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第九章 玄徳、第二のロマン
アレキサンドライト丼屋
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さて、今日は仕事休み。
家でコーヒーを飲んでいると、リヒターとイェランが迎えに来た。
「あれ、リヒターはともかく、イェランは?」
「アタシ、今日はお休みなんだ。で、ゲントクが美味い料理いっぱい作るって聞いたから、ご相伴に預かろうと思ってね」
「ちゃっかりしてんな……よし、じゃあ行くか」
「はい。場所は、アレキサンドライト商会が買った空き家の一つです。ゲントクさんの家から近いところにあるので、歩きで行きましょうか」
「ああ、ロッソたちも……」
「すでに、場所を伝えましたので現地で」
俺は、丼レシピノートをカバンに入れ、イェラン、リヒターと歩き出す。
俺の家から十五分ほど歩いたところ。飲食店が多く並ぶストリートの一角に、そこそこ大きな空き家があった。改築工事をしているのか、外では獣人の大工たちが作業をしている。
中に入ると……うん、いいね、俺の指示した通りだ。
「あ、おっさん!!」
「……おじさん」
「おじさま、おはようございます」
「ゲントク、来たわね」
「ゲントクさん。お疲れ様です」
「にゃうー」
ロッソたち四人、そしてスノウさんとユキちゃんだ。
スノウさんたち、ロッソたちに「都合会うなら来てもいい」って言ったんだよな。来てくれてよかったぜ。
俺はみんなに挨拶をし、キッチンへ。
キッチン、カウンター席には合わせて二十人くらいの獣人たちがいた。
ティガーさんみたいな『純血』の獣人が半分、スノウさんみたいな『混血』の獣人が半分くらいかな。男女も半々でバランスいいかもしれん。
すると、キッチンの奥からサンドローネが来た。
「来たわね。さっそく始めましょうか……リヒター、説明」
「はい」
リヒターが咳払いをして、説明を始めた。
◇◇◇◇◇◇
まず、アレキサンドライト商会の新事業である飲食店。いきなり全てを『ザツマイ専門店』にするのではなく、普通の食堂やカフェ営業などを半分、もう半分をザツマイ専門店にするそうだ。
で、ここに集まった二十名は、俺の『男の一人暮らし丼飯』のレシピを見て興味を持った獣人たち。
現在は、アレキサンドライト商会が紹介した飲食店で修業中。
まあ、もともとみんな飲食に関わっていた人たちなので、修業といっても腕が鈍らないようにしているだけみたいだ。
俺のレシピ、一度サンドローネが持ち帰ったけど、すぐに戻って来た。
まあ……ミカエラの件とかあったし、飲食店どころじゃなかったし。
で、ここにいる獣人料理人たちに、男の一人暮らし丼飯を見せるのは、今日が初めてだ。
すると、サンドローネが若い女性獣人を俺の前へ。
「彼女はトレセーナ。ここの料理長を任せる予定。腕のいい料理人だから、よろしくね」
「ああ、よろしくな」
若い。二十代前半くらいの、やや褐色肌の女性だ。
ヒョウ柄っぽい耳、やや太いヒョウ柄尻尾。というか、すんげえスタイル……タンクトップから巨乳がこぼれそうなんだが。スノウさんといい勝負だぞ。
金髪ブロンド、モデル並みのスタイル、そして巨乳、ヒョウ柄……とんでもねえお姉さんだぜ。
「ふふ。オジサン、なーに見てんの?」
「え? あ、いや」
「アタシ、トレセーナ。元々はお嬢の専属料理人だったけど、妹に任せられるようになったらか、アタシは外で腕ふるうことにしたの。オジサン、家近いんだって? 常連になってね」
「あ、ああ」
「ちなみにアタシ、ヒョウじゃなくてオセロットの獣人だから」
やべえな、この店メチャクチャ流行するんじゃないか? エロカッコいいお姉さんだ。
なんかサンドローネがジト目で見ていたので、咳払い。
他の獣人たちにも挨拶し……俺は気合いを入れた。
「よし、じゃあ始めるか!! 俺の、男の一人暮らし丼飯をお前たちに伝授しよう!!」
「その名前、今から言うの禁止」
「な、何ぃぃ!?」
サンドローネに睨まれ……俺は『ドンブリ飯』を作ることにしたのだった。
◇◇◇◇◇◇
俺は、指示出しをしながら料理人たちに調理法を教えた。
「そうそう、卵とじは固すぎず、とろみがいい感じになるまでだ」
「ステーキはレア、ミディアムと好みがあるから、注文が入ったら確認するといい」
