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堕ちる
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バンッ!!…
ロード「がぁっ!」
銃弾は目に当たりロードは倒れた。
ハロルド「…はぁ」
ハロルドはサリスをロードから引き離し上着をかける。
ハロルド「にいちゃん?…にいちゃん大丈夫?」
泣きそうな声で問いかける弟の声にサリスは虚な目で見ている。
ハロルド「にいちゃん…にいちゃん…」
兄の手を握り必死に問いかける、落ちた涙が手に当たった時、兄は弟の手をそっと握り返した。
ハロルド「!……にいちゃん?」
サリス「………こ…ろし…て…」
ハロルド「!!」
サリス「ころして…」
ハロルド「……っ…に」
サリス「おねがい…!」
ハロルド「……」
サリス「おれは…」
ハロルド「!」
兄が何を言おうとしたのかはわからない…いや…分かりたくなかった…
ハロルドはサリスの口を塞ぎ、抱きしめる。
サリス「!?」
口の中に舌が入ってくる…
サリス「んん…」
長い、深い、無味のキス…
舌が離れサリスはハロルドを見る。
サリス(あぁ…そうか……)
ハロルド「…とにかくここ出よう」
ギュゥ…
サリスは服を掴みハロルドを制止した。
ハロルド「にいちゃん?」
サリス「…」
ハロルド「!?」
サリスはハロルドの手を自分の胸に当て、艶かしく…微笑った。
サリス「なぁ… 抱いてくんね?」
僕はその瞬間、糸が切れた…
おしまい
ロード「がぁっ!」
銃弾は目に当たりロードは倒れた。
ハロルド「…はぁ」
ハロルドはサリスをロードから引き離し上着をかける。
ハロルド「にいちゃん?…にいちゃん大丈夫?」
泣きそうな声で問いかける弟の声にサリスは虚な目で見ている。
ハロルド「にいちゃん…にいちゃん…」
兄の手を握り必死に問いかける、落ちた涙が手に当たった時、兄は弟の手をそっと握り返した。
ハロルド「!……にいちゃん?」
サリス「………こ…ろし…て…」
ハロルド「!!」
サリス「ころして…」
ハロルド「……っ…に」
サリス「おねがい…!」
ハロルド「……」
サリス「おれは…」
ハロルド「!」
兄が何を言おうとしたのかはわからない…いや…分かりたくなかった…
ハロルドはサリスの口を塞ぎ、抱きしめる。
サリス「!?」
口の中に舌が入ってくる…
サリス「んん…」
長い、深い、無味のキス…
舌が離れサリスはハロルドを見る。
サリス(あぁ…そうか……)
ハロルド「…とにかくここ出よう」
ギュゥ…
サリスは服を掴みハロルドを制止した。
ハロルド「にいちゃん?」
サリス「…」
ハロルド「!?」
サリスはハロルドの手を自分の胸に当て、艶かしく…微笑った。
サリス「なぁ… 抱いてくんね?」
僕はその瞬間、糸が切れた…
おしまい
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