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出逢い
高校1年生 7
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──文化祭準備
買ってきた物を学校に持って行き整理しながら担当する子達に分ける。
翔子ちゃんがてきぱきと指示を出して行く。
それほど裁縫が得意でない私はちんぷんかんぷん………
買い出し部隊は買い出しがなければ只の暇人になるので各担当の御手伝いへと変貌する。
作っている最中に材料が足りなくなりまた買い出しに行かなければならなくなったが翔子ちゃんは予定があり一緒に行けないから私一人で行く事に──
既に行った事が有るから大丈夫だろうと高をを括っていた──
学校の帰りに問屋さんへ向かう。
店員さんに頼まれたメモを渡して品物を揃えてもらいチェックをしてお金を渡した。
ちょっと重たいけど持てない訳じゃない。
混雑し始めた電車の中で荷物守るように荷物を抱えた。
つり革に掴まれないから不安定です。
自宅の最寄り駅に着き真っ直ぐ家に帰ってる途中で声を掛けられる。
誰かと思いきや……
体育祭で私に絡んできたあの女子大生二人組だった─
「何か御用でしょうか?」
「話があるのよ。今なら良いでしょ」
有無を言わせない高圧的な態度です。
今なら良いって貴女方が決めないで欲しいです。
「荷物が有るので置いてきたいのですが……」
「直ぐに済むわ!」
自宅に帰したら出てこないと思っているのでしょうか?
仕方なく近くの児童公園に行きました。
流石に遊んでる子供たちはいない。
公園を入って直ぐのベンチに荷物を置いた。
「それで…お話とは?」
「前にも言ったけど華村君と別れなさいよ」
だから、私に言わずに渉さんに言って欲しいな。。。
「私に言われても…」
「アンタが付き纏ってるから華村君は迷惑してるのよ。
斎条君の妹だから邪険に出来ないでしょう。」
「渉さんだって馬鹿じゃないです。
親友の妹だからと言って迷惑ならちゃんと私に言ってきます」
「優しいから言えないのよ!」
「渉さんが貴女に言ったのですか?
私に付き纏われて迷惑してると言ったのですか?」
女子大生の目を真っ直ぐに見詰めて問い返した。
女子大生二人はキョドりながら……
「そ、そうよ。め、迷惑してるって言って……たのよ……」
深く息を吐きながら……
「本人が不在だから言った言わないを言っても仕方ないですね。
兄さんからも聞いてもらいますが渉さんにも聞きますね。」
「わ、私達が嘘を言って…ると…?」
「そういう話は他人からではなく本人から聞かないと…」
「ごちゃごちゃ言わずに華村君と別れたらいいのよ!」
「私と別れたら渉さんは貴女と付き合うのでしょうか?」
「はぁ?」
「渉さんが貴女を選んだなら潔く身を引きます。
でも…そうではないなら別れません。
他人様に言われて別れる何てしませんよ?
それとも貴女方は同じ事言われたら別れるのでしょうか?」
女子大生二人は顔を真っ赤にしてます。
それはそうだと思います。
自分達より格下だと思っている女子高生から言われてるのですから…
おまけに未だに名前を名乗らない。
失礼極まりないと思いますよ?
「なっ…なによ!歳上に向かって生意気なのよ!」
「そうよ!お子ちゃまはお子ちゃま同士で遊んでたらいいのよ!」
「お話がそれだけなら帰らせて貰います。遅くなるて言って無いので…」
材料と鞄を持ち家に帰ろうと公園の出入り口に歩きだした。
また変な人達が絡んできたな─と思っていると後ろから走って来た一人に材料の入った袋を取り上げられた。
「な、何するんですか?返して下さい。」
「アンタが別れるって言えば返してあげる…」
脅しです……
もうなりふり構ってられないんだ。
私を見る目が血走ってます。
ちょっと……かなり恐いです。
どうしようか考えあぐねていると私の後ろから声がしました。
「その紙袋を返せ。そうじゃないなら女と謂えども容赦しない…」
颯爽と現れたのは正義の味方…ではなく兄さんだった。
遅くなる連絡をしてなかったので祐佳に聞いたりして探していたらしいです。
近所の方が私と女の子二人が公園に行くのを見ていたらしく……
で、公園に来たら私が紙袋を取り上げられたのを目撃したと後から聞きました。
「体育祭の時もお前らだろ。いくら渉に相手されないからって妹に言うのはお門違いだ。
したかねぇけど…これ以上妹にちょっかい掛けるなら大学側に言って処分して貰うか?
それとも……渉に言うか?