「あ!! 牛丼はつゆだくがいい。まあ好みあるけど……あと、卵入れるともっと美味いぞ」
「あと、店の窓は開けておく。わかると思うけど、いい匂いするだろ? この匂いで客を寄せるんだよ」
「酒は……出さない方がいいかもな。客の回転率を上げるために。ああ、夜は居酒屋とかもいいんじゃないか? トレセーナ、サンドローネのところでいろいろ作ってたんだろ? 居酒屋メニューとか俺のおススメ教えてやるよ」
こんな感じで、俺の丼飯を料理人たちが作っていく。
ザツマイの炊き方も指導した。土鍋で炊くこともできるが、今はアズマから『炊飯器』を取り寄せたらしいけど、うちの炊飯器と違って、アズマの炊飯器ってふっくら炊き上がらないんだよな。
熱の通し方が少し甘い。素材の問題だろう……近く、俺の炊飯器をいくつか作って持っていくか。
そして、カウンターに並ぶ大量の丼飯。
「ロッソたち、好きなだけ食ってくれ。ああリヒター、外で作業している獣人たちも呼んでくれよ。ここは俺の奢りだぜ」
「わかりました」
料理人たちは、味見をして味を覚えていく。
けっこうな丼飯が完成していく。まあ二十人いるんだ……一人一つ作っても二十個の丼ができる。
外で作業をしていた獣人たちが店へ入ってくると、俺は言う。
「よく来てくれた!! みんな、今日は俺の奢りだから、好きなだけ食ってくれ!!」
「い、いいんですかい? 旦那」
「ああ、どのみち、余らせるともったいないしな」
獣人の作業員たちは喜んで食べ始めた。
ロッソは早くも三杯目。アオ、ブランシュは二杯目でギブアップし、ヴェルデは三杯目でギブアップ。獣人の作業員たちに期待するしかない。
料理人たちは、料理をしながらあーだこーだ話し始めた。意見交換をしているのか、みんな真剣だ。
すると、トレセーナが俺の元へ。
「オジサン、味見てくれる?」
「おう……ん、いいなこれ。魚醤を増やしたのか?」
「うん。分量を変えると、面白い味付けになるね。これ、レシピにいろいろ加えてもいい?」
「任せる。ここの責任者はお前だしな」
「ありがと……あら」
と、ユキちゃんが美味しそうに親子丼を食べていた。
スノウさんもニコニコしている。
トレセーナは、ユキちゃんにカウンター越しに話しかけた。
「ふふ、美味しいかな?」
「にゃあ。おいしいー」
「ありがと、かわいいネコちゃん。アタシ、ここでお料理するから、いつでも来てね」
「にゃう。おねえさんも、ねこ?」
「アタシはネコでもあるし、ヒョウでもあるかな。ネコちゃんのお友達だよ」
「にゃ……わたし、ユキ」
「ユキね。ふふ、よろしく。アタシはトレセーナよ」
うーん、オセロットもネコ科だっけ……なんかいいね。
トレセーナはスノウさんにも挨拶した。
「スノウ、暇なときは遊びに来てよ。ユキも連れて」
「ええ。お友達も連れてきます」
「にゃあ。あのね、オオカミと、キツネのお友達もいるの」
「へえ、会ってみたいね」
なんか楽しそうだ。
周りを見ると……ロッソたちは獣人の作業員たちとワイワイしながら食べてるし、料理人たちは味変したり、料理に対し意見交換をしてる。
すると、サンドローネが俺の隣へ。
「料理人たち、どう?」
「みんな筋がいいし、俺のレシピを改良して、さらに美味い丼飯を作るかもな。こりゃ期待できる」
「そうね。ね……ゲントク、あなた、ここの店のオーナーにならない?」
「え?」
「トレセーナは腕利きの料理人。あなたの考えるレシピ、まだあるんでしょ? そのレシピをここで公開してみるつもりある? もちろん、オーナー権限で、売り上げの一部はあなたのものよ」
「俺が、オーナーって……俺は魔道具技師だぞ」
「だから、普段はトレセーナに任せて、あなたが思いついたときに、店に顔を出して、あなたの考える料理を作るのよ。評判がよければ、他の支店でも出せるしね」
「…………」
悪くないかもしれん。
俺の男の一人暮らし料理はまだある。麺類、デザートもある。
「わかった。オーナーの件、引き受ける。でも本当に思いついた時にしかやらんぞ?」
「それでいいわ。ふふ、楽しみね」
こうして、アレキサンドライト商会の新事亭業、飲食店の準備は終わった。
店の名前は『アレキサンドライト丼飯』に決まった。めちゃくちゃ言いにくいな。
俺の家の近くにオープン予定の『アレキサンドライト丼屋・第一支店』……さてさて、どうなることやら。
まあ、俺は通うつもりだけどな!!
