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始まり
どうしたものか
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清宮さんは目を瞑り顔を上に上げた。
そして決意したのかまた話始めた。
「雛形さんから会場内に飾る花と会長と社長に贈る花束は専務の知り合いの会社が請け負うことになったから藤花花壇はキャンセルしておいてと言われました。華村さんには話して了解を得ていると…。
キャンセルの責任者は華村さんだから華村さんの名前にしとけと……
雛形さんの目の前で電話しました。
その時に会場内に飾る花をキャンセルすればキャンセル料は掛かると言われ雛形さんに伺うとじゃあ今回は花束だけキャンセルしておいてと言われ……
今日になって…花束が届いてないって聞いて…
雛形さんに電話したのですが…
電話に出なくて……
留守番電話にメッセージを入れていた時に斉條さんに……聞かれて……それで……」
清宮さんはまた目を瞑り再び目を開けて立ち上がりミーティングルームにいる人達に頭を下げた。
「申し訳ありませんでした。私がきちんと華村さんに確認していたら……こんな……ご迷惑おかけして申し訳ありません……」
こんな事をして雛形さんは何がしたかったのだろうか?
清宮さんがした事はパーティを台無しにする事だったが花束は他に頼むからって言われたからキャンセルの電話をした。
専務の名前が出た事、責任者の私も了解していると言われたなら信じてしまうだろう。
彼女は頼まれた仕事を遂行したまで……
だからといってまだ無罪放免には出来ない。
雛形さんから話を聞かなければ…
「また…あの女はトラブル起こしたのか…父親の名前出しゃ何しても許されるって思ってんのか?」
「雛形専務のお嬢さんは社内でも中々のトラブルメーカーみたいね。」
「源川課長、社内でもって…雛形を知ってるんすか?」
「専務の雛形さんは我ホテルをご贔屓にしてるせいかお嬢さんも良く利用してくれてるんだけど……内容は言えないけど…問題を……ね」
犯人は判った。
でも今は未だパーティの真っ最中。
パーティを終わらせてから事実確認をしなければ…。
「清宮さん…、申し訳ないけどここに残ってくれるかしら?信じてない訳ではないけど雛形さんからも話を聞かないとならないの。
パーティが終わり次第関係者を集めて……
市川くん、清宮さんと一緒にここにいてくれる?私は会場内に戻るから」
「解りました。」
「じゃあ、俺も一緒に会場に戻る。」
「私も戻るわ。」
私と源川課長、渉の3人はパーティ会場に戻る事にした。
藤花花壇に近藤さんには後日改めて説明と謝罪したいと話した。
パーティ会場に戻ると後少しで会長の最後の挨拶が始まる直前だった。
私たちがミーティングルームにいた時間内は何事もなく進行していた。
そして…司会者の挨拶の後に場内から暗くなりステージに会長と社長が立ちマイクに向かって話始めた。
「皆さま、今日はわが社の創立記念パーティにお越し頂きありがとうございます。
宴も酣ですがこの場をお借りしまして発表させて頂きます。
私、斎条厚之助は会長職を退き社長の斎条基介に会長と社長の兼任、副社長に専務の雛形、そして専務に斎条渉を据えたいと思います。
100年と言う節目で後進を若い者に譲る所存です。
今後とも宜しくお願い申し上げます」
会場内の招待客から盛大な拍手を専務の雛形さん、渉がステージに上がり挨拶を始めた。
我が社のスタッフは一様に驚いていたが直ぐに盛大な拍手を送った。
そして私は直ぐに社長の秘書に駆け寄り今回起こった事を話した。
秘書は直ぐに社長と会長に話をしに行きパーティが終わった後にこのホテルの応接室を借りて話をする事になった。
流石に会長と社長をミーティングに呼ぶわけにはいかない。
招待客の見送りが終わり後片付けを他のスタッフに託して応接室に向かった。
応接室に入ると会長、社長、そして専務の雛形さんと渉が既に揃っていた。
今回の事を話すと雛形専務が目を瞠り驚いていた。
流石に娘が仕出かした事を最初は信じたくなかっただろうが応接室に清宮さんを呼び話を聞くと納得しない訳にはいかなかった。
会社内で度々問題を起こしてきた娘を既に専務は信用し無かった。
「会長、社長…。この度は娘がご迷惑をかけ申し訳ありません。娘が仕出かした不始末は私の不徳の致すところ。
責任を取り今回の副社長への就任を辞任、問題が片付き次第退職を……」
「待ちなさい。
今回の事を君が責任を全て被るのは間違っている。この会社に在籍しているならば既に社会人だ。問題を起こした責任は本人が取るべきでいつまでも親が後始末したいたら成長は無い。
今回の事は明日にでも会社にて本人に問いただしその後人事とも話し合い決める。雛形専務はそのまま副社長に就任してくれたまえ。」
専務は会長に深々と頭を下げた。
「清宮君、今回の事をきちんと話してくれてありがとう。
話してくれたからこそ早い段階で解決が出来た。
ただ、スタッフに迷惑を掛けた事に関してはきちんと謝罪しなさい。
その後の事は悪いようにはしないから安心しなさい」
「あ……あ、ありがとう…ございます…」
清宮さんは涙声ながらも会長にお礼を言いお辞儀をして応接室を出た。
明日、会社で雛形さんを呼び話を聞く事になった。
非を認め謝罪が有れば良いがそうでなければ……
さて…どうしたものか……
そして決意したのかまた話始めた。
「雛形さんから会場内に飾る花と会長と社長に贈る花束は専務の知り合いの会社が請け負うことになったから藤花花壇はキャンセルしておいてと言われました。華村さんには話して了解を得ていると…。
キャンセルの責任者は華村さんだから華村さんの名前にしとけと……
雛形さんの目の前で電話しました。
その時に会場内に飾る花をキャンセルすればキャンセル料は掛かると言われ雛形さんに伺うとじゃあ今回は花束だけキャンセルしておいてと言われ……
今日になって…花束が届いてないって聞いて…
雛形さんに電話したのですが…
電話に出なくて……
留守番電話にメッセージを入れていた時に斉條さんに……聞かれて……それで……」
清宮さんはまた目を瞑り再び目を開けて立ち上がりミーティングルームにいる人達に頭を下げた。
「申し訳ありませんでした。私がきちんと華村さんに確認していたら……こんな……ご迷惑おかけして申し訳ありません……」
こんな事をして雛形さんは何がしたかったのだろうか?
