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香川 みぃさ

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現実とは

新生活

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息子が産まれて4ヶ月が経った。可愛い息子の成長を喜びこの命を守れたことへ喜びは言葉に出来ないほどだった。
その反面、
高校卒業した同級生たちを横目に卒業出来なかった私は本当に取り残された様な気持ちになっていた。
これから先仕事とかどうしたらいいのだろう、、、。

そんな時「通信に行かない?」
母の言葉だった。
高校3年の途中まで行っていた私は一年あれば通信科で卒業が出来ると言う事だった。

高校卒業していないと就職に響く事を心配し、母はずっと通信科の事を考えてくれていたのだった。
母は昔から頭がよく看護士の資格も持っていた。

母に甘えさせてもらい一年間通信科に通うことになった。通っていた高校に問い合わせ手続きすると、たったの5教科単位が取れれば卒業できるらしい。

私は息子のおっぱいの時間が終わると勉強をしてレポートを完成させると言う様に毎日育児と勉強に追われた。車の免許も取った。夏頃からはアルバイトにも行った。

仕事が終わって疲れて帰ってくると息子の笑顔に救われる毎日だった。

半年たったころ。高校の一つ上の先輩からメールが届く様になっていた。私が学校を辞めて未婚で子供を産んだと聞いて、心配してくれたようだった。

彼は高校の時から私に想いを寄せてくれていたようで、私が辞めてしまい諦めようとしていたが、私が酷い扱いをされ未婚の母になっていることを聞いて、
いてもたってもいられなくなったと言っていた。
良い人だった。誠実で息子を気にかけてくれて、いつしか心の支えになってい
た。

時々会う様になり息子に会うと嬉しそうに抱っこして一緒に遊んでくれた。息子も懐いていた。
少しヤキモチやきなところはあったが息子と私を愛してくれていた。

一年後私は通信科を卒業し、
観光地の受付をしていた私はそんな彼との結婚も考える様になっていた。

息子が1歳半になり
彼からプロポーズされた。
「君と息子を幸せにしたい。この結婚で下の子が産まれたとしても、息子を産んだ事を後悔させたりしない。」
と言ってくれ、父の戸籍に入っていた息子を養子として迎えてくれたのだ。
私の両親も礼儀正しくまじめに働く彼を気に入ってくれ祝福してくれた。

彼は実家暮らしで、実家のラーメン屋さんの二店舗めを経営しており私もそこで一緒に働くことになった。

文字通り幸せな家庭だった。
2年後子供を望んでいた私たちは妊娠が判明し、抱き合って喜んだ。
「パパ大好き!」息子はもうすぐ3歳になろうとしていた。






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