人間は怖いので嫌いです

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ロキ「…あの」 
「えっと…」

ルーラ「ん?どうしたんだ?」
ライラ「どしたのー?ロキー?」

ロキ「…っ…して…しい…す」

ライラ「ごめんねー!もう1回言ってくれないちょっと俺耳が弱くて?」

ロキ「だっ…して…しいです」

ルーラ「抱っこして欲しいの?」

僕は首を縦に振った
まだ甘えるのは恥ずかしいが甘えたい
そんな曖昧な感情を口に出すのも嫌になり
自分の中で自己矛盾を起こした

でも優しいルーラさんやライラさんは聞き取りにくいだろうに僕の気持ちをわかってくれた

ルーラ「どっちだ?」

ロキ「両方にされたいですそれと…頭も撫でて欲しいで…す」

我儘だそれは分かってる

でも

でも

でも

でも



2人の甘い香りと雰囲気に飲まれるいや飲まれに行ってしまう

好きの気持ちが膨張する

生まれてから誰にも

愛されなかった

撫でられなかった

ハグをされなかった

だから!!!だからさぁ…
最近自分の気持ちがぐちゃぐちゃになっているのを感じる

上手く言語化出来ない…

本にも出てこない…こんな感情


ライラ「じゃあー最初俺ねー」
ルーラ「いやいやいや!俺だろ!ロキもそう言ってる」
ライラ「言ってないよぉーロキはー俺がいいって言ってたのー」
ルーラ「ロキ!俺だよな?」

身体が宙に浮く考え事をしている間にライラさんとルーラさんが何か話していたみたい

目線をあげたらルーラさんの顔が眼前にあった

はわわ

ライラ「ちょっとーーー!!狡いよー」
ルーラ「ずるくねぇよロキはほんと可愛いな!」
ロキ「あ…りがとうございます」
ライラ「ロキは何照れてんのーー俺もいるよぉー!」
「二人の世界に入らないでーーー」

ライラさんの手が上に行く
僕はそれを呆然と眺めていた

ぽふっ   

頭に手が乗ったと思ったら左右に揺れる

ルーラ「ロキは手伝いもしてくれるし可愛いし」

ルーラさんから紡がれる賛辞の言葉

このような言葉をここに来るまで言われた事がなかった

ここに来てから初めての体験が多い

褒められたり 撫でられたり ハグをされたり

叱られなかったり 殴られなかったり 家を追い出されなかったり

それこそまるで本の中に出てくる物語みたいな生活を送っている

2人に愛でられて過ごす
モチくんも僕に優しく可愛く甘えてくる
モチくんのご両親も僕に優しく
「いつもモチをありがとうねこれあげるよ」
などいい僕にお菓子などくれる

まるで僕が忌み子ではなかったかのように過ごせる

僕がすっごい鏡を見るのが嫌で心がぐちゃぐちゃになった日があった
そしたら次の日鏡がなくなっていた

そのことについて言及するのもなんかあれかな?とか思って言わなかったが僕は2人の優しさにずっと触れてる

やっぱり人間は嫌だな…
それを改めて自覚する日になった
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