清宮さんがした事はパーティを台無しにする事だったが花束は他に頼むからって言われたからキャンセルの電話をした。
専務の名前が出た事、責任者の私も了解していると言われたなら信じてしまうだろう。
彼女は頼まれた仕事を遂行したまで……
だからといってまだ無罪放免には出来ない。
雛形さんから話を聞かなければ…
「また…あの女はトラブル起こしたのか…父親の名前出しゃ何しても許されるって思ってんのか?」
「雛形専務のお嬢さんは社内でも中々のトラブルメーカーみたいね。」
「源川課長、社内でもって…雛形を知ってるんすか?」
「専務の雛形さんは我ホテルをご贔屓にしてるせいかお嬢さんも良く利用してくれてるんだけど……内容は言えないけど…問題を……ね」
犯人は判った。
でも今は未だパーティの真っ最中。
パーティを終わらせてから事実確認をしなければ…。
「清宮さん…、申し訳ないけどここに残ってくれるかしら?信じてない訳ではないけど雛形さんからも話を聞かないとならないの。
パーティが終わり次第関係者を集めて……
市川くん、清宮さんと一緒にここにいてくれる?私は会場内に戻るから」
「解りました。」
「じゃあ、俺も一緒に会場に戻る。」
「私も戻るわ。」
私と源川課長、渉の3人はパーティ会場に戻る事にした。
藤花花壇に近藤さんには後日改めて説明と謝罪したいと話した。
パーティ会場に戻ると後少しで会長の最後の挨拶が始まる直前だった。
私たちがミーティングルームにいた時間内は何事もなく進行していた。
そして…司会者の挨拶の後に場内から暗くなりステージに会長と社長が立ちマイクに向かって話始めた。
「皆さま、今日はわが社の創立記念パーティにお越し頂きありがとうございます。
宴も酣ですがこの場をお借りしまして発表させて頂きます。
私、斎条厚之助は会長職を退き社長の斎条基介に会長と社長の兼任、副社長に専務の雛形、そして専務に斎条渉を据えたいと思います。
100年と言う節目で後進を若い者に譲る所存です。
今後とも宜しくお願い申し上げます」
会場内の招待客から盛大な拍手を専務の雛形さん、渉がステージに上がり挨拶を始めた。
我が社のスタッフは一様に驚いていたが直ぐに盛大な拍手を送った。
そして私は直ぐに社長の秘書に駆け寄り今回起こった事を話した。
秘書は直ぐに社長と会長に話をしに行きパーティが終わった後にこのホテルの応接室を借りて話をする事になった。
流石に会長と社長をミーティングに呼ぶわけにはいかない。
招待客の見送りが終わり後片付けを他のスタッフに託して応接室に向かった。
応接室に入ると会長、社長、そして専務の雛形さんと渉が既に揃っていた。
今回の事を話すと雛形専務が目を瞠り驚いていた。
流石に娘が仕出かした事を最初は信じたくなかっただろうが応接室に清宮さんを呼び話を聞くと納得しない訳にはいかなかった。
会社内で度々問題を起こしてきた娘を既に専務は信用し無かった。
「会長、社長…。この度は娘がご迷惑をかけ申し訳ありません。娘が仕出かした不始末は私の不徳の致すところ。
責任を取り今回の副社長への就任を辞任、問題が片付き次第退職を……」
「待ちなさい。
今回の事を君が責任を全て被るのは間違っている。この会社に在籍しているならば既に社会人だ。問題を起こした責任は本人が取るべきでいつまでも親が後始末したいたら成長は無い。
今回の事は明日にでも会社にて本人に問いただしその後人事とも話し合い決める。雛形専務はそのまま副社長に就任してくれたまえ。」
専務は会長に深々と頭を下げた。
「清宮君、今回の事をきちんと話してくれてありがとう。
話してくれたからこそ早い段階で解決が出来た。
ただ、スタッフに迷惑を掛けた事に関してはきちんと謝罪しなさい。
その後の事は悪いようにはしないから安心しなさい」
「あ……あ、ありがとう…ございます…」
清宮さんは涙声ながらも会長にお礼を言いお辞儀をして応接室を出た。
明日、会社で雛形さんを呼び話を聞く事になった。
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さて…どうしたものか……
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