私の相棒はモテモテです!

凰雅柚月

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出逢い

高校2年生 12

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────

復学の手続きをした後皆で自宅に戻りました。
祐佳はまだ授業があったのでそのまま残りました。
後で兄さんが学校に迎えに行くそうです。

ママがお茶の用意をしていたので手伝うと言ったのですが大丈夫だから座ってなさいと言ってくれたのでソファーに座りました。
私の隣には渉さんが座ってきました。
渉さんは私を静かに抱き寄せて頭を撫でてくれた。

「怖かったね…。駆け付けるのが遅くなってゴメン。」

「祐佳が一緒にいたから大丈夫。渉さんはどうして学校に?」

「うん。講義が終わった後東吾と待ち合わせしていたから向かっていたら三笠彩花を見たんだ。おかしな事に高校の制服を着ていて…。退学した高校の制服を着てるなんておかしいと思って……。
東吾に話したら今日は千比絽が復学の手続きをしに学校に行ってるって聞いたから急いで来た。
車の中から学校にも連絡して親戚に警視庁に勤めてる人がいたから話をしたら所轄の警察署に連絡してくれて警官も来てくれた…。
不法侵入だけだったら未成年だし大した罪にはならないはず。
ただ、僕と千比絽に接近禁止令が出てるにも関わらず大学に来たり高校に侵入してしまったからどうなるかは…」

そうだった…。
確か華村家から三笠家に対して示談の条件の中には渉さんと私へ接近禁止令を盛り込んであったと言っていたっけ……。
華村家と三笠家の示談の条件に私が入っているのは変だとは思うけど私へ危害を加えないとも言えないので絶対条件にしたそうです。

渉さんのお母様が……!

今回の事で校内で私へ接近した事や大学まで渉さんに会いに行ったことで華村家から三笠家に弁護士を通して抗議をした。
示談の条件を守らなかった場合には裁判になる。

只でさえ縁続きの新発田家の事件で三笠家は打撃を受けてる。
裁判となれば会社にかなりの打撃を受けてしまうだろうが……。

同情は出来ない。

彼女は…いや、彼等はこうなっても気付きもしないだろうか?
どれだけ自分達が勝手な事をしてきたのか…。
どれだけ自分達が人を傷つけてきたのか…。

相手に致命傷を与えても平気なくせにそのくせ自分達は針を刺した位の小さな傷口でも大袈裟に痛がる。


《人を故意に傷つけてはいけない》


幼い頃より私達兄弟はずっと言われてきた。
人を傷つければその何倍も自分が傷つく事になると。
今、彼女らはそれを感じているだろうか?
今回の事で少しでも感じて欲しいと切に願う………。








────夕方

祐佳が我が家に来て賑やかな夕食会となった。
背中にあった重たい荷物が無くなってやっと身が軽くなったように感じる。
復学して直ぐにテストがあるが勉強の遅れは殆ど無い。
渉さんと祐佳がカテキョしてくれていたお陰です。
持つべきものは勉強の出来る彼氏と親友ですね!



登校すると周囲はざわついている。
新発田直己がばら蒔いた噂は全校生徒が知っている。
クラスメイトにはきちんと説明は出来たが他の生徒たちには説明してないから仕方ない。
私は悪いことをしてないのだから堂々としていれば良い。
卑下する事はない!!


と、兄さんが言ってくれました。
パパが本当は言いたかったのだが兄さんが先に言ってしまったので何も言えなくなったとママが教えてくれた。


今日からまた穏やかな日が始まる!


と、いいな。。。。
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