そういや、ロッソたちに甘いの作るって言ったけど······あいつら、丼飯で満足してるみたいだし、別にいいか。
家でコーヒーを飲んでいると、リヒターとイェランが迎えに来た。
「あれ、リヒターはともかく、イェランは?」
「アタシ、今日はお休みなんだ。で、ゲントクが美味い料理いっぱい作るって聞いたから、ご相伴に預かろうと思ってね」
「ちゃっかりしてんな……よし、じゃあ行くか」
「はい。場所は、アレキサンドライト商会が買った空き家の一つです。ゲントクさんの家から近いところにあるので、歩きで行きましょうか」
「ああ、ロッソたちも……」
「すでに、場所を伝えましたので現地で」
俺は、丼レシピノートをカバンに入れ、イェラン、リヒターと歩き出す。
俺の家から十五分ほど歩いたところ。飲食店が多く並ぶストリートの一角に、そこそこ大きな空き家があった。改築工事をしているのか、外では獣人の大工たちが作業をしている。
中に入ると……うん、いいね、俺の指示した通りだ。
「あ、おっさん!!」
「……おじさん」
「おじさま、おはようございます」
「ゲントク、来たわね」
「ゲントクさん。お疲れ様です」
「にゃうー」
ロッソたち四人、そしてスノウさんとユキちゃんだ。
スノウさんたち、ロッソたちに「都合会うなら来てもいい」って言ったんだよな。来てくれてよかったぜ。
俺はみんなに挨拶をし、キッチンへ。
キッチン、カウンター席には合わせて二十人くらいの獣人たちがいた。
ティガーさんみたいな『純血』の獣人が半分、スノウさんみたいな『混血』の獣人が半分くらいかな。男女も半々でバランスいいかもしれん。
すると、キッチンの奥からサンドローネが来た。
「来たわね。さっそく始めましょうか……リヒター、説明」
「はい」
リヒターが咳払いをして、説明を始めた。
◇◇◇◇◇◇
まず、アレキサンドライト商会の新事業である飲食店。いきなり全てを『ザツマイ専門店』にするのではなく、普通の食堂やカフェ営業などを半分、もう半分をザツマイ専門店にするそうだ。
で、ここに集まった二十名は、俺の『男の一人暮らし丼飯』のレシピを見て興味を持った獣人たち。
現在は、アレキサンドライト商会が紹介した飲食店で修業中。
まあ、もともとみんな飲食に関わっていた人たちなので、修業といっても腕が鈍らないようにしているだけみたいだ。
俺のレシピ、一度サンドローネが持ち帰ったけど、すぐに戻って来た。
まあ……ミカエラの件とかあったし、飲食店どころじゃなかったし。
で、ここにいる獣人料理人たちに、男の一人暮らし丼飯を見せるのは、今日が初めてだ。
すると、サンドローネが若い女性獣人を俺の前へ。
「彼女はトレセーナ。ここの料理長を任せる予定。腕のいい料理人だから、よろしくね」
「ああ、よろしくな」
若い。二十代前半くらいの、やや褐色肌の女性だ。
ヒョウ柄っぽい耳、やや太いヒョウ柄尻尾。というか、すんげえスタイル……タンクトップから巨乳がこぼれそうなんだが。スノウさんといい勝負だぞ。
金髪ブロンド、モデル並みのスタイル、そして巨乳、ヒョウ柄……とんでもねえお姉さんだぜ。
「ふふ。オジサン、なーに見てんの?」
「え? あ、いや」
「アタシ、トレセーナ。元々はお嬢の専属料理人だったけど、妹に任せられるようになったらか、アタシは外で腕ふるうことにしたの。オジサン、家近いんだって? 常連になってね」
「あ、ああ」
「ちなみにアタシ、ヒョウじゃなくてオセロットの獣人だから」
やべえな、この店メチャクチャ流行するんじゃないか? エロカッコいいお姉さんだ。
なんかサンドローネがジト目で見ていたので、咳払い。
他の獣人たちにも挨拶し……俺は気合いを入れた。
「よし、じゃあ始めるか!! 俺の、男の一人暮らし丼飯をお前たちに伝授しよう!!」
「その名前、今から言うの禁止」
「な、何ぃぃ!?」
サンドローネに睨まれ……俺は『ドンブリ飯』を作ることにしたのだった。
◇◇◇◇◇◇
俺は、指示出しをしながら料理人たちに調理法を教えた。
「そうそう、卵とじは固すぎず、とろみがいい感じになるまでだ」
「ステーキはレア、ミディアムと好みがあるから、注文が入ったら確認するといい」
「あ!! 牛丼はつゆだくがいい。まあ好みあるけど……あと、卵入れるともっと美味いぞ」
「あと、店の窓は開けておく。わかると思うけど、いい匂いするだろ? この匂いで客を寄せるんだよ」