アイツは俺よりも容赦無い─」
兄さんはそれはそれは冷たい声音で二人組に言い放った。
紙袋を取り上げた人の顔は蒼白を通り越してました。
人間の顔色がここまで変わるのを初めて見ました。
兄さんは私の横を通り抜け紙袋を取り上げた人の前に行きました。
手を差し出して無言の圧力です。
恐いです──
恐らく恐すぎて固まってしまったのでしょう。
微動だにしないその女子大生から紙袋を取り返しました。
「さっ、千比絽帰るぞ」
兄さんは私の鞄を持ち公園を出ました。
「あのな、知らん奴には着いていくな。小学生でも知ってることだ!」
と、ゲンコツを喰らいました。
兄さんの言う通りです。
家に帰るとママが心配してましたがあの二人の事は言わずに買い出しで遅くなってしまった事にした。
見目麗しい王子様は大学でもかなりモテるらしい…。
言い寄る女子大生に彼女がいるからと言ってもしつこく言い寄られてしまってるらしい…(兄さん談)
やれやれ──です
買ってきた物を学校に持って行き整理しながら担当する子達に分ける。
翔子ちゃんがてきぱきと指示を出して行く。
それほど裁縫が得意でない私はちんぷんかんぷん………
買い出し部隊は買い出しがなければ只の暇人になるので各担当の御手伝いへと変貌する。
作っている最中に材料が足りなくなりまた買い出しに行かなければならなくなったが翔子ちゃんは予定があり一緒に行けないから私一人で行く事に──
既に行った事が有るから大丈夫だろうと高をを括っていた──
学校の帰りに問屋さんへ向かう。
店員さんに頼まれたメモを渡して品物を揃えてもらいチェックをしてお金を渡した。
ちょっと重たいけど持てない訳じゃない。
混雑し始めた電車の中で荷物守るように荷物を抱えた。
つり革に掴まれないから不安定です。
自宅の最寄り駅に着き真っ直ぐ家に帰ってる途中で声を掛けられる。
誰かと思いきや……
体育祭で私に絡んできたあの女子大生二人組だった─
「何か御用でしょうか?」
「話があるのよ。今なら良いでしょ」
有無を言わせない高圧的な態度です。
今なら良いって貴女方が決めないで欲しいです。
「荷物が有るので置いてきたいのですが……」
「直ぐに済むわ!」
自宅に帰したら出てこないと思っているのでしょうか?
仕方なく近くの児童公園に行きました。
流石に遊んでる子供たちはいない。
公園を入って直ぐのベンチに荷物を置いた。
「それで…お話とは?」
「前にも言ったけど華村君と別れなさいよ」
だから、私に言わずに渉さんに言って欲しいな。。。
「私に言われても…」
「アンタが付き纏ってるから華村君は迷惑してるのよ。
斎条君の妹だから邪険に出来ないでしょう。」
「渉さんだって馬鹿じゃないです。
親友の妹だからと言って迷惑ならちゃんと私に言ってきます」
「優しいから言えないのよ!」
「渉さんが貴女に言ったのですか?
私に付き纏われて迷惑してると言ったのですか?」
女子大生の目を真っ直ぐに見詰めて問い返した。
女子大生二人はキョドりながら……
「そ、そうよ。め、迷惑してるって言って……たのよ……」
深く息を吐きながら……
「本人が不在だから言った言わないを言っても仕方ないですね。
兄さんからも聞いてもらいますが渉さんにも聞きますね。」
「わ、私達が嘘を言って…ると…?」
「そういう話は他人からではなく本人から聞かないと…」
「ごちゃごちゃ言わずに華村君と別れたらいいのよ!」
「私と別れたら渉さんは貴女と付き合うのでしょうか?」
「はぁ?」
「渉さんが貴女を選んだなら潔く身を引きます。
でも…そうではないなら別れません。
他人様に言われて別れる何てしませんよ?
それとも貴女方は同じ事言われたら別れるのでしょうか?」
女子大生二人は顔を真っ赤にしてます。
それはそうだと思います。
自分達より格下だと思っている女子高生から言われてるのですから…
おまけに未だに名前を名乗らない。
失礼極まりないと思いますよ?
「なっ…なによ!歳上に向かって生意気なのよ!」
「そうよ!お子ちゃまはお子ちゃま同士で遊んでたらいいのよ!」
「お話がそれだけなら帰らせて貰います。遅くなるて言って無いので…」
材料と鞄を持ち家に帰ろうと公園の出入り口に歩きだした。
また変な人達が絡んできたな─と思っていると後ろから走って来た一人に材料の入った袋を取り上げられた。
「な、何するんですか?返して下さい。」
「アンタが別れるって言えば返してあげる…」
脅しです……
もうなりふり構ってられないんだ。
私を見る目が血走ってます。
ちょっと……かなり恐いです。
どうしようか考えあぐねていると私の後ろから声がしました。
「その紙袋を返せ。そうじゃないなら女と謂えども容赦しない…」
颯爽と現れたのは正義の味方…ではなく兄さんだった。
遅くなる連絡をしてなかったので祐佳に聞いたりして探していたらしいです。
近所の方が私と女の子二人が公園に行くのを見ていたらしく……
で、公園に来たら私が紙袋を取り上げられたのを目撃したと後から聞きました。
「体育祭の時もお前らだろ。いくら渉に相手されないからって妹に言うのはお門違いだ。
したかねぇけど…これ以上妹にちょっかい掛けるなら大学側に言って処分して貰うか?
それとも……渉に言うか?
アイツは俺よりも容赦無い─」
兄さんはそれはそれは冷たい声音で二人組に言い放った。
紙袋を取り上げた人の顔は蒼白を通り越してました。
人間の顔色がここまで変わるのを初めて見ました。
兄さんは私の横を通り抜け紙袋を取り上げた人の前に行きました。
手を差し出して無言の圧力です。
恐いです──
恐らく恐すぎて固まってしまったのでしょう。
微動だにしないその女子大生から紙袋を取り返しました。
「さっ、千比絽帰るぞ」
兄さんは私の鞄を持ち公園を出ました。
「あのな、知らん奴には着いていくな。小学生でも知ってることだ!」
と、ゲンコツを喰らいました。
兄さんの言う通りです。
家に帰るとママが心配してましたがあの二人の事は言わずに買い出しで遅くなってしまった事にした。
見目麗しい王子様は大学でもかなりモテるらしい…。
言い寄る女子大生に彼女がいるからと言ってもしつこく言い寄られてしまってるらしい…(兄さん談)
やれやれ──です
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