75 / 83
出逢い
高校3年生 21
しおりを挟む
────
沖縄の空は快晴で本州とは違い暖かく持ってきたコートは必要なかった。
昼過ぎからしか動けなかったので近くの海辺を散策することにした。
その前にホテルの近くの食堂でソーキそばを食べる。
地元の人に人気のお店なのか混雑していたが直ぐに座れた。
初めて食べるソーキそばは肉うどんみたいで食べやすく美味しかった。
夜も営業しているようなのでまた夜に来ることにした。
やはり旅行に来たならそこの地元の料理を地元の料理屋さんで食べたい。
それはパパの持論でホテルのレストランや旅館の食事も美味しくて良いがやはり地元の料理屋さんで地元の食材を使った料理を食べるのも旅の楽しみ方だと…
本州の海と違い真っ白な砂浜に真っ青な碧い海が綺麗で言葉にならない。
渉さんと手を繋ぎ歩く。
ずっと受験勉強ばかりでデート何てしてなかった。
家庭教師をしてくれていたからそれがお家デートだと言われればそうかも知れないけど……
浜辺に座り二人で海を眺めていた。
穏やかな時間を過ごせるのは凄く幸せで…。
そんな時、渉さんが口を開いた。
「千比絽…僕と結婚して欲しい?」
………??
えっ?
結婚???
「けっ、けっこん??」
「うん。僕と結婚して?」
突然のプロポーズで驚きすぎて言葉が出ません…。
ふと、思い出す…。
お祖父様のお見舞いに行ったときにお祖父様が渉さんに言っていた事を……。
「あの……お祖父様の言っていた事を…?」
「会長に言われたからではないけど切っ掛けではある。
僕はずっと前から言ってきたよね?
千比絽は婚約者だって…」
「あれは…、でも…」
「僕は初めて千比絽と会った時から先のことまで考えていたから婚約者だって言ってきたんだよ?
訳の分からない人間を蹴散らす為に言ってきた訳じゃない。
斉條グループの総帥になりたい別けでもない。
千比絽との結婚にその条件が付くなら全て受け入れるつもりだ。
婿養子になれと言うならなるよ。
僕の両親にも話して了承は貰ってる。
あとは…千比絽次第だよ」
「お祖父様が言った事を気にしているの?」
「本当は千比絽が大学を卒業してからと思っていたけど東吾が結婚して婿養子に行ってしまうし会長が病院で言ってくれた事で決心したんだ。
まぁ、予定より早まってしまったけどね」
結婚……
いきなり過ぎて頭の中はフリーズ状態…。
まだ大学に入ったばかり(入学式はまだだけど)で結婚何てまだまだ先の事だと思っていたし…
渉さんと結婚……
実感がない…
お祖父様が言ったから?
でも…ずっと考えてくれてたって言ってたし……
どうなんだろう……
考えていると渉さんが穏やかな笑顔で言った。
「今すぐに返事は出来ないのは分かってる。
僕の気持ちは千比絽のご両親には話してあるし後は千比絽次第だと言ってくれたから反対はされてないと僕は思ってる。」
昨日から初めてだらけで少し混乱気味です。
キャパオーバーです…。
それでもせっかく来た沖縄ですから楽しまなきゃです…。
ホテルに戻りシャワーを浴びて着替えてから地元の沖縄料理を食べさせてくれるお店に行きました。
ゴーヤーチャンプルや海ブドウ……
ラフテーが美味しくてご飯が進みます。
美味しい沖縄料理を堪能してその日はゆっくり眠りました。
────
次の日は朝からレンタカーを借りて観光地巡りをした。
行きたい場所に行こうとしたら1日2日じゃ回りきれない。
それでも沖縄に来たのだからひめゆりの塔、首里城公園に行った。
私と同じ年頃の女性達が戦争の犠牲になった場所。
歴史を勉強する度に思う…。
もう2度と戦争の悲劇を繰り返してはいけないと…。
世界中から戦争が無くなればいいのにと……。
ゆっくりと資料館を見て回り首里城公園に行く。
日本のお城とは違い中国の城に近い造りで歴史を感じる。
今の首里城は戦争の影響で1度は焼失しているけどその後再建されている。
1つ1つをゆっくり見て回るには時間が足りない。
次に来る時にはもう少し勉強してから訪れたいと思った。
2泊3日の沖縄旅行はあっという間に終わってしまったけど人生初の事ばかり起きてしまった旅行でもあった。
沖縄の空は快晴で本州とは違い暖かく持ってきたコートは必要なかった。
昼過ぎからしか動けなかったので近くの海辺を散策することにした。
その前にホテルの近くの食堂でソーキそばを食べる。
地元の人に人気のお店なのか混雑していたが直ぐに座れた。
初めて食べるソーキそばは肉うどんみたいで食べやすく美味しかった。
夜も営業しているようなのでまた夜に来ることにした。
やはり旅行に来たならそこの地元の料理を地元の料理屋さんで食べたい。
それはパパの持論でホテルのレストランや旅館の食事も美味しくて良いがやはり地元の料理屋さんで地元の食材を使った料理を食べるのも旅の楽しみ方だと…
本州の海と違い真っ白な砂浜に真っ青な碧い海が綺麗で言葉にならない。
渉さんと手を繋ぎ歩く。
ずっと受験勉強ばかりでデート何てしてなかった。
家庭教師をしてくれていたからそれがお家デートだと言われればそうかも知れないけど……
浜辺に座り二人で海を眺めていた。
穏やかな時間を過ごせるのは凄く幸せで…。
そんな時、渉さんが口を開いた。
「千比絽…僕と結婚して欲しい?」
………??