「酒は……出さない方がいいかもな。客の回転率を上げるために。ああ、夜は居酒屋とかもいいんじゃないか? トレセーナ、サンドローネのところでいろいろ作ってたんだろ? 居酒屋メニューとか俺のおススメ教えてやるよ」
こんな感じで、俺の丼飯を料理人たちが作っていく。
ザツマイの炊き方も指導した。土鍋で炊くこともできるが、今はアズマから『炊飯器』を取り寄せたらしいけど、うちの炊飯器と違って、アズマの炊飯器ってふっくら炊き上がらないんだよな。
熱の通し方が少し甘い。素材の問題だろう……近く、俺の炊飯器をいくつか作って持っていくか。
そして、カウンターに並ぶ大量の丼飯。
「ロッソたち、好きなだけ食ってくれ。ああリヒター、外で作業している獣人たちも呼んでくれよ。ここは俺の奢りだぜ」
「わかりました」
料理人たちは、味見をして味を覚えていく。
けっこうな丼飯が完成していく。まあ二十人いるんだ……一人一つ作っても二十個の丼ができる。
外で作業をしていた獣人たちが店へ入ってくると、俺は言う。
「よく来てくれた!! みんな、今日は俺の奢りだから、好きなだけ食ってくれ!!」
「い、いいんですかい? 旦那」
「ああ、どのみち、余らせるともったいないしな」
獣人の作業員たちは喜んで食べ始めた。
ロッソは早くも三杯目。アオ、ブランシュは二杯目でギブアップし、ヴェルデは三杯目でギブアップ。獣人の作業員たちに期待するしかない。
料理人たちは、料理をしながらあーだこーだ話し始めた。意見交換をしているのか、みんな真剣だ。
すると、トレセーナが俺の元へ。
「オジサン、味見てくれる?」
「おう……ん、いいなこれ。魚醤を増やしたのか?」
「うん。分量を変えると、面白い味付けになるね。これ、レシピにいろいろ加えてもいい?」
「任せる。ここの責任者はお前だしな」
「ありがと……あら」
と、ユキちゃんが美味しそうに親子丼を食べていた。
スノウさんもニコニコしている。
トレセーナは、ユキちゃんにカウンター越しに話しかけた。
「ふふ、美味しいかな?」
「にゃあ。おいしいー」
「ありがと、かわいいネコちゃん。アタシ、ここでお料理するから、いつでも来てね」
「にゃう。おねえさんも、ねこ?」
「アタシはネコでもあるし、ヒョウでもあるかな。ネコちゃんのお友達だよ」
「にゃ……わたし、ユキ」
「ユキね。ふふ、よろしく。アタシはトレセーナよ」
うーん、オセロットもネコ科だっけ……なんかいいね。
トレセーナはスノウさんにも挨拶した。
「スノウ、暇なときは遊びに来てよ。ユキも連れて」
「ええ。お友達も連れてきます」
「にゃあ。あのね、オオカミと、キツネのお友達もいるの」
「へえ、会ってみたいね」
なんか楽しそうだ。
周りを見ると……ロッソたちは獣人の作業員たちとワイワイしながら食べてるし、料理人たちは味変したり、料理に対し意見交換をしてる。
すると、サンドローネが俺の隣へ。
「料理人たち、どう?」
「みんな筋がいいし、俺のレシピを改良して、さらに美味い丼飯を作るかもな。こりゃ期待できる」
「そうね。ね……ゲントク、あなた、ここの店のオーナーにならない?」
「え?」
「トレセーナは腕利きの料理人。あなたの考えるレシピ、まだあるんでしょ? そのレシピをここで公開してみるつもりある? もちろん、オーナー権限で、売り上げの一部はあなたのものよ」
「俺が、オーナーって……俺は魔道具技師だぞ」
「だから、普段はトレセーナに任せて、あなたが思いついたときに、店に顔を出して、あなたの考える料理を作るのよ。評判がよければ、他の支店でも出せるしね」
「…………」
悪くないかもしれん。
俺の男の一人暮らし料理はまだある。麺類、デザートもある。
「わかった。オーナーの件、引き受ける。でも本当に思いついた時にしかやらんぞ?」
「それでいいわ。ふふ、楽しみね」
こうして、アレキサンドライト商会の新事亭業、飲食店の準備は終わった。
店の名前は『アレキサンドライト丼飯』に決まった。めちゃくちゃ言いにくいな。
俺の家の近くにオープン予定の『アレキサンドライト丼屋・第一支店』……さてさて、どうなることやら。
まあ、俺は通うつもりだけどな!!
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