「か、かわいい~!!」
トラキチ、ムサシが頭をぐりぐり合わせている……認め合ったようだ。
そして、エリがあまりの可愛さに興奮している。
「あの……そろそろ、イノシシ」
何となく空気の俺は、死んだイノシシを指差し皆を急かすのだった。
三十匹に名前つけるの大変だった。
そして翌日。猫たちのエサは俺の『猫のエサ』でどうにでもなるが……俺とエリは?
いちおう、領地に入る前に食料は買ったけど、あと何日ぶんもない。
俺は、餌を食べる猫をジッと見ているエリに聞いた。
「な、エリ……俺たちの食事だけど、どうする?」
「あー……そっかあ。村で買った食料もなくなりそうだし、何とかしないとね。あたしが村まで買い出ししてもいいけど、一番はやっぱり、この村にお店を置くことかなあ」
「お店、って……廃村だぞ」
「いずれは、ってこと!! ケイ、領地開拓するんでしょ? 廃村も復活させて、生活基盤を整えなきゃ」
「わかってるけど、衣食住……どうすりゃいいんだ。特に、メシ」
「ご飯なら、魔獣を狩って食べるしかないじゃない」
で、でた~!! 異世界テンプレ、魔獣の肉!!
正直に言うが、四足歩行の動物みたいな魔獣を狩って食うのはいいが……二足歩行の生物を食うのはかなり抵抗ある。これは俺のこだわりだがね。
でも、金だって無限じゃないし、もらった資金は何かに使えるかもしれないから、食料だけで消費したくないんだよな。
『にゃあ、ご主人様!!』
「ん、おお……えっと、トラキチ」
俺は、一番最初に強化した猫をトラキチと名付け、三十匹のリーダーにした。
『魔獣狩りならお任せください!! にゃあ』
「え……お前たちが?」
って、忘れてた。強化した猫は黒鉄レオンより強いんだっけ。
『にゃうー、強化された猫は、強さはもちろん知能なども強化されています。今なら、どんなことでもできそうです。にゃおー』
いちいちにゃあにゃあ鳴くの可愛いな……じゃなくて、任せてみるか。
「わかった。狩りを任せるけど……いいか、無理はするなよ」
『にゃあ!! よし、行くぞ野郎ども!!』
『『『『『にゃあ!!』』』』』
トラキチは、ネコを五匹連れて森に消えた。
エリと俺はそれを見送り、エリが言う。
「と、とりあえずあたしも行くから!!」
「あ、おい!!」
エリも負けじとトラキチたちを追って行った……大丈夫かな。
とりあえず、食料に関しては任せるか。
次は、住まいだ。いつまでもボロ村長家に住むわけにはいかない。
異世界モノだったら、ご都合展開でパッと家が現れたり、やたら豪華な幽霊屋敷を主人公のチートで綺麗にするだけなんだが。
「資材もない、知識もない、道具もない……さて、どうすっかな」
『ちょっと……さっきから後ろ向きなことばかり』
と、クロが近付いて来て、俺の足に頭をぐりぐり押し付けて来た。
『にゃぅ……猫たちなら何でもできるわ。強化した猫を舐めないで、あなたが思うままに命じてみなさい』
「……」
そして気付く。俺の後ろに、ビシッと整列した猫たちがキラキラした眼で俺を見ていた。
しかもソワソワしているのもいる……狩りに行った連中が羨ましいのかな。
すると、今度はシロがふわふわした尻尾を揺らしながら来た。
『ケイ。きみは、もう少し積極的になった方がいいよ。キミ、頭の中で変なこと考えすぎなんだ。試しに命令したらどうだい? 猫たち、家をなんとかしてくれ……って』
「……じゃあ、やってみるけど。猫たち、家をなんとかしてくれ」
『その言葉を待っていたぜ!! にゃあ!!』
『『『『『にゃあ!!』』』』』
すると、副リーダーに任命したまだら模様のマダラが叫んだ。
そして、十匹のネコを連れて森の中へ……ええ、マジで?
