8 / 40
8話
しおりを挟む
あの日、俺がもはや人とは呼べないものになった直後の話だ。
「主水、そっちの死体を持ってくれ」
俺たちは下半身だけになったニセ警官の身体を肩に担いだ。
その時点で俺は茫然自失状態。トリエステに言われるままになっていた。
「私と君とで血を半々にしたようなものだからの。ふらふらするのは仕方ない。あとで補給することにしよう」
「それって……血を吸うってことか」
「当たり前じゃ」
俺がいざ歩きだそうとしたところで、ズボンがストンと地面に落ちた。慌てて片手でズボンを引き上げたが、どうもおかしい。ベルトをしていてもぶかぶかなのだ。
ズボンだけじゃない。愛用のパンツもそうだ。あやうくずれ落ちかけている。
「って、なんだ俺⁉ 痩せてる⁉」
「いちいち説明せんといかんのか。めんどくさいのぉ」
「まさか雰囲気みて納得しろってか? 悪いが俺の頭の中は絶賛ぐちゃぐちゃなんだよ! 必要な説明はしてもらわないとこっちも困る。あんたも後から文句言われたくないだろ」
トリエステは「仕方ないの」とため息をもらし、簡単な説明をはじめた。
血盟の兄弟、つまり吸血鬼たちのコミュニティがこの世にはあるらしい。血盟の兄弟は略してBBともいう。
さて、この吸血鬼になった者は驚きの特典をいくつも得ることになる。
わかりやすいところでは、吸血鬼は最も充実した姿を手に入れるというものだ。
過去痩せていた者はその姿に、年老いた者は若々しく。
トリエステに言わせれば、今の俺は十代中頃の顔姿になっているらしい。
正確に言うと、過去の自分に戻るというよりは、その者にとって最適な、要するに魅力的な状態となるらしかった。
「それじゃあ、トリエステ。あんたはどうなんだ。まさか子供の頃に吸血鬼になったのか?」
「いや、わしは特別なんじゃ。ベテランと言うべきかな。ある程度姿を自由に変えられるというわけで」
「じ、自由に?」
「血を吸う行為は、ビタミンやミネラルなどの養分を取り込む他に、相手の生命力を摂取するということなんじゃ。インド風に言えばプラーナというのかの」
「……ほ、ほう」
「それと一緒にその者の遺伝情報も取り込むことになる。例えるなら生命の設計図を手に入れるということじゃ。それを元に自分の姿を書き換えることができるというわけじゃ」
「つまりそれができるようになるまでは長年かけてコツを掴む必要があると……」
「うむ。じゃが、当面は気にする必要ないじゃろ。血を得れば得るほど、人から見た魅力が勝手に増していく。そのことだけわかってれば良い」
俺たちはいつの間にか、神社のところまで歩いていた。暗闇を選んで進んでいたから、さほど怪しまれなかっただろう。
「死体はここに置いていこう」
「ここって神社の裏に⁉」
「後でロッジに連絡する。死体はそいつらに回収させるから問題ない」
「ロッジ?」
俺が聞き返すと、トリエステは頭を掻いた。それからまためんどくさそうに説明をした。
「ロッジというのは各地に存在するBBの活動拠点みたいなもんじゃ。事務所ぐらいに考えておけ」
「なるほど……」
「お前のことも報告せんといかんし、なんだかダルくなってきたのお。まあ、そのうち主水も加盟の儀式に参加するだろうから心の隅に留めておけ」
「なんだって?」
「我々にもルールと責任があるということじゃ。そのルールと責任は当然、主水にも守ってもらうことになる」
「ルールって例えば?」
「例えば子どもには手を出すなとかな」
自由気ままかと思いきや、彼らにも色々しきたりがあるようだ。
手間を取らせて悪い気がしてきたが、聞きたいことは山ほどあった。
「なんとなくロッジは理解した。それで俺たちを襲ってきたこの男たちは何者なんだ?」
「なんでもよかろう。機関でも組織でも教会でも騎士団でも好きに呼べ」
「つまり、それにトリエステは関係してると? 組織に追われてたとか? 捕まったところを逃げ出したとか」
「まぁな。とにかく私はまどろっこしいことが嫌いなんでな。それについては、また気が向いた時に説明しよう」
「そうか……悪かったな」
確かに。これ以上聞いても整理できる自信がなかった。おいおい訊ねることにするか。
俺はとりあえず今生きている喜びを噛み締めることにした。
考えてみれば。公園で倒れているトリエステに近づいた時点で、俺は一方的に血を吸われていてもおかしくなかったはずなのだ。それをしなかったってことは、この女はつまり『そういう』奴なのだろう。
もちろんそれもルールということなのかもしれないが、どうもそれ以上の、形容し難い小さな信頼感を俺は密かに抱いていた。
ともかく俺はトリエステが悪い奴とは思えないし、それが何より重要だったのだ。
「ちょ、ちょっと待ってくれ」
神社を立ち去る時、俺はある重大な事を思い出した。
「やばい。コミケの紙袋……」
「なんじゃ?」
「しまった」俺は頭を抱えた。「戦利品、どっかに落としてきた」
するとトリエステはふふふふと笑いだした。口を手で押さえて笑うと、ほんとにあどけない少女のようだった。
そんな様子を呆然と見つめていた俺も、いつの間にか、つられて笑っていた。
「そうか。大した問題じゃなかったな」
「さっきは面倒とか言って悪かったの。主水のお陰で命を助けられたのじゃった。感謝しとるぞ」
トリエステはその場でぴょんと跳び上がると、俺の頬にキスをした。
ほっぺたとはいえ、生まれて初めてだ。悪い気分なわけがないだろう。
俺は少し照れながらも、手を差し出す。
「こちらこそありがとう。気をつけて帰れよ」
トリエステは目をつむり、俺の手を握り返すのだった。
「主水、そっちの死体を持ってくれ」
俺たちは下半身だけになったニセ警官の身体を肩に担いだ。
その時点で俺は茫然自失状態。トリエステに言われるままになっていた。
「私と君とで血を半々にしたようなものだからの。ふらふらするのは仕方ない。あとで補給することにしよう」
「それって……血を吸うってことか」
「当たり前じゃ」
俺がいざ歩きだそうとしたところで、ズボンがストンと地面に落ちた。慌てて片手でズボンを引き上げたが、どうもおかしい。ベルトをしていてもぶかぶかなのだ。
ズボンだけじゃない。愛用のパンツもそうだ。あやうくずれ落ちかけている。
「って、なんだ俺⁉ 痩せてる⁉」
「いちいち説明せんといかんのか。めんどくさいのぉ」
「まさか雰囲気みて納得しろってか? 悪いが俺の頭の中は絶賛ぐちゃぐちゃなんだよ! 必要な説明はしてもらわないとこっちも困る。あんたも後から文句言われたくないだろ」
トリエステは「仕方ないの」とため息をもらし、簡単な説明をはじめた。
血盟の兄弟、つまり吸血鬼たちのコミュニティがこの世にはあるらしい。血盟の兄弟は略してBBともいう。
さて、この吸血鬼になった者は驚きの特典をいくつも得ることになる。
わかりやすいところでは、吸血鬼は最も充実した姿を手に入れるというものだ。
過去痩せていた者はその姿に、年老いた者は若々しく。
トリエステに言わせれば、今の俺は十代中頃の顔姿になっているらしい。
正確に言うと、過去の自分に戻るというよりは、その者にとって最適な、要するに魅力的な状態となるらしかった。
「それじゃあ、トリエステ。あんたはどうなんだ。まさか子供の頃に吸血鬼になったのか?」
「いや、わしは特別なんじゃ。ベテランと言うべきかな。ある程度姿を自由に変えられるというわけで」
「じ、自由に?」
「血を吸う行為は、ビタミンやミネラルなどの養分を取り込む他に、相手の生命力を摂取するということなんじゃ。インド風に言えばプラーナというのかの」
「……ほ、ほう」
「それと一緒にその者の遺伝情報も取り込むことになる。例えるなら生命の設計図を手に入れるということじゃ。それを元に自分の姿を書き換えることができるというわけじゃ」
「つまりそれができるようになるまでは長年かけてコツを掴む必要があると……」
「うむ。じゃが、当面は気にする必要ないじゃろ。血を得れば得るほど、人から見た魅力が勝手に増していく。そのことだけわかってれば良い」
俺たちはいつの間にか、神社のところまで歩いていた。暗闇を選んで進んでいたから、さほど怪しまれなかっただろう。
「死体はここに置いていこう」
「ここって神社の裏に⁉」
「後でロッジに連絡する。死体はそいつらに回収させるから問題ない」
「ロッジ?」
俺が聞き返すと、トリエステは頭を掻いた。それからまためんどくさそうに説明をした。
「ロッジというのは各地に存在するBBの活動拠点みたいなもんじゃ。事務所ぐらいに考えておけ」
「なるほど……」
「お前のことも報告せんといかんし、なんだかダルくなってきたのお。まあ、そのうち主水も加盟の儀式に参加するだろうから心の隅に留めておけ」
「なんだって?」
「我々にもルールと責任があるということじゃ。そのルールと責任は当然、主水にも守ってもらうことになる」
「ルールって例えば?」
「例えば子どもには手を出すなとかな」
自由気ままかと思いきや、彼らにも色々しきたりがあるようだ。
手間を取らせて悪い気がしてきたが、聞きたいことは山ほどあった。
「なんとなくロッジは理解した。それで俺たちを襲ってきたこの男たちは何者なんだ?」
「なんでもよかろう。機関でも組織でも教会でも騎士団でも好きに呼べ」
「つまり、それにトリエステは関係してると? 組織に追われてたとか? 捕まったところを逃げ出したとか」
「まぁな。とにかく私はまどろっこしいことが嫌いなんでな。それについては、また気が向いた時に説明しよう」
「そうか……悪かったな」
確かに。これ以上聞いても整理できる自信がなかった。おいおい訊ねることにするか。
俺はとりあえず今生きている喜びを噛み締めることにした。
考えてみれば。公園で倒れているトリエステに近づいた時点で、俺は一方的に血を吸われていてもおかしくなかったはずなのだ。それをしなかったってことは、この女はつまり『そういう』奴なのだろう。
もちろんそれもルールということなのかもしれないが、どうもそれ以上の、形容し難い小さな信頼感を俺は密かに抱いていた。
ともかく俺はトリエステが悪い奴とは思えないし、それが何より重要だったのだ。
「ちょ、ちょっと待ってくれ」
神社を立ち去る時、俺はある重大な事を思い出した。
「やばい。コミケの紙袋……」
「なんじゃ?」
「しまった」俺は頭を抱えた。「戦利品、どっかに落としてきた」
するとトリエステはふふふふと笑いだした。口を手で押さえて笑うと、ほんとにあどけない少女のようだった。
そんな様子を呆然と見つめていた俺も、いつの間にか、つられて笑っていた。
「そうか。大した問題じゃなかったな」
「さっきは面倒とか言って悪かったの。主水のお陰で命を助けられたのじゃった。感謝しとるぞ」
トリエステはその場でぴょんと跳び上がると、俺の頬にキスをした。
ほっぺたとはいえ、生まれて初めてだ。悪い気分なわけがないだろう。
俺は少し照れながらも、手を差し出す。
「こちらこそありがとう。気をつけて帰れよ」
トリエステは目をつむり、俺の手を握り返すのだった。
0
あなたにおすすめの小説
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる