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人の弱さ
生活の変化
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彼はその後ますますおかしくなっていった。
仕事をしていてもぼーっとして立っていたり、死にたいと毎日の様に言う様になっていた。
その事を彼の両親に話すと店をしばらく休もうと言うことになった。
実家暮らしの為住むところには困らなかったが、収入がなくなり生活が苦しくなっていった。祖母が作った野菜や買って来てくれた卵で食べる物を作った。
息子が大好きなお肉を食べさせてあげれなくなっていた。
私は彼が落ち着いている昼間はアルバイトに行くようになり、そのお金で息子にウインナーを買ってやることが出来た。
しかし、彼は改善するどころかエスカレートしていった。
首を吊ろうとしたり、刃物を持ち出す。近くにある川に飛び込む。
それを止めようとする私にも暴力が始まった。
家の中にある刃物を全部隠したり紐は全て目につかないようにした。
彼は一日中自室で過ごしているがゲームをしていてキャラが死んでも私に怒りをあらわにしていた。
殴る、蹴るは日常茶飯事、時には階段から蹴り落とされたり、ベビーカーで殴られたこともあった。
階段から蹴り落とされた際に足首を骨折していたようで、次の日に私は高熱を出した。40度近い発熱に苦しむ私を彼の母親が病院へ連れていった。
病院の救急外来で点滴をしていると
彼の私を呼ぶ声が響いていた。
彼は私を見つけると点滴の管を無理矢理抜いて私を引っ張り連れて帰った。
私を医者であろうがなかろうが、男性に触らせる事を許してくれなかったのだ。
明らかに私の体に増えていくアザに彼の両親も異常を感じていた。
彼の性欲も異常だった。
一度始めると6回から7回続けてセックスをする。出血して痛みしかないため
それを拒否すると殴られた。
ガムテープで縛られて、殴りながら犯され続けた。
ただその行為が終わるのを泣きながら耐えていた。
彼が不機嫌な夜は祖母の部屋で寝た。
娘を抱いて寝ていると深夜2時頃階段を降りてくる足音が聞こえた。その足音が怖くてガクガクと震え寝たふりをしている私の頭の上で立ち止まると。
「おい 身体を貸せ」と一言だけ言って上がって言った。
私にはそれを拒む事は出来なかった。
ただ静かに二階に上がっていった。
執拗にセックスを繰り返す彼に私は悲鳴にも似た声で許しを乞う。
祖母がどんな思いでその声を聞いていたのか、私にはわからなかった、、、。
精神科受診を薦めたが彼は断固としてそれを拒否していた。
俺が入院になったらお前が寂しいだろ?俺がいないとお前はダメなんだ。俺がいないと死ぬしか無いと言い聞かされていた。いつしかそれが本当だと思うようになっていた。
そんな日々が続いたある夜、深夜2時に子供の泣く声でふと我に帰ると、私は2階の屋根の端に立っていた。
怖くなった私は寝ている主人の携帯を握りしめて母の番号を押していた。
ここ最近の出来事を全て話て助けて欲しいと助けを求めた。
母は驚き、次の朝すぐに彼の両親に会いにいった。
彼の両親と相談して警察に連絡したとのことだった。
昼過ぎに自室で過ごしていると、母が訪ねて来た。
彼はゲームをしており、一人で降りる様言われた私は一人で母の元へ行った。
すると、刑事さんらしき人が一緒にいて、私の身体を確認した。
顔面アザだらけで手足も縛られた痕や傷だらけ、足首を引きずって歩く私を見て確信した様だった。
彼を連れて行くので隠れている様に言われて別室へ移動しました。
母は側にいて私を抱きしめてくれました。
沢山の警官隊が20人位で2階へと上がって行き嫌がり暴れる彼を連れ出し、玄関先で彼に刑事さんが説明していた。
自傷、他害の疑いで貴方を精神病院へ連れて行きます。
怒鳴り散らす彼の声を聞きながら私はただ泣いていました。母はそんな私をなだめながら一緒に泣いてくれました。
仕事をしていてもぼーっとして立っていたり、死にたいと毎日の様に言う様になっていた。
その事を彼の両親に話すと店をしばらく休もうと言うことになった。
実家暮らしの為住むところには困らなかったが、収入がなくなり生活が苦しくなっていった。祖母が作った野菜や買って来てくれた卵で食べる物を作った。
息子が大好きなお肉を食べさせてあげれなくなっていた。
私は彼が落ち着いている昼間はアルバイトに行くようになり、そのお金で息子にウインナーを買ってやることが出来た。
しかし、彼は改善するどころかエスカレートしていった。
首を吊ろうとしたり、刃物を持ち出す。近くにある川に飛び込む。
それを止めようとする私にも暴力が始まった。
家の中にある刃物を全部隠したり紐は全て目につかないようにした。
彼は一日中自室で過ごしているがゲームをしていてキャラが死んでも私に怒りをあらわにしていた。
殴る、蹴るは日常茶飯事、時には階段から蹴り落とされたり、ベビーカーで殴られたこともあった。
階段から蹴り落とされた際に足首を骨折していたようで、次の日に私は高熱を出した。40度近い発熱に苦しむ私を彼の母親が病院へ連れていった。
病院の救急外来で点滴をしていると
彼の私を呼ぶ声が響いていた。
彼は私を見つけると点滴の管を無理矢理抜いて私を引っ張り連れて帰った。
私を医者であろうがなかろうが、男性に触らせる事を許してくれなかったのだ。
明らかに私の体に増えていくアザに彼の両親も異常を感じていた。
彼の性欲も異常だった。
一度始めると6回から7回続けてセックスをする。出血して痛みしかないため
それを拒否すると殴られた。
ガムテープで縛られて、殴りながら犯され続けた。
ただその行為が終わるのを泣きながら耐えていた。
彼が不機嫌な夜は祖母の部屋で寝た。
娘を抱いて寝ていると深夜2時頃階段を降りてくる足音が聞こえた。その足音が怖くてガクガクと震え寝たふりをしている私の頭の上で立ち止まると。
「おい 身体を貸せ」と一言だけ言って上がって言った。
私にはそれを拒む事は出来なかった。
ただ静かに二階に上がっていった。
執拗にセックスを繰り返す彼に私は悲鳴にも似た声で許しを乞う。
祖母がどんな思いでその声を聞いていたのか、私にはわからなかった、、、。
精神科受診を薦めたが彼は断固としてそれを拒否していた。
俺が入院になったらお前が寂しいだろ?俺がいないとお前はダメなんだ。俺がいないと死ぬしか無いと言い聞かされていた。いつしかそれが本当だと思うようになっていた。
そんな日々が続いたある夜、深夜2時に子供の泣く声でふと我に帰ると、私は2階の屋根の端に立っていた。
怖くなった私は寝ている主人の携帯を握りしめて母の番号を押していた。
ここ最近の出来事を全て話て助けて欲しいと助けを求めた。
母は驚き、次の朝すぐに彼の両親に会いにいった。
彼の両親と相談して警察に連絡したとのことだった。
昼過ぎに自室で過ごしていると、母が訪ねて来た。
彼はゲームをしており、一人で降りる様言われた私は一人で母の元へ行った。
すると、刑事さんらしき人が一緒にいて、私の身体を確認した。
顔面アザだらけで手足も縛られた痕や傷だらけ、足首を引きずって歩く私を見て確信した様だった。
彼を連れて行くので隠れている様に言われて別室へ移動しました。
母は側にいて私を抱きしめてくれました。
沢山の警官隊が20人位で2階へと上がって行き嫌がり暴れる彼を連れ出し、玄関先で彼に刑事さんが説明していた。
自傷、他害の疑いで貴方を精神病院へ連れて行きます。
怒鳴り散らす彼の声を聞きながら私はただ泣いていました。母はそんな私をなだめながら一緒に泣いてくれました。
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