まあいい。じゃあ、他のネコにも頼み事してみるか。
「えーっと……あとは水、そして……ああ、こういう異世界モノだと畑とかもあるな。畑と水を何とかしてほしい」
『にゃあ。フフ、出番のようね』
『そうね。行くわよ、みんな』
『『『『『にゃあ!!』』』』』
白い姉妹ネコのシーマとマーイが、残った猫を連れて行ってしまった。
マジで猫頼み。俺、何もしていない。
『あなたはドンと構えていなさい。スキル『模倣』で私たちのスキルをコピーした時点で、もう開拓は完了したようなモノよ』
「うーん……主人公はこういう時率先して動くんだろうけど、俺はあまり動きたくない。と……忘れてた。シロ、お前のスキルは?」
『ん、いいよ。コピーして』
俺は近くの岩に座ると、クロが太腿に座り、シロがお座りして俺の前に。
可愛いので、シロを撫でまわしながらスキルをコピーした。
◇◇◇◇◇◇
〇シロ ※※※歳 オス
〇スキル『女神の眷属』 レベルなし
〇使用可能スキル
・時空魔法・無限魔法・神魔法・犬魔法
◇◇◇◇◇◇
クロとはちょっと違うスキル構成だ。
神魔法だけは同じだが……時空魔法、無限魔法はヤバい系で……うん、犬魔法があった。
◇◇◇◇◇◇
〇犬魔法
・犬集め・犬のエサ・フリスビー&ブーメラン
・犬強化・犬召喚・犬トーク
◇◇◇◇◇◇
うーん、猫魔法とあんまり変わんないな……で、今度は犬か。
フリスビー&ブーメランって、遊び道具のことだよな。
まあいいか……せっかくだし、使ってみよう。
◇◇◇◇◇◇
〇有馬 慧
〇スキル『模倣』 レベル23
・現在『女神の化身(シロ)』 レベルなし
〇パッシブスキル
・速度上昇(極) ・咬合力上昇(極)
〇使用可能スキル
・一覧
〇スキルストック
・蹴闘士・女神の化身(クロ)
◇◇◇◇◇◇
お、女神の化身に(シロ)って付いた。何気にコピーのレベルも上がっている。
というか、咬合力上昇って……噛む力が上がってもなあ。
「よし、じゃあ……『犬あつめ』!!」
猫集めと同じく、魔力が周囲に飛んで行く。
すると、どこからともなく大量の犬が集まった……ってか、柴犬しかいねぇ!!
『くーん』『くぅん』『くるる……』
「あらら……みんな、痩せちまって。待ってろ、今エサ出してやる」
俺は『犬のエサ』で大量のエサを出す。
魔法を使うと、皿が現れ、骨付き肉やペースト状の練り餌がドドンと現れる。
すると、我先にと犬が餌に喰らいつき始めた。
その間に、俺は追加のエサを大量に出し、犬の数を数える。
「えーと……合計三十匹か。ネコと同じ数だな」
『みんな、この地に隠れ住んでいたみたいだね。ここは魔獣も多いし、犬だけじゃ生活するのは厳しい。キミの庇護に入れてよかったよ』
シロがそう言うと、餌を喰い終わった犬たちが集まり、おすわりして俺を見ていた。
「あー……これ、猫と同じ流れだな。じゃあお前に『犬強化』だ」
一番近くでお座りしている茶柴のワンコを強化すると、案の定。
『わん!! ご主人様、ありがとうございます!! この命、あなたに捧げます!!』
「お、おお……じゃあお前は、ムサシだ。これからよろしくな」
『な、名を与えてくれるとは……!! このムサシ、貴方に忠義を尽くしまする』
そして、他の犬たちもゾロゾロと俺の足下へ。
全員を強化し、名前を付けてやると、みんな大喜びだ。
名前を考えるのだけで結構な時間が経過……そして、没頭していたせいで忘れていた猫たちが戻って来た。
『戻りましたご主人様、大物……にゃっ!? ご主人様、その犬たちは……』
「かっわいいぃぃ!! 今度は犬!?」
トラキチとエリが、大きなイノシシを引きずって戻って来た。
そして、他の猫たちも合流……合計六十匹の犬猫が集まった。
「ね、ケイ。今度は犬!? ふふふ、ほんとにここ素敵な場所ね!! あたし、永住する!!」
エリは大勢のワンコたちに大興奮だった。
ムサシを撫でまわしながら、狩って来た大猪を指さす。
「あ、イノシシ狩ってきたけど……猫たち、すっごい強いのね。牙とか爪とかほんとヤバいわ」
「軽いな。でも……すっごい大きさだ。あのさ、思ったんだが……手持ちの道具はナイフしかないけど、あんなのどうやって解体するんだ? そもそも俺、動物の解体なんかしたことないぞ」
『にゃあ、我々でやりますので!!』
『わん、我らも手伝いましょう!!』
お、トラキチとムサシが互いをジーっと見て……大きく頷いた。
『にゃあ、犬たちよ……ご主人様を守るモノ同士、これから力を合わせよう』
『うむ。猫たち……ご主人様を想う気持ちは同じのようだ。これからよろしく頼む』
「か、かわいい~!!」
トラキチ、ムサシが頭をぐりぐり合わせている……認め合ったようだ。
そして、エリがあまりの可愛さに興奮している。
「あの……そろそろ、イノシシ」
何となく空気の俺は、死んだイノシシを指差し皆を急かすのだった。
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