えっ?
結婚???
「けっ、けっこん??」
「うん。僕と結婚して?」
突然のプロポーズで驚きすぎて言葉が出ません…。
ふと、思い出す…。
お祖父様のお見舞いに行ったときにお祖父様が渉さんに言っていた事を……。
「あの……お祖父様の言っていた事を…?」
「会長に言われたからではないけど切っ掛けではある。
僕はずっと前から言ってきたよね?
千比絽は婚約者だって…」
「あれは…、でも…」
「僕は初めて千比絽と会った時から先のことまで考えていたから婚約者だって言ってきたんだよ?
訳の分からない人間を蹴散らす為に言ってきた訳じゃない。
斉條グループの総帥になりたい別けでもない。
千比絽との結婚にその条件が付くなら全て受け入れるつもりだ。
婿養子になれと言うならなるよ。
僕の両親にも話して了承は貰ってる。
あとは…千比絽次第だよ」
「お祖父様が言った事を気にしているの?」
「本当は千比絽が大学を卒業してからと思っていたけど東吾が結婚して婿養子に行ってしまうし会長が病院で言ってくれた事で決心したんだ。
まぁ、予定より早まってしまったけどね」
結婚……
いきなり過ぎて頭の中はフリーズ状態…。
まだ大学に入ったばかり(入学式はまだだけど)で結婚何てまだまだ先の事だと思っていたし…
渉さんと結婚……
実感がない…
お祖父様が言ったから?
でも…ずっと考えてくれてたって言ってたし……
どうなんだろう……
考えていると渉さんが穏やかな笑顔で言った。
「今すぐに返事は出来ないのは分かってる。
僕の気持ちは千比絽のご両親には話してあるし後は千比絽次第だと言ってくれたから反対はされてないと僕は思ってる。」
昨日から初めてだらけで少し混乱気味です。
キャパオーバーです…。
それでもせっかく来た沖縄ですから楽しまなきゃです…。
ホテルに戻りシャワーを浴びて着替えてから地元の沖縄料理を食べさせてくれるお店に行きました。
ゴーヤーチャンプルや海ブドウ……
ラフテーが美味しくてご飯が進みます。
美味しい沖縄料理を堪能してその日はゆっくり眠りました。
────
次の日は朝からレンタカーを借りて観光地巡りをした。
行きたい場所に行こうとしたら1日2日じゃ回りきれない。
それでも沖縄に来たのだからひめゆりの塔、首里城公園に行った。
私と同じ年頃の女性達が戦争の犠牲になった場所。
歴史を勉強する度に思う…。
もう2度と戦争の悲劇を繰り返してはいけないと…。
世界中から戦争が無くなればいいのにと……。
ゆっくりと資料館を見て回り首里城公園に行く。
日本のお城とは違い中国の城に近い造りで歴史を感じる。
今の首里城は戦争の影響で1度は焼失しているけどその後再建されている。
1つ1つをゆっくり見て回るには時間が足りない。
次に来る時にはもう少し勉強してから訪れたいと思った。
2泊3日の沖縄旅行はあっという間に終わってしまったけど人生初の事ばかり起きてしまった旅行でもあった。
0
あなたにおすすめの小